PMP合格体験談(2023年11月)



1.はじめに

2023年11月5日にPMP®︎を受験しなんとか合格できました。
試験の仕組みや最新情報は、必ずPMI公式の最新情報をご参照ください。

PMP®︎は過去問が公開されないため、ネットに存在する先輩方の投稿がとても参考になったので投稿します。これから受験される方の参考になれば幸いです。
(note含め投稿初心者なのでご指摘等あればぜひお願いします。)

投稿者の簡単なプロフィール
・29歳
・都内中堅私大卒業(理系)
・IT系の会社で7年目。PMもどきの作業に従事(プロジェクトのあれこれを管理)
・IT系の資格はDBスペシャリスト、Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8

2.合格に向けてやったこと

2.1勉強内容

見ていない動画垂れ流しの時間を除くと、合計で30時間くらいかなと思います。

  • 35時間の公式研修(2023年7月~8月)

PMP試験受験資格の1つです。対象の研修課は受講前に確認が必要です。
私は所属している会社がUdemyBusinessをサポートしていたため、Udemyの以下コースを利用しました。

はじめは真面目に受けようとしたのですが、日本語字幕に慣れず、2倍速で流し見しました。

修了後は、受講が終わったことを証明するための修了証(Udemy発行のものとは別)を発行してもらう必要があります。
講師の方にGoogle翻訳に頼り切ったメッセージを送信しました。1週間たたないくらいで無事修了証を頂けました。
Udemyの修了証は動画視聴分のみ換算されるとのことで35時間には達していなかったのですが、まったく問題ありませんでした。

https://www.udemy.com/course/pmp-training-for-pmp-certification-pmp-exam/

【送信したメッセージ(日本語部分は変更してください。)】
"講師の名前"
Hello, My name is "フルネーム".
I have attended the training course. Thank you very much.
I would like to get a certificate to take the PMP exam.

  • e-Learning(2023年8月~10月)

以下、2コースを受講しました。
動画は1周して、PDFを1周見直ししました。+試験や問題集で分からなくなったら参考書のように使用しました。
模擬試験は2周しました。

1度動画を読むだけではわからないところも問題を解いた後に振り返ると意味が分かって定着につながったと思います。
当日受けた後の感想としてはどちらも知識の定着につながったので、やる価値はあると思いました。模擬試験は同じ系統の問題もあるくらいでした。(後述)

  • プチまな(2023年10月~11月)

問題集はプチまなを使用しました。
が、勢いで最短で受験できる日にスケジューリングしてしまったこともあり、計画的に実行できず、基礎編は3割、合格編は2割くらいしかできず試験に臨みました。
当日受けた後の感想としては知識の定着につながったので、やる価値はあると思いました。

  • 参考

以下YouTubeも気になるトピックについて視聴しました。参考になることは多いと思います。


2.2申込

流れは、ほかの方の記事をご覧ください。
多くの方が書いているようにプロジェクトの経験を英語で書く部分はハードルだと思います。
私は、日本語で書く⇒英語に自動翻訳(Google翻訳とDeepL翻訳を併用)⇒再度日本語に翻訳で違和感がないかを確認して提出しました。
また、多くの方が「PMI本部の会員になるべきである。なぜなら、その方がトータル安いからだ。」と記載しているのですが、私の会社では受験料のみ合格時補助対象だったので、会員にはなりませんでした。同じような境遇の方がいたらお気を付けください。

オンライン試験orテストセンターでの試験を選ぶポイント

  • 日程

場所によると思いますが、私の地域ではテストセンターの空きがかなり少なかったです。また、申し込みの際にどちらで受験するか選択をしますが、私はテストセンターで申し込みした後、日程の都合が悪いことに気づき、サポートに連絡してオンラインに変更してもらうというミスをしました・・・。
日本語担当とチャットでつないでもらったらすぐ変更してくれました。

  • オンライン試験の環境用意(イーグルアイ)

公式を見てもらうとわかりますが、試験に使用するPCのスペックなどとは別にイーグルアイという試験監視用の機器をセッティングする必要があります。(試験中後ろから常に動画ONにして、監視する目的。)私はスマホ三脚を持っていたため、そこまで苦戦しませんでしたが、ない方は、結構面倒だと思います。

