2023年11月視察ツアーのネタ

最近のトピックス(2023年11月)

東芝12月20日上場廃止決定
東芝は、経営再建のため投資ファンドであり日本産業パートナーズ(JIP)からの公開買付けを受け入れ、同年8月〜9月こ買付期間に株式全体の78%の株が買い取られた結果、11月22日東芝の臨時株主総会での頃の株買い取りを完了する議決が可決されました。結果、12月20日に上場が廃止され74年の上場企業の歴史は幕を閉じることになります。
東芝は、今後、JIP連合の完全子会社となり経営再建をめざしますことになりました。
 とくに2015年不正会計問題が発覚し、債務超過などの資金不足の危機を第三者増資で6000億円をしたものの、物言う株主(アクティビスト)と経営陣が対立し、再建の道は更に悪化していったものと考えられます。

東芝の功績と罪

 大手重電3社(日立製作所、東芝。三菱電機)の一角と呼ばれた東芝は、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、炊飯器など、家電化第一号の製品が多く白物家電の日本のおけるパイオニアです。サザエさんの1社スポンサー時代が懐かしいですが。原発を事業化し福島第一原発事故の発生が、東芝の急落を招いのは明白だと思われます。

秋田のクマ3頭「なぜ殺した」苦情殺到で思うこと

最近、熊の事件が多発しています。全国でも今年は160人以上)昨年(3倍)に増えています。ぬいぐるみにもなる熊は可愛らしいい面はあるものの、一度凶暴な状態になると人を簡単に死に追いやる猛獣でもあります。
熊の駆除に、反対する苦情が殺到しているというニュースを見ました。
法律としても、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律と動物の愛護及び管理に関する法律の法背景が異なる2本立てで成り立って言うようです。
毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)は、熊による日本史上最悪の熊被害が1915年に発生、12月9日から12/14にかけて北海道苫前群苫前村三毛別六沢先で発生したヒグマ襲撃事件です。投入された討伐隊員は官民合わせてのべ600人、アイヌ犬10頭以上、導入された鉄砲は60丁にのぼったと記載されています。

原因は、江戸時代後期から続く、鰊粕[注釈 4]製造用に薪を得るための森林伐採と明治以降の内陸部開拓で、野生動物と人間の活動範囲が重なった結果が引き起こした事件とも言及されているようです。
事件発生後は村民は火を焚いてヒグマを避けようとしたようですが、野生動物は火を怖がるという風説が事故に至る一つの要因になっているようです。

知らないということと無理解

熊を原発と考えてみました。
熊は可愛い動物と言うことだけしか知らない人は、当然、熊の凶暴さを知りません。原発事故は知っているけど、核は人間が制御できると思っている人は原発再稼働、新増設はやむなしと考えるでしょう。
いま起きている熊の駆除事象と同じ状況なのだと思います。
偏った情報の議論は、感情が前に立ち並行線になりがちです。少なくともリスクを知った上で、熊の対策も原発対策を議論していく必要があると思います。

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