エンジニアでもデザイナーでも有能なマーケターでもないけど一年間フリーランスで生き残れた
会社員からフリーランス・起業した方は会社員時代から有能だったりSNSのフォロワーさんが万単位でいたり著書を出していたり、、、と『独立も納得だよね』という人が圧倒的に多い。
そういう方に比べると私の肩書きは圧倒的に弱めだ。
高卒のジョブホッパー
本業でコレといった成果(URLでお見せできるような)なし
SNSのフォロワー超少ない&拡散力なし
エンジニアでもデザイナーでも有能なマーケターでもない
面接の書類審査通過率30〜40%前後
上がり症で話し下手
仕事面で有利になりそうな横の繋がりもなし
一生生きていける資産なし
切なくなってきたので、これぐらいにしておこう笑
そんな私がフリーランスとなって一年が経過した。
何年間も会社員+副業という形で生きてきたが、昨年の途中で脱サラする覚悟を決め、半ば強引に会社を辞めてフリーランス1本に。
少し前にそんなこと書いてた。
フリーランスになって10ヶ月程だが、本記事タイトルの「一年間フリーランスで生き残れた」としたのは、今の業務委託企業との契約が来年まであることに加え、もう一社別の企業とも業務委託契約を結んでいること、個人で物販のアフィリエイトで少しだけ収入があることなどから、一年間はとりあえず大丈夫と判断したため。
業務委託契約2つ、アフィリエイト収入も少々
こう書くと物凄く有能に見えてしまうが、有能なのは武器が少ない私を上手く企業に紹介してくれた紹介会社の人の賜物である。自分の実力なんてしょうもないことは自分が良く分かっている。
アフィリエイトも完全な運。実際にピーク時に比べて下がってきた。
脱サラ後の不安は今もある。それでも今後会社員に戻ることはないだろう。というより、戻れないだろう。今後も企業のちょっとした人手不足の部署などで外注として生きていくことになる。
ややリスクは高く感じるが、会社に必要な存在であり続けられるか?は正社員でも業務委託でも変わりはない。
また、もう一つフリーランス1本で生きていく理由がある。それは、余程の資産や貯蓄がある方を除き、生活のために65歳以降も働く必要があるということ。
退職金と年金と貯蓄で余生を送るというスタイルは過去の話。退職金を出してくれる企業なんて随分少なくなったし、年金と貯蓄だけで生き残れる保証はどこにもない。
ならば、今から自分で収益を作っていくことに慣れていたほうがいいという結論に至ったため。
なお、会社員に戻るつもりはないため、脱サラ後に登録していた全ての転職サイトを退会し、フリーランス案件の紹介サイトのみにした。コロナでリモート案件が増えたことも追い風となっている。
フリーランス案件紹介サイトになると、いかに自分の武器がないのか痛感するばかり。ただ、それは絶望だけでなく、これから先に何をすべきか見えてくる。この視点は会社員時代にはなかったことだ。
AIに仕事を奪われる。
少し前に言われていたことが徐々に現実的になってきた。今後さらにその勢いは加速してくることだろう。
そうなった時に嘆くのではなく、それならコレで!という柔軟性も養っていきたい。
来年どうなるかなんて今の時点で何も分からないが、来年も同じ時期に「フリーランス二年目も生き残れた」という記事を書くことができるよう前向きに生きていきたい。