  • 監査

私は監査対象にはなりませんでした。調べてもあまり対象の経験談がなく、ドキドキでした。対象になった際にはぜひシェアしてほしいです。

3.受験した感想

だらだら書いていきます。

試験は、ATAのオンライン試験を受講しました。
試験前日までに環境確認のための模擬試験を実施することをお勧めします。私は、試験申し込み前に1回+使用するソフトが前日にアップデートされるということもあるようなので、前日に再度実施しました。模擬試験で必要なソフトのインストールも行います。

試験は9時スタート。チェックイン(試験コードなどを入れて準備ができる時間)が30分前の8時30分に設定されていました。
チェックイン後は、イーグルアイの用意、試験環境の周りの撮影(試験会場を前後左右4か所から)と、本人確認書類のアップロードを要求され対応します。
対応後、PCに事前に入れたソフト(eztest)の画面が試験開始までカウントダウン表示になります。(フル表示なのでPC上のほかのページに遷移はできない。)

9時になれば自動的にスタートなのですが、10分ほどで準備が終わってしまいました。
20分待つのがしんどかったのでeztest上のチャットから、離席してよいか確認したところ、「問題なし」という返事が来たので一時退室しました。

9時になり試験スタート。時計表示はなく、右上に残時間のみ表示されます。
初めはチュートリアルが始まります。230分と聞いていたのですが、この時点で4時間10分ほどあったと思うのでチュートリアルの時間も含まれているのかなと思いました。
ささっと読んで次に進めば問題がスタートします。
公式が出している模擬試験を受講すれば回答の流れはつかめるので割愛します。

問題は、ほぼ単一選択問題でした。複数選択や当てはめる問題はそれぞれ5問にも満たなかったと思います。
内容としてはシチュエーション問題がほぼ9割で知識を問う問題は記憶にないくらいでした。(解答するうえで知識は必要)計算問題は、PERT関連の問題が1問ありました。

また、問題集でケアレスミスの原因となっていた「PMとして適切ではない」選択肢を選べ的な問題は、なかった気がします。
プチまなは、問題文が長い印象があったのですが、そのようなこともなく、3文程度で読むことには苦戦しなかったです。
「○○のシステムを(××型のアプローチで)を開発するPMである。□□という悪い状態であることが判明した。(△△するためには)どのようにするべきか。」といったようなスタイルがほとんどだったと思います。

公式にも記載されていますが、60問ごと(60,120)に試験時間に含まれない10分間の休憩があります。各休憩に入る前に確認のメッセージが入りますが、OKを押してしまうと前に回答した問題には二度ともどれないため、注意してください。
休憩時間中は退出して問題ありません。
また、休憩10分間×2は強制で取る必要があり、スキップはできませんでした。
各パート20分くらい見直しを行い、最後18分を残して試験終了しました。

4.おわりに

試験終了後ページが切り替わり、結果レポートPDFのダウンロードができました。
修了後画面上に合否がすぐに表示されるという方もいたのですが、
現在はダウンロードしないとわからない感じでした。

結果として、Passしました。
体感は「1つに絞り込めておそらくあっているだろう7割、2つまで絞り込めた2割、どれもあっている(間違っている)ように見える1割」という感じでした。

以下ができていれば合格ラインには到達できるのかなと思いました。
・登場人物(スポンサーなど)の役割を理解する。
・ITTOを完璧といわないところまででもいいので流れを把握する。(立ち上げ段階なら計画のアウトプットの名前出てきたらおかしいよね?とか)
・PMIイズムを意識して解答する。(詳細はググってください。人によっては一番大事かも。)
・用語の内容と目的を理解する。(シチュエーション問題でも用語が理解できていないと回答できないもの多数)

受けてみて私がまだ答えだせていないのですが、
問題の中に工程、アプローチ、主語が記載されていないことがあり苦戦しました。
また、よく言われる「原文を日本語訳しているからわかりづらい」はあまり感じませんでした。
長い時間の戦いになるので、後半はバテてきて見直しのたびにほかの選択肢があっているように見えてしまったので切り上げました。

試験後一息つく間もなく書きなぐってしまったのですが、以上です。
もしご覧いただいた方でこういう情報が欲しいや、何か質問があればご連絡ください。
冒頭にも記載しましたが、PMP試験の情報公開をしてくださった先輩方のおかげで合格できたと思っています。この場を借りて感謝を述べさせていただきます。

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