炭窯づくり No.1
皆さん、明けましておめでとうございます。
今回は、炭窯作りについて。
腐りが入っていたり、規格に合わないような曲りが酷かったり、直径が小さい原木は、C材という扱いになり、自分らが出荷している所では、t当たり3,000円。
t = 3,000円。
余りにも安すぎる。それだったら、もう現場に残した方が良いように思うのだが、残したら残したら後々邪魔になるし、何より、勿体ない。
何十年もかけて育てたのに、たった腐りや曲りがあるというだけで、安くなってしまうなんて。。。
だったら、加工をして、少しでも材価を上げる為に、炭に加工してみたらどうだろう?と思っていたところ、長門市で新しく炭窯を作るワークショップに参加してきました。
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今回は、炭窯を作る所にユンボで丸く掘った所から参加。
水の侵入を防ぐ為に、今回はトタンを並べていく
今回はトタンを並べたが、杉皮でも大丈夫。杉皮って、建物の外壁にも使えたりするから、節がない所の皮を取っておいても有だな。
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底の部分には水を抜く為に、単管パイプを入れておいて、その上からこれも排水の為に、バラスを敷き詰めておく。
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そして、バラスの上に赤土に消石灰を混ぜながら、叩いていく。
消石灰を混ぜておくことにより、赤土のみの時と比べると、良く固まる。
原木搬入口から煙突方向の傾斜は、-2%。
意外と、細かい。
一回目の、ワークショップはココまで。
炭窯作りの先生曰く、炭の出来は、炭窯で決まる。
らしい、実際に炭窯作りワークショップに参加してみて、傾斜が2%だったりして、しっかり作るには結構気にする所が多く、作るのは簡単ではないような印象でした。
阿武町 地域おこし協力隊 岡田