foufou試着会で感じたこと。これからの時代の服作りと消費について。

友達に誘ってもらって洋服の試着会へ♪
店舗での店員さんの押し売りが苦手なことやコロナの影響もあって、最近はもっぱら服もネットショッピング。そんな中での初の試着会でした。

渋谷駅からマイクロバスに揺られること20分。静かな住宅街を少し歩くと突然その場所が現れた。倉庫のような広くて開放的な空間。明るい！スタッフの方が手際良く案内してくださった。

初めて来た場所や人に緊張することも多い私だけど、今回は不思議とすんなりなじむことができた。作り手も買い手も服やファッションが大好きで、そんな愛があふれるあたたかい雰囲気が心地良かったんだろうな。

はじめての試着会。ドキドキの試着。

消毒をしっかりして、コートや手荷物を預けたらさっそく試着開始☆ハンガーにかけられたいろんなデザインや色のワンピース。ワンピース好きの私にはたまらん....！最初に目に入ったのが両サイドに大きなポケットがついた特徴的なデザインの1着。いざ試着へ～！

ベルトをしめるとウエストがしぼられて身体のシルエットがきれいに見える。とにかくこの大きなポケットがかわいい！！！

次に着たタートルネックのワンピースはに身体にフィットし過ぎず、楽チンなのにラインがきれい。程よいスリットが入ってて、脚がチラ見えするのが良い。上品さの中にも少しの抜け感がある感じがどストライク。

今日一番のお気に入り♡シャツワンピース！
友達とおそろでリンクコーデ笑。全く同じデザイン、同じサイズなのに背丈の違いでまた雰囲気やニュアンスが変わる。

このAラインがまた絶妙で、着太りして見えないのが嬉しい！しっかりハリがある生地で裾のドレープがきれいに出る♡真っ黒だから映える白ボタン。安定のモノトーン、やっぱり好き♡

全体的にシンプルだけど、スリット、ギャザーやタックの入り方、スカートのラインが絶妙。一つひとつがまさに作品というか、作り手のこだわりや愛着が感じられる。モノは単なるモノでしかないけど、作った人の心が宿るものだと信じている。だから着るだけで気分が上がるんですよね。

スタッフの方が親切に写真を撮ったり声をかけてくれて、デザイナーのマールコウサカさんとも少しお話させていただいた。作り手との距離の近さ、顔が見えるのも良いな。それがfoufouで服を買うということの動機や付加価値にもつながっているのだと思う。

好きな服を好きなだけ着て試せる楽しさ。買わなくて良いし、無理やり買わされることもない。久しぶりに味わうこのワクワク感。楽しい！やっぱりお洋服やファッションが好きだなぁ。そんなことを思い出させてもらったイベントでした。

これからの時代の服作りとは？

下記のnoteを読んで、foufouそしてマールさんの服作りや販売への考え方があらためてよくわかった。

このネット時代、選択肢は無限にあり、ワンクリックであまりにもたやすくモノが買えてしまう。価格競争は熾烈になる一方で価値はどんどん下がり、使い捨てされてしまう。それは服も然り。マールさんはfoufouを通して既存のアパレルメーカーとは別の道を模索しているんだと思った。

大量生産でないからこそできること。デザイナーのこだわりや想いがつまった洋服たちが本当に好きな人の元へ届けられ、愛されて長く着続けられる。そんなfoufouの服作りの考え方、価値観に共感した。

これからの私たちの未来を考える上でサステナブルであることはもう当たり前。数は少なくても質の良いもの、心から好きと思えるものをずっと大切にしたい。それは地球環境を維持する小さな一歩でもある。売り手だけでなく消費者である買い手もその意識を持つことが求められている。

帰り道、真冬みたいな風が吹く中、カフェを求めてふらふらと三茶まで。ふらっと入ったブルーボトルコーヒーでラテを飲みながらおしゃべり。カフェが閉店しても話が止まらず、三茶の駅でさらに1時間半の立ち話延長戦笑。

いつも「じゃあまたね」がなかなか言えない私たち。
楽しい時間をどうもありがとう。

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2021.4.11
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