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サンドリオン1stツアー 名古屋~大阪

はじめに

本記事は私アブラムシが、
抑えきれぬ思いを消化するためにアクセ作りまで始めた原因となった、
声優汐入あすかの魅力について語った記事であり、
私の現在の感情を綴った備忘録と、
まだ彼女の存在を知らない方へ向けた紹介の記事である。
今回に至ってはほぼサンドリオンとしての感想になっていることはご了承いただきたく。


本公演前の気持ち

正直私は今回のツアー、
あまり気持ちを乗せる事が出来ていませんでした。
心当たりは2つほどありました。

まず一つ目にして最大の、プレミアムシートの落選。
枠は少ないにしても全て落選となることを予想しておらず、来なくていいと言われた気持ちすらありました。
今だからわかるのですが少し心情としても高々一年応援していただけで、席は一番いいものしか欲しくない!と自惚れてたのだと思います。
そして二つ目、リアルでの予定も埋まることが多くなり、サンドリオンに触れる機会が純粋に減っていたからです。
熱しやすく冷めやすい、飽きっぽい等々、
簡単に言えば「いい塩梅がわからない」のが自分です。
どちらも上手くやっていく事が出来ず"アブラムシ"としての自我も減っていたのだと思います。

そんなことから今回のツアーは名古屋公演だけ一般シートで参加することを予定していました。
結果は写真の通りとなりますが。

端的に言えばいい意味で裏切られました。

名古屋公演 ~The Bottom Line~

一般シートの整理番号は110番あたり、
会場してからそれなりに後からの入場となりました。

名古屋の会場、The Bottom Lineはオールスタンディング型の会場で観客席が三段構成で、
後ろは柱を挟んでしまうものの全体がよく見える作りとなっていました。
小柄な私は少しでも見やすいように最後方三段目の手すり前に友人と位置取りました。

思えばサンドリオンのステージ自体こんな後ろから見たのは初めてかもしれません。
談笑しているファンや1人の世界で楽しんでいるファン様々な形で開演を待っていました。

そして開演、オープニング映像の後は、今回のツアーコンセプト「~Bon Voyage~」にちなんで、サンドリオンの4人はそれぞれ添乗員風の衣装を身に纏い登場

セットリストについての紹介は、
公式がポストした投稿があるため割愛するが、
感想としては、新たにメジャーデビューをした新しいサンドリオンの出航を見ました。

ツアーにちなんだ曲でありながら、メジャーデビューへの思いも込められている(と感じている)星のLarmeで本公演を締めくくる構成は、
公演の参加に関わらずプレイリスト聴いているだけでも充分にツアーコンセプトを感じられるほか、メジャーデビューを実感するまとめ方と感じました。
それと同時に無重力ランデヴーやブランコリックといった選曲にこれまで着いてきてくれたドリオンズへの思いやりも感じられました(この点はあくまで新参者としての主観となりますが)。

"今"のサンドリオンを感じられた名古屋公演、そんな公演から既に大阪公演に飛び込むことをほぼほぼ決めたくらいには、今回のツアーで欲しかったものがちりばめられていました。

大阪公演 FANJ Twice

予覚していたレンタルスペースに入室出来ず、
男3人でカラオケルームで夜を明かすアクシデントはあったものの、
コンディションは何故か好調、恐らく汐入さんから大阪分の元気を名古屋でもらったからでしょう。

チケットはもちろん無いですが、向かうは大阪。
当日券を買うつもりで準備は万端です。

大阪の会場、FANJ Twiceは名古屋の会場とは変わり、地下へ降りると平場の観客席、ありがたいことに友人から使わなくなったチケットを回していただいたお陰で整理番号は一般シートでも60番台、しかし例に漏れずステージ全体は基本的にみれないことを覚悟しました。

今回もセットリスト自体は割愛しますが、
これまでのツアーコンセプトはそのままに、しかし名古屋とは異なり、これまでのサンドリオンとしての出航を感じられました。

なんといっても本公演を締めくくったWander Futureは
元より人気の曲だったことは想像に難くないですが、今歌うことでより深みを増している曲であり、私も一度聴いた以来ライブでの披露を熱望していました。
泣きました。
またFamiliar baseは聴いた瞬間名古屋でこの曲をやっていないことに気付くと、同時に涙が溢れました。
個人的にファン全体に思い入れの強い曲がかかると泣いてしまうのは私の悪癖だと思っています。
大変泣きました。

対比するなら"過去"のサンドリオンを感じられた大阪公演、
飛び入りで参戦した割には、アブラムシ的会場内でライブを楽しんだベスト20に自分は入っていると思っています。

失くしていたもの

※ここからは私の、主に汐入さんに対する感情に関する話になります。

この2日間、ライブを通して汐入さんは我々に沢山の元気や力をくれました。
もちろん私も受け取りました。最高でした。
しかしこの2日間、自分の醜悪さに気付くと同時に、
いつの間にか失っていた心構えを持ち直すことも出来ました。

それは応援する姿勢です。
思えば半年程は汐入さんに気持ちを伝える事に精一杯でそれ以外のことはなにも考えていませんでした。
そのため汐入さんからいただく反応やレスなんてものに気付かず、周りから指摘されることで認識することもしばしばありました。

いつからだったか、(恐らく自分の話した事を覚えてくれていると気付いたあたりからだと思います。)
最近の自分はレスを貰うこと、
見返りを貰うことに気持ちを伝えることの価値を見出だしていたようです。

自己満足で行っていたものに対して対価を得られることが当たり前だと、無意識にでも思っていた自分を、応援している汐入さんのライブの姿、沢山のレッスンやリハを仕事の合間に行い、そのライブで我々に沢山の元気を与える姿から、正しい応援の仕方を逆に教えられてしまいました。
言葉では「単なる自己満足」そんなことを言いながら、その実自己中心的な人間であったと思いしらされました。
(あくまで言葉と感情が伴っていないことが問題であるだけでレスを貰うことに価値を見出だすのは自己中心的ではないです)

今後はもっと慎み、やりたいことをやろうと思います。

最後に

恐らくこれからも応援の姿勢に関して浮き沈みはすると思いますが、
私の応援している汐入さんはとても凄い方なのでまたこんな風に思い出させてくれるんだろうなと思っています。
この気持ちが続く限り応援をしたいと思います。

帰宅中の新幹線の社内から、感想並びに懺悔します。
P.S写真の


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