ブルーアーカイブって……なんだ?
この記事はなんのために?
2023/8/12(土)に開催される第102回コミックマーケット(C102)において、スペースをいただきました。
このツイートのとおり、1日目西1ホールね-35b「阿吹屋」です。
出るからには本を出さねばということで、頒布する本の素材とするためにブルーアーカイブについて考察をし、noteに投稿しようと考えた次第です。
前置きが長くなってしまいました。
スマホゲームアプリとしてのブルーアーカイブ
ブルーアーカイブとは、Yostarが透き通るような世界観でお送りする
「学園×青春×物語RPG」
なスマホゲームアプリです(公式TwitterのBio)。
また、公式サイトでは
「学園の日常を小さな奇跡へ」
というテーマが示されています。
かつてリリース時のTwitterでは、
「何気ない日常で、ほんの少しの奇跡を見つける物語」
とも語られていました。
プレイヤーは「先生」となって学園都市キヴォトスに赴任し、超法規的機関である連邦捜査部「シャーレ」の顧問として、過労死寸前までデスクワークとトラブルシューティングに明け暮れています。
ちなみにキヴォトスでは教育は全て専用のBDで行われているため、「先生」が何らかの授業をすることはありません。
それこそ先達、先に生きている大人としての「先生」ですね。
重厚なストーリーに魅せられてエデン条約編で狂うオタクが大量に発生し、引き続くパヴァーヌ2章や最終編が公開された2周年辺りでゲーム人口が爆裂に増加。
一方でメイド集団がバニーガールになったり「覚悟」(超絶ハイレグピチピチシスター)を見せられたりとビジュアル方面の魅力も非常に高く、2023年のTwitterでブルーアーカイブのイラストが流れてこない日はありません。
ブルーアーカイブ作中のブルーアーカイブ
そんなブルーアーカイブですが、ゲームのタイトルであるだけではなく、作中でも、特別な意味を持った用語として出てきます。
私たちの、青春の物語
byエデン条約編3章19話「私たちの物語」阿慈谷ヒフミ
わたしたちが帰る場所であり、わたしたちの物語が始まる場所
by最終編4章8話「あまねく奇跡の始発点」アロナ
どちらも、物語のクライマックスにおいてなされるタイトル回収であり、
見るたびにオタク(一人称)が泣くところです。
というか話数を確認するために探している過程で泣いています。
ただ、これはブルーアーカイブのストーリーにこれまで付き合ってきた人間だから感じられる感動であり、いきなり提示されてもうまく掴みきれない概念だと思います。
またそもそも抽象的な物言いであり、物語の途中で言われると感情がぶわっとあふれるポイントになることは確かなのですが、文言だけを切り離して提示されるとわかったようなわからないような気持ちになることも確かです。
ブルーアーカイブって……なんだ?
そこで、ブルーアーカイブというタイトルについて、もう少し具体的なものとして考えたいという気持ちがあります。
背景には、ブルーアーカイブのストーリーが持つ魅力が関係しています。
ブルーアーカイブの作中では謎めいた単語が各所にちりばめられていたり、「明示されていないけど、こいつはこういう背景を持っているに違いない」と背後にある設定の存在を匂わされるような描写が非常に多いのです。
「責任を負う者」「キヴォトス」「神秘と恐怖」「色彩」などなど……。
こうした描写が、ブルーアーカイブというタイトルに対しても
「でも、これだけではない気がする……」という気持ちを引き起こします。
そのため、ブルーアーカイブというタイトルをもう少し具体的に検討して、ブルーアーカイブをやっていない人たちにも届くような言葉にしたいと考えました。
またこの思考の過程を書いていくことで、ブルーアーカイブをやっている人が読んでいて気持ちよくなれるような文章を目指したいと思っています。
ブルーアーカイブって……なんだ?
これから一緒に考えていきましょう。
今後の予定
ちなみに、今後以下のそれぞれの単元ごとに検討して、個別に記事を上げていく予定です。
ブルーアーカイブというタイトルについてはそれなりに早めに(アーカイブについてのところまでに)結論を出せたらなと思っており、その後個別の気になる単語や設定についても考えていきたいと思っています。
上の4つは多分できますが、責任については投げ出すかもしれません。
→なんとか書き上げました!!(2023/7/1)
ブルーについて
アーカイブについて
神秘と恐怖について
色彩について
責任を負う者について
おことわり
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なお、noteの制約により、画像の上下に余白を追加して掲載しています(そうしないと横が切れてしまうので)。
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