魚の言葉が分かると女の子にモテる話をしてみました。

「魚の言葉が分かる人」って誰？

なんて問い掛けをしたら、タレントのサカナくんの名前がたくさんあがりそうですね。が、いくらサカナくんでも魚の言葉は分からないでしょうね。てか、もともと魚が言葉を持っているってこと自体がありえない話ですね。

言葉を持ち使いこなしている生物の代表としては我々人間ですね。あとは鳥とかクジラとか、とにかく僅かですね。で、我々人間にしても、ホモサピエンスは言葉を使い、ネアンデルタールや北京原人は言葉を使っていなかったtという説があります。

そもそも、我々ホモサピエンスが原人の中で生き残ったのは言葉を駆使したことだと考えられています。言葉により伝承が出来たり虚構を作りあげることが出来たりしたことが要因となり生き残れたという説が有力ですね。

なワケで、最初の話に戻りましてw 「魚の言葉が分かる人」は誰か？その答えは、そもそも魚には言葉がない。なのでコミニュケーションにより魚の生態や気持ちを知ることはできない。そういうことですね。

いやいや、そんなことはない！

魚には言葉があり、サカナくんはそれが分かる！

なんて方はおられませんよね？w もしおられたら、さらに面倒な話が続くので、今回はその話は横に置いておきますね。ご了承くださいね。

でもでも、サカナくんは魚の言葉が分かってるように見える……

もしそう思いの方がおられましたら、その感覚の正体をこれから解説しますね。で、その正体こそが、バスフィシングでバスの行動を予測したり、それこそ、バスと話が出来んるじゃないの？って思ってしまう存在なのです。

ってことで……

サカナくんがあたかも魚の言葉が分かっているように見えるのは、サカナくんが長い時間を掛けて魚についての情報を莫大にインプットし、魚のことを日々考え、また自ら魚の行動を観察し、自分の頭で思考し「もしかしたらこうじゃないの？」と予測を立て、その予測を確認し続けているからだと思います。

つまり、まずは魚のついてのインプットの量が尋常じゃないってことです。サカナくんの場合、私達バスアングラーのように１種類の魚だけでなく、多種多様な魚に対する情報をインプットしているはずです。滅茶苦茶な量です。となると、情報の取捨選択や整理整頓をしっかりしておかないと、必要な情報をアウトプットするときに混乱します。おそらく、と言うか、ほぼ間違いなく、サカナくんはこの情報の取捨選択と整理整頓が非常に上手いのだと思います。

さらに付け加えると、取捨選択し整理整頓された情報が日々アップデートされているはずです。もうこれでOK！なんてことはなく、日々新しい情報に触れ、また必要とあれば情報をアウトプットする中で、その情報のアップデートを行い予測の精度を上げているはずです。たがら、あたかも魚と言葉が交わせるように見えるのだと思います。

で、翻って、私達バスアングラーはどうか？バスフィシングの情報には、あたかもバスに聞きてきた…かのような情報が溢れています。逆に、そうなのかを魚に聞いてみないと不安で不安でどうしようもない、なんて方もおられます。

ワタシの勝手な思い込みかもしれませんが、現代人のバスフィシングは、「よく分からない」ってことを極端に嫌い、「よく分からないなりにやってみる」なんてことはせず、あたかもバスに聞いてきたかのような話をする人達の言葉を求める、もしくは、信用する、そんな方々が多い世界だなぁ〜と感じます。

ですので、予測なんてことはしない。てか、出来ない。そもそもバスというたった1種類の魚についての情報すら積極的にインプットしない。インプットするのはルアーやタックルの名前やテクニックの話。それでは予測なんて出来ないですよね。好きな女の子を口説くのに、かっこいい服やらおしゃれなお店を知っていても、女の子は振り向いてくれませんよね。そもそも、その女の子がどんなものが好きなのか？どんなことに興味あるのか？、つまり、その女の子自身を知らないとどうにもなりませんよね。なので、もしかして…ってことを予測するワケです。女の子の持ち物や仕草、そして、話す内容をよく聞いて予測するワケで、で、あれ？と思ったら予測をアップデートするのです。

たぶん、サカナくんはすごくモテると思いますね。女の子は人間なので言葉を使うことが出来るので、言葉を使わない魚を深く知ることより、女の子を知ることは容易でしょうからね。相手のことをよく観察してよく勉強して、そして日々アップデートしつつ予測して、女の子からしたら「話さなくてもワタシのことを分かってくれてる！」なんてことでメロメロでしょうね。そりゃモテますってw

そんなこんなで……

バスフィシングを楽しみ極めていくと、必ず女の子にモテるようになります。冗談みたいな話ですが、結局そういうことなんですよ。相手の情報をいかに多くインプットできるか、そして取捨選択&整理整頓できるか。相手をコントロールしようとする道具や場所、あたかも良く知ってますよ的な眉唾話、そんなことに惑わされたらダメですよ。そして、あとは日々バスと対峙する中で情報や予測をアップデートできるか。それが大切になります。んで、そのクセを手に入れたら、女の子にモテますよってことです。魚は言葉を使えないのでメンドクセーですが、女の子はちゃんと言葉を使ってくれるので……否、言葉をちゃんと使えるからこそ、女の子を振り向かせるのは至難の技かも。ワタシの人生、振られっぱなし……バスのほうが簡単かもね〜（涙w）