SHOWROOMでYAMAHA AG03mk2(AG03/AG06)を使ってカラオケ配信する方法
目的
SHOWROOMでAndroid端末を使ってカラオケ配信したい場合に役立つ情報です
もちろんiOS(iPhone/iPad)でも同様にできますので、参考にしてみてください
なお、執筆時点でカラオケ配信はAndroidかiOSでしかできません
PCでは利用できませんのでご注意ください
正直なところ、PCでできればこんな面倒な接続も設定も不要な気はします
準備
使用機材
YAMAHA AG03mk2 ※AG03やAG06でも同様
Androidスマートフォン ※OTG対応ならなんでも可
今回はSONY Xperia 5 IIIを使用USB変換アダプタ(USB-C接続) ※スマホがUSB-C対応でない場合は別のアダプタを使用すること
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BQ5L4F7S/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1マイク(コンデンサマイク、ダイナミックマイクどちらも可)
ヘッドフォン、イヤフォン
OTG対応スマホかどうかを判別する
スマホがOTGに対応しているかは次のアプリで判別する
なお、チェック後に購入画面へ進めるが、そちらで購入しないこと
チェックが終わったらもうアプリを削除していい
・USB OTGチェッカー
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.faitaujapon.otg&hl=ja&gl=US
接続方法
AG03mk2のUSB-C端子にUSB-C/USB-AケーブルのUSB-C側を繋ぎ、USB-A側にUSB変換アダプタを接続する
USB変換アダプタのUSB-C端子は電源を接続する ※充電切れの心配がなければ繋げなくても大丈夫
AG03mk2にマイクとヘッドフォンを接続する
STREAMING OUTは「INPUT MIX」にしておく
マイクから音を出す場合、GAINは9時~10時あたりにしておいて、ボリュームは最大にする
なお、配信中にBGMを流したい場合、AUX入力端子かキーボード入力端子に音楽プレーヤーかスマホなどを繋げて流すといい
音量調節できる方が便利なので、キーボード入力端子接続がおすすめ
配信方法と検証
SHOWROOMの設定
カラオケの設定を次のようにする
伴奏: 100%
マイク: 60%~70%
マイクの音をこれより小さめにした場合、前後のトーク時との音量バランスが大きくなって聴きづらいため、これぐらいが適正と判断した
なお、歌っているときは声が大きくなるのでこの音量でいいのだが、演奏中に話した場合は声が小さくなって