RVC-betaが上手く動作しない人へ


結論:RVC-betaは、NVIDIAのGPUでしか動作しない。
 NVIDIA以外のGPUを使ってRVC-betaを回したい人は、選択肢として①諦めてGoogle Colabを使うか、②諦めてNVIDIAのグラボを買うか、③頑張って自分でRVC-betaを改変したコードを書くか、という3つの選択肢がある。

・この罠には割と多くの人が引っかかりそうなのに、この事実をネット上に書いている記事がほぼなかったので、それを言うためだけに立項しました。

 以降は①②③の補足説明をしているだけなので、もうブラウザバックしてもOKです。


注意:情報は2023/07/15時点のものです。有益な情報はコメント欄で共有してください。必要があれば追記します。当記事は永遠に書きかけです。

前提知識:RVC-betaは、グラボがないと重すぎて動作しないと言っても過言ではありません。




①諦めてGoogle Colabを使う

Google Colabとは

Colab(正式名称「Colaboratory」)では、ブラウザ上で Python を記述、実行できます。以下の機能を使用できます。
・環境構築が不要
・GPU に料金なしでアクセス
・簡単に共有

引用元:https://colab.research.google.com/

・Google Colab上でRVC-betaを動かす方法に関しては、こちらのサイトが大いに参考になりました。

・ローカル環境を整える必要がないので「そもそもパソコンが苦手で、環境構築が難しい。PythonとかGPUって何?」という人へオススメの方法です。


使ってみた雑感

・実際にGoogle Colab上でRVC-betaを動かしてみたので、参考になりそうな情報を綴っていきます。

・まず、無料で使える使用料には上限があります。基準はよくわかりませんが、数時間にわたってGPUをガンガン使ったり、90分間放置したりしたら接続が切断され、その後12時間はGPUが使用不可になるようです。(情報元

 まともなモデルを作ろうと思ったら数時間単位でGPUを回すのは基本なので、月額1179円のColab Proへ加入する必要が出てくると思います。

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現在、Google Colabを試してみている最中です。この記事は書きかけです。
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②諦めてNVIDIAのグラボを買う

・①との違いは値段です。

・NVIDIAのグラボの値段はピンキリですが、機械学習をさせようと思うと最低4万くらいするみたいです(筆者もあまり詳しくない)。

 ちょっと一回RVCのモデルを作りたいだけなら①の方が安いです。しかし、今後ハイグラフィックなゲームをしたりガンガン機械学習をするなら、これを機にグラボを買っても良いと思います。


③頑張って自分でRVC-betaを改変したコードを書く

 RVC-betaのライセンスを読むと、条件さえ守っていれば改変して配布しても良いようなので、頑張ってNVIDIA製以外のGPUでも動作するように書き換えてみても良いのかもしれません。

 筆者もちょっと格闘してみましたが、Windows上でAMD製のGPUを動かせるPythonのフレームワークが充実していなかったのでキツかったです。数十日かけてがんばればできるのかもしれませんが、諦めました。



hints:エンジニアは、趣味でも仕事でも開発日誌をつけるといいです。開発日誌をつけるメリットはいくつか思いつきますが、メリットの一つに「技術ブログが書ける」という点があります。ハマった罠と、その解決法をメモしておいて適当なブログサイトに書けば、その記事が例え140字程度のニッチな情報であったとしても、同じ罠にハマった同士を救うことができるかもしれません。


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