RVC-betaが上手く動作しない人へ
・この罠には割と多くの人が引っかかりそうなのに、この事実をネット上に書いている記事がほぼなかったので、それを言うためだけに立項しました。
以降は①②③の補足説明をしているだけなので、もうブラウザバックしてもOKです。
①諦めてGoogle Colabを使う
Google Colabとは
・Google Colab上でRVC-betaを動かす方法に関しては、こちらのサイトが大いに参考になりました。
・ローカル環境を整える必要がないので「そもそもパソコンが苦手で、環境構築が難しい。PythonとかGPUって何?」という人へオススメの方法です。
使ってみた雑感
・実際にGoogle Colab上でRVC-betaを動かしてみたので、参考になりそうな情報を綴っていきます。
・まず、無料で使える使用料には上限があります。基準はよくわかりませんが、数時間にわたってGPUをガンガン使ったり、90分間放置したりしたら接続が切断され、その後12時間はGPUが使用不可になるようです。(情報元)
まともなモデルを作ろうと思ったら数時間単位でGPUを回すのは基本なので、月額1179円のColab Proへ加入する必要が出てくると思います。
②諦めてNVIDIAのグラボを買う
・①との違いは値段です。
・NVIDIAのグラボの値段はピンキリですが、機械学習をさせようと思うと最低4万くらいするみたいです(筆者もあまり詳しくない)。
ちょっと一回RVCのモデルを作りたいだけなら①の方が安いです。しかし、今後ハイグラフィックなゲームをしたりガンガン機械学習をするなら、これを機にグラボを買っても良いと思います。
③頑張って自分でRVC-betaを改変したコードを書く
RVC-betaのライセンスを読むと、条件さえ守っていれば改変して配布しても良いようなので、頑張ってNVIDIA製以外のGPUでも動作するように書き換えてみても良いのかもしれません。
筆者もちょっと格闘してみましたが、Windows上でAMD製のGPUを動かせるPythonのフレームワークが充実していなかったのでキツかったです。数十日かけてがんばればできるのかもしれませんが、諦めました。
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