ヒノキの枝でキーホルダー作り!!!
皆さんどうもこんにちは、阿武町地域おこし協力隊林業支援員の古金です!
本格的な夏が到来しました、ただいま現場作業は主に間伐搬出!!
間伐することにより、日陰だった場所がひらけて急に暑くなる。。。
四季を感じながら作業ができる仕事ベスト5の中に絶対入るな。と思いながら作業してます笑
そんな間伐搬出作業、材を市場に出荷する為には、伐倒後は、倒した木の枝払いをしなければなりません。。。
これがまた、なかなかに大変。
張力はかかっており、気を抜くと自分の方に枝が跳ねる事もあります。
また、枝を落とす順番や落とす位置(長さ)も色々考えないとチェンソーのバーが木と枝の間に挟まったり、材が自分の方に動いたりと、とても危険な作業なのです。落とした後の枝も作業の邪魔になったりするので棚積みしたり、片付けも必要になります。(枝を棚積みすることにより落石等を止める役割があります)
そんな感じで、自分の中での枝はあまり印象のいい物ではありません。
山に取り残される価値の無い物になってしまうのです。。。
そんな枝を救ってやりたい。
枝にだって色々な可能性があるはず。
という事で、やっと本題にふれます。笑
題名にもある通り、枝でキーホルダーを作ってみました!!
名付けて【ヒノキ枝のミニスウェーデントーチキーホルダー】
材と道具が有れば誰でも作れると思うので紹介したいと思います!!(素人の為細かいところはご容赦ください)
まあ、最低これだけ有れば作れます。
ではお次は作り方の手順
①材となる枝を手鋸でカット
②カットした枝の皮を剥きます。
夏時期の水をたくさん吸ったあとの枝だと皮は剥きやすいです!
ちなみに我が家はヤギを飼っており、剥いた後の皮を食べてくれます♪
③キーホルダーのサイズにカット
丸鋸を使ってキーホルダーサイズにカットします。自分はおおよそ3cmくらいにカットしてます。(丸鋸の緑のテープは切断箇所から3cmのところに目印として貼ってます)
④スウェーデントーチっぽくする為に縦切り
この際の注意事項として、クランプを使わず手で押さえてやるは危険なので絶対NGです。
また、①の板は、丸鋸の刃を枝に当てた際、黄色矢印方向に力が加わる為、枝が飛んでいかないようにクランプで固定しています。
この①の板がないと、枝がものすごい速度で飛んでいくことがあるので①の板も必須になります。
今回のキーホルダー作りではここの作業が1番の難関です。
つまりこれが終わればあとは簡単ということ!!
⑤キーホルダーの紐を通す為の穴あけ
⑥穴の面取りとヤスリがけ
⑦紐を通してキーホルダーにします
ちなみにこれはフィッシャーマンズノットという結び方で固結びをナスカンの両サイドで行っているだけです。ナスカンの位置が固定されます。ここは私のこだわりなので、他にいい結び方がありそうな気がします笑
と、こんな感じで完成です!!!おそらく材があれば30分もかかりません!!
そして実はこのキーホルダーは、山口県のABUキャンプフィールドで販売しております!!
もちろんですが、阿武町産のヒノキの枝を使用しております!!
阿武町に来られた際は是非ABUキャンプフィールドに立ち寄り、手に取って見てみてください!!
そして気に入ったら買ってください!!!
普段より少しだけ僕のご飯が美味しくなります笑
という前回に引き続きの宣伝でした。
最後になりますが、人間が手を加えることによって価値の無かったものが、価値のある物に変わると嬉しいし楽しいです!!
林業の可能性はまだまだあると思ってます!!
これからも林業の可能性を探りつつ日々の作業を励んでいきたいと思います!!