鹿児島オフ記(2024.Aug.09.Fri)

 突然ですが鹿児島行ってきました。オフ会というやつです。

事前準備

 今回の旅行は7月26日金曜日〜7月28日日曜日の2泊3日鹿児島の旅でした。

 関東住みからすると「鹿児島に着くまでがまず大変だなこりゃ」と思うのですが、今回の目的地鹿児島にはちょうど空港があるので、同じ関東勢のU兄貴とW兄貴との3人で空路で向かうことにしました。
 予約した飛行機は「7/26(金)7:35成田空港発鹿児島空港行き」。さらにはぼく自身、飛行機に乗るのは(ほぼ)初めてだったので、万全を期すためなるべく早めに空港に到着しておきたいと考えました。

自宅〜成田空港

 「片田舎」と呼ぶには首都にほど近い、しかし首都圏とはとても呼べない、そんな「ただの田舎」、北関東は栃木県。成田空港のある千葉県までは、いったん東京都内まで南下する必要があります。
 同じく北関東(諸説あり)から成田へ向かうU兄貴とともに、まずは「京成スカイライナーで日暮里から成田空港へ向かう」ことになりました。スカイライナーだと5〜6駅程度の停車、全席指定席で所要時間1時間程度となかなか快適そうです。ちなみに本来はその間に40駅近くあるらしいです。

 京成スカイライナーの始発(日暮里駅5:45着)は、成田空港駅6:24着です。搭乗予定の飛行機は7:35発、チェックインや手荷物の受付は7:05に締切ですから、時間の心配が少し残ります。
 それではここで、我らが栃木県から日暮里までの経路をご覧ください。

???
!?!?

 そう、26日当日に宇都宮線に乗ったのでは、そもそも5時台に日暮里に辿り着くことさえ不可能なのです。
 かといって前日入りしようにも、スカイライナーの始発まで、日暮里で5時間半ほど待ちぼうけをくらってしまいます。

 ということで、じゃあいっそのこと空港に前日入りしよう、という話になりました。当日朝の始発ではなく、前日26日発の列車で空港入りしてしまおう、ということです。深夜から早朝にかけて空港構内のベンチで寝ている人も多いようなので、それにならってみることにしました。

 調べてみると、成田空港行き限定でより遅い時間に「イブニングライナー」というものが運行しているのがわかりました。最終でも日暮里23:05発→成田空港24:13着と、無理なく乗車できる見込みのため、今回はこれに乗りました。なおこのあたりで「JetStarは成田空港第3ターミナルだから降車駅は一個手前の『空港第2ビル』じゃね?」と気づく模様。

大きめの荷物

 大きめのバッグに着替えとPS4コンを詰めてクロネコヤマトでぶん投げました。営業所留めとやらも初めてやってみました。諸事情あって送り先では受け取り予定日の翌日に受け取りに行ったのですが、連絡のひとつも寄越せなかったにもかかわらず、にこやかに対応してくださって頭の上がらない思いでした。

0日目(Jul.25.Thu)

 18:00退勤のち、19時台の宇都宮線で埼玉へ。大宮で乗り換えるつもりが、3分早くアラームをかけたせいで一駅前の土呂で降りてしまう軽傷インシデントが発生。
 大宮で乗り換えて京浜東北線へ。途中で同行者のU兄貴と合流、夕食のち日暮里へ移動。
 日暮里から京成イブニングライナーで成田空港入り。チェックインや搭乗時の流れを確認し、翌AM1:30ごろターミナルのベンチで就寝。ぽやしみ〜。

1日目(Jul.26.Fri)

 午前4時、起床。時間の認識が飛んでいるので、ちゃんと寝てたらしい。5時前後にチェックインなど。6時30分ごろに第二同行者のW兄貴が合流。JetStarの鹿児島行きに乗り、射出。ここでもあびっさん、爆睡。
 午前9時40分頃、鹿児島空港に着弾——。古参囚人のW氏と邂逅を果たす。
 鹿児島空港からなんと1時間かけて鹿児島駅鹿児島中央駅。遠すぎる(寝てたけど)。本旅行主催の囚人N、および囚人Tと合流し、ついに全参加者が集合。

 追記:「鹿児島駅」と「鹿児島中央駅」で別の駅らしい。
 確かに我が宇都宮も
「宇都宮駅(JR)」
「東武宇都宮駅(東武鉄道)」
「南宇都宮駅(東武鉄道・東武日光線)」
とあるので全く人のことを言えない。

 多少のぶらつきののち、昼食へ。「しゃぶしゃぶ 八幡(はちまん)」さんで和だしと旨辛健康長寿だしの豚しゃぶをいただきました。数多の無茶で縮めてきた寿命が2億年くらい伸びた気がします。健康はタイムより重い。

 その後はラウンドワンでボウリング。地質調査などと呼んでいた時代が懐かしい
 またせっかくのラウンドワンなのでダンエボをと思ったものの、ダンエボ筐体は見つからず断念。代わりにダンアラデビューしてきました。2曲の選曲枠の両方を使ってDaisukeを選曲しましたが、ちゃんと知ってる振り付けでよかった。はじめはBasicしか遊べないけど、一度一曲通せばMaster(ダンエボ準拠の振り付け)で遊べるみたい。しっかり踊れるのでほとんどダンエボでした。なんだ、ダンエボまだ生きてるじゃん。
 ちなみにダンアラ、栃木県だと「ラウンドワン宇都宮」にしかないらしく、さらに茨城県には一台もないそう。苦しい。

 その後はハードオフ、ドンキと買い物。なぜかベイブレード大会が開かれる運びとなっており、あびっさんも急遽BEYをひとつ手にすることに。

 夕食どきとなり、夕食前に旅館へチェックイン、大きい荷物を部屋に置いていきます。6人で畳の一部屋、さながら修学旅行の様相を呈してきました。

 夕食は「麺歩 バガボンド」さん。「ここのつけ麺マジうまいです。」と言われて連れられたのに、あびっ選手渾身のまぜそば選択。おまえそういうところだぞ。
 加齢による胃袋の衰えを考慮してあびっ選手、冷静にも並盛を選択。しょうが・ラー油も抜きで頼んでしまいましたが、ちょっと物足りない感じもあったので、次回があればアリで行きたいところ。

 旅館に戻ってお風呂(最上階の露天風呂でもれなく優勝でした)を済ませたのち、チキチキBEYBLADE大会・監獄初中級EXVS杯・スト6体験会&監獄頂上決戦夏の陣が開催。ぜんぶたのしかったです。なんだかんだでザンギエフが一番手に馴染みます。

2日目(Jul.27.Sat)

 オフトゥンにもぐって気づいたら8時くらいでした。熟睡。
 朝食付きのプランということで朝食を摂りに向かうと、おかずが盛りだくさんの和食が出てきてビビるなどしました。

 その後部屋に戻って気づいたら二度寝をかましていました。本当によく寝た。

 鹿児島の炎天下の中を歩いたりバスに乗ったりして市内のスポーツセンターへ。途中の昼食はとある和食屋さんの予定でしたが、人が多くかなりの待ち時間になりそうだったのであえなく断念。近場のモスで摂ることに。

 スポーツセンターでは初挑戦のビリヤードに始まり、バドミントン、卓球、バスケットボールとそれはもうハチャメチャに運動しました。めちゃくちゃ楽しかったけど、やっぱり身体がついていかないですね。全身の筋肉が終わりを迎えました。

 帰りがてら、居酒屋で夕食。メシ全部うまかったですが特にイカの刺身が甘くてめちゃくちゃ美味しかったです。臨海県は海鮮が強くていいですね。
 ただせっかく鹿児島に来たのに酒の一滴も呑まなかったのは勿体なかった気もします。普段全く飲まないので、どこまで飲めるのかわからなかったから、とはいえ。

 2日目のトリは監獄歌謡祭'24夏。ぼくのセトリはというと濃厚とんこつを啜ったり胃がもたれたり踊りながらベース弾いたりなんJ民になったりメルヘンゲットでグワァラゴワガキーンしたり全裸でバイク乗ったり十五の君にお返事書いたりなんだってんだ歌ってたり連邦に反省を促したりラップヤダーしたりしました。このために鹿児島に来たと言っても過言ではない。またネタ仕入れておきます。

3日目(Jul.28.Sun)

 さて、最終日ですが、関東へ戻る飛行機は10:15発。朝食を摂る間もなく旅館をチェックアウト、鹿児島空港行きのバスへと向かいます。
 出発時のアクシデントにより一本遅いバスに乗るも、ギリギリで空港のチェックインに滑り込み。搭乗前検査などを済ませて、搭乗口前のお土産屋さんでさつまいもサブレ24枚入りをひっつかみ(1日目の時点でこれを買って帰ろうと決めていました)、なんだかんだで無事搭乗。あびっさん、離陸——。さらば鹿児島。

 行きは爆睡でしたが、帰りのフライトはどうにも腹痛が治まらず、幾度か座席とトイレを行き来する羽目に。

 成田空港からは再び京成スカイライナーで日暮里へ。日暮里〜大宮間でU兄貴と別れ、大宮からは宇都宮線で栃木入り。
 最寄り駅の直前でしっかりドア前を確保してスムーズに降車。あとはオウチまで歩くだけ。落ちきらぬ西陽に体力を削られつつも、なんとか帰宅を成し遂げました。対戦ありがとうございました。ちなみに翌日は普段通り出勤しました。

完走した感想

 めちゃくちゃ良い旅行でした。特にN氏の時間に余裕を持ったスケジューリングが素晴らしく、予定していた活動を滞りなく完遂してしまいました。
 他方、「真夏に九州ヤバくね?」「真夏の九州ヤバくね?」など、改善可能そうな点もいくつか見られたので、次回以降の旅行に活かしたいと思います。以下箇条書き。

  • 次は3泊4日にしよう
    (もっとのんびりしよう)

  • 徒歩移動はなるべく控えよう
    (体力の消耗を抑えよう)

  • 休息時間10時間くらいほしい
    (疲労を翌日に持ち越さない)

  • 真夏に暑い地方に行くと、人は死ぬ
    (真冬に寒い地方もやめておこう)

  • 写真を撮ろう
    (みんな撮ってたじゃん)

  • クレカの残枠は常に把握しよう
    (個人的なガバ)

 いっぱい遊んで楽しかった分、肉体をかなりいじめ抜いた4日間になったと思います。ずっとヘトヘトで歩いていたので、次はもうちょっと体力に余裕を持たせての進行でやってみたいですね。

 以上、あびっさん初の九州上陸録でした。次回はどこに行くんだろう。むしろ逆に、誰かを栃木に呼んでもいいかもしれない。

Q.栃木の魅力は?
A.ないんだな、それが

2008年「FNNスーパーニュース」


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