第23回 「親との距離の取り方」を終えて
こんにちは。
AbuseDialogueおかげさまで1周年を迎える事が出来ました!
ありがとうございます!
虐待サバイバーの皆さん、虐待問題に関心のあるみなさんと繋いできた一年です。
この一年を大切にし、今後も虐待問題、虐待で傷ついてきたサバイバーの皆さんが幸福に生きられるよう今後も取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします!
さて、今回第23回は「親との距離の取り方」で話を進めていきました。
同じようなテーマで過去に話したこともありますが、このテーマはやはり虐待問題、虐待サバイバーにとって大切なものだと再確認できました。
程よい距離。親子家族での距離の取り方、一言で縁を切ると言ってもその中にも距離の問題は存在します。
今回の話を振り返りながら、進めていきますね。
・親との距離を取って良い環境を
・兄弟との関係(ずっとついてまわる)
・親が改心するんじゃないか?
・親との良い思い出(きらきらラッピング)
親との適切な距離を取りたいのに取れない。その心理的な障壁になるのが上にあげたこれら。
適切な距離って?絶縁じゃダメなの?完全に親から消え去りたい。
毒兄弟との絶縁方法は?それぞれ別に家庭を持っていれば可能だが、片方でもシングルの場合それが難しくなる。
もしかしたら親が改心してよい親になってくれるかもしれない。
こんな親だけれどいい思い出もある。過剰によい思い出として記憶に刻まれていることが多い。(きらきらラッピング)
親が改心することなどゼロではないかもしれませんが、期待してはいけない。
兄弟とのしがらみは、本当に難しい。
親は年齢的にも時間がたてば年老いていくが、兄弟は自分と変わりない年齢でずっと存在する。早いうちに絶縁した方がいいですね。
問題点として大きいのが、
保証人問題
・賃貸での保証人または連絡先
・就職先での緊急連絡先
・病気になった場合、入院、手術などの親族の同意
・未成年、学生の場合カウンセリングでさえ親族への連絡先
DV等措置をしてもらっても、上記の問題はついて回ります。
最近では賃貸の保証会社なども増え、楽にはなりつつあると思いますが、、、いつまで続く、家族のしがらみ!
DV等措置法
配偶者からの暴力(DV)、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者の方は、申出によって、住民票の写し等の交付等を制限できます。
配偶者からの暴力(DV)、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者(以下「DV等被害者」といいます。)の方については、市区町村に対して住民基本台帳事務におけるDV等支援措置(以下「DV等支援措置」といいます。)を申し出て、「DV等支援対象者」となることにより、加害者からの「住民基本台帳の一部の写しの閲覧」、「住民票(除票を含む)の写し等の交付」、「戸籍の附票(除票を含む)の写しの交付」の請求・申出があっても、これを制限する(拒否する)措置が講じられます。
*総務省HP基本台帳などより引用
親から逃げ出したら居場所を突き止められないようにする最初の工夫。この方法をとる事で住民票からの居場所の突き止めは限りなく少なくなるでしょう。
ですが、この措置をしてもらうのがまた大変。
まず、DV等の等の部分を明確にしなければならない。つまり虐待(成人の場合親からのDVとなります)の照明をしなければならない。
親から逃げ出す際に、第三者に虐待を証明してもらうには。
・女性センター
・自治体でまず相談
・警察で相談
・NPOなどの支援団体を協力を依頼する
等があります。ここでも、一人で頑張るんじゃなくてHELPが大切ですね。
この話の中から、私たちAbuseDialogueでも、この流れを協力していきたいという将来への進み道が見えてきました。
まもれんたる・ひるねれんたる
おじさんレンタルの話からちょっとした笑い話のように登場したのですが、(ひらがながそのなごりです 笑)
真剣に、必要ならば動けるようにしていきたい。役所などへの同行などができるようにしていきたい。
そう思っております。
虐待サバイバーが親から逃げ出すとき、肉体も精神も張りつめてこれらを一人でやり切るのは本当に大変。
実際にそういう動きをしてくれる支援団体は各地にありますので、しっかり調べて連絡を取ってみるのも良いのではと思いました。
「親との距離の取り方」
また時期を置いてテーマにしたいと思っております。
今回話せなかった、親と同じ名前に耐えられない方のために氏名の変更についてなども話していければと思っております。
次回は第24回テーマはごめんなさいまだ未定です。
日時は、6月25日(金)19:00~です^^
またオープンチャットを利用したオンラインサロンを作りました!条件としてこれまでにAbuse Dialogueに参加したことがある人となっています。ぜひご連絡ください。お待ちしております。
連絡先:https://twitter.com/AbuseDialogue
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最後までお読みくださいましてありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
昼音