「ギルは冬にしか食べない!」なんて言っていた時代があったんですよってお話しです。
「ギルは冬にしか食べてないで」
真冬の名鉄導水館でテキサスリグで釣れたバスが吐き出したバスを見て、そう友人に伝えていた1990年代。確かにあの頃はシーズンを通して胃の内容物を調べると、ギルが出てくることはほとんどなく、ほとんどがザリガニやエビ、そしてコアユやモロコでした。で、ギルが出てくるのは決まって冬。つまり、他の生き物が姿を消し唯一バスの生存圏内にいたエサとなる魚がギルだったのです。
そういえばあの頃は嘘か真実か「ギルのヒレのトゲが喉に引っ掛かるからバスは喰わない」なんて言っていました。
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