2023/7/7(金)
ジョルジュ・バタイユの「眼球譚」を読みました。
「今日の早川さん」と「八本脚の蝶」で既にタイトルは知っていて、それぞれの本で書かれている雰囲気からなんとなくセクシー系のお話なんだろうな〜ぐらいに思っていたら、なんかもうこれは本当にエロいのか?と逆に悩んでしまうぐらい特殊なプレイでニッチな性癖で、読んでてアワワ……になりました。
珍しく、買ったんじゃなくて図書館で借りたんですけど、表には出てなくて書庫にしかなかったので司書さんに言って出してもらいました。わざわざ。だから読んでる最中は「ヤだわ最近の若いコは。こんな破廉恥な本を読むのね」と思われてないか心配で仕方なかったです。内容はちゃんと面白いんだけどね、面白いんだけどね。
「ここ八本脚の蝶で読んだとこや!」というフレーズも無事発見し、満足なのですがこれは実家暮らしのままじゃ買えないな……。買うなら一人暮らしを初めてからにしましょう。
「眼球譚」、思ったより長くて、ちょい長いな……と思いながら読んだんですけど字がかなり大きかったし(助かる)翻訳のクセも少なくて(本当に助かる)読みやすかったです。誰が訳したとかあんまり気にしてないので覚えてないんですけど、買うなら同じ装丁の本にしようと思いました。そしたら多分訳者も同じやろ……。
「太陽肛門」もタイトルだけ知っていて、同書に収録されていたのでついでに読んだんですけど、あれはちょっと理解力が足りずよく分からないままでした。にしても「太陽肛門」短い。「太陽肛門」と「眼球譚」を足して2で割ってそれぞれに振り分けたらちょうどいいんじゃないかしら。数ページしかなくてちょっとあららとなりました。それでも理解できなかったんだけどね。
足りないのはページ数じゃなくて私の頭です。
七夕なのに全然七夕じゃない話題で申し訳ないような気がします。季節の行事にはなるべく便乗していきたいですよね。美味しいもの食べれるし。
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