RiJS2021のXIゴレースを完走した感想(LV 07:W3-1 けものの国・ウージーと追いかけっこ)
――ここまでのあらすじ――
第1コーナーに入っていくXIのお兄さんたち!
ハナを進むのはYUDAIお兄さん!
つづいてCyclone兄貴
まるお兄さんこの位置につけています
あびっさん、最後方からのスタートとなりました
先頭からシンガリまで およそ331バ身(秒速15m、1バ身=2.4m換算)
第2コーナーを抜けて先頭はYUDAIお兄さん!
内から上がってきたのはまるお兄さん!
つづいてCyclone兄貴!
まくって上がってくるあびっさん! 横一線に並んだぞォ!
レースは向こう正面「けものの国」に入ります!
3-1「ウージーと追いかけっこ」
動画時間16:22、先頭のYUDAIお兄さんがワールド3「けものの国」に入っていきます。
画面右側の細い道を、前作「XI JUMBO」でもおなじみの敵キャラクターであるウージーが走り抜けていきます。ウージーは直接こちらへ攻撃してくることはありませんが、敵キャラクター扱いなのでちゃんと爆風を当てて倒さないとCompleteクリアになりません。
つまり今回はAny%なので特に関係ありません。なんなら今回のプレイはRTAなので、ちゃーんとチャート通りに走っていればクリアのついでに倒せます。
3-1-1「チクリの壁地帯」
チクリ7体と、2の目のダイス数個が配置されています。何度も言っていますがAny%なので無視します。上図のYUDAIお兄さん(16:29-16:33)はしっかり避けて通っています。
動画時間16:53左下、あびっさんの画面にご注目。
なにやらいかにもテクそうなことをしています。そう、斜め抜けです。斜めに並んだチクリのうち、右手前の2体の間をすり抜けています。ただ難しいだけで速いかどうかは定かではないです(正確に計測していないので)。
我ながらよくもまあ2回も成功させたものだと思います。……なんで2回やる必要なんかあるんですか? 理由はすぐに明らかになります。
3-1-2「大きく回るジャイロ地帯」
動画時間にして16:33から16:37まで。普通にクリアするだけなら、ジャイロに当たらないように動くだけの簡単な区間です。
最も安全なのは時計回りに回るジャイロの背を追いかけるように進むことです。ワールドを越えるごとに敵キャラクターの移動速度が速くなるため、ここのジャイロは特に注意が必要です。
YUDAIお兄さんはジャイロが通り過ぎたのを確認して、右側の道をすばやく通り抜けています。インを攻めすぎて角に引っかかったりしないかぎりは十分に通り抜けられる猶予があるのですが、こうして見るとやっぱりちょっと肝が冷えますね。
ここであびっさんの走りを見てみましょう(16:55)。
\アッ/
もはや恐れ知らずのあびっさんチャート。コンマ数秒待って右に進めばよいものを、ジャイロが突っ込んでくる軌道上に躍り出ていきます。本番でやるからにはちゃーんと過去にこのチャートを通した実績はあるのですが、今回は運悪く角に引っかかって大幅に減速、アスールくんは哀れにもジャイロの餌食となってしまいました。
危うくヴェルデくんまで失うところでしたが、2度目はインコースをしっかり見極め突破します(17:07-17:10)。他の3人はみんな右のルートを通っているだけに、1ミスしてしまったのがとても残念な区間でした。
3-1-3「前からホーミィ地帯」
動画時間16:38から。「親方! 前から女の子が!」逃げ場がないかと思いきや、よーく見ると左側に迂回路があります。
迂回路を利用するのが規定解ですが、我々には1マスあれば十分だと言わんばかりに斜め抜けで難なく通過。
日本勢はみんな斜め抜けしたくてたまらない人たちなのでこんなことやってますが、Cyclone兄貴はちゃーんと規定解通りに通過しています。よければそちらもどうぞご覧ください(17:05-17:09)。
3-1-4「スピードブーツ蛇行運転地帯」
動画時間16:43から。ここの最速チャートは議論の分かれるところで、
①スピードブーツを取り、ダイスを押さないように蛇行ルートを進む
②スピードブーツを取り、1tおもりの効果を相殺して直進ルートを進む
上記2つのチャートが主となっています。
左上画面のYUDAIお兄さんは①を実践しようとしましたが、本番の魔物のイタズラかダイスを誤って押してしまい、行く手をふさがれてしまいます。
しかし流石はお兄さん、一瞬の逡巡もなくくるりと踵を返し、②のルートへ変更。スピードブーツの効果時間中に1tおもりを取得し、1tおもりの効果を相殺して直進ルートを無事に通過しました。判断が速い。
YUDAIお兄さんは惜しくも失敗してしまいましたが、一方でまるお兄さんやCyclone兄貴がきれいに成功させています(17:02-17:08)。
ここであびっさんの走りを見てみましょう(17:16-17:22)。
2の目を押して自ら行く手をふさいだかと思いきや、ダイスとチクリの間を斜め抜け。それを4連発。ただ難しいだけと言いたいところなのですが、上手くいけば次の3の目のダイスの操作までスピードブーツの効果を維持できるので、この区間はちょっとだけ速いと自負しています。
3-1-5「3の目とチクリ」
動画時間16:54から。入口に3の目、出口には3の目が2つとその奥にチクリが一匹。このチクリは通り抜けられないので、3の目を起爆して倒す必要があります。
ド真ん中は床が抜けているので、ダイスを回り込ませる必要があります。パズル的には難しくはありませんが、RTA的には押しすぎ注意です。
3-1-6「チクリと6の目地帯」
動画時間17:05、チクリが2匹と6の目が6個。
この6の目の爆風でのみ、ウージーを倒すことができます。ここまでにもたつくと右奥の高い足場に逃げ込まれてしまいます。
パズル的には一本道なので何も難しくないです。
3-1総括
3-1における4人のスプリットタイムがこちら。
YUDAI 10:53-11:35(42秒)
まる 11:12-11:48(36秒)
あびい 11:14-12:02(48秒)(ヴェルデ単体:11:27-12:02、35秒)
Cyclone Aeroblast 11:19-12:01(42秒)
Questモードではワールドを1つクリアするごとにシステムデータのセーブをするかどうかの確認が入るのですが、日本勢はセーブせずに時間を短縮しているのに対し、Cyclone兄貴はセーブを行っているので、ほぼ同時にムッシュ☆グルマンを撃破したまるお兄さんやあびっさんより約6秒遅れてしまっています。
IGT(インゲームタイマー)での計測・比較も可能とはいえ、この「セーブをしないことでリアルタイムのロスを減らせる」という点はきちんと共有しておくべきだったと反省しています。
3-1では、YUDAIお兄さんがジグザグ地帯で大幅にロスし、まるお兄さんとの差が大きく縮まる結果となりました。あびっさんはもうRTA降りろ。
次のコースはレース的な見どころは少なめですが、ゲーム的及びRTA的な見どころは多めです。みっちり解説してまいりたいと思います。
それでは、また次の記事で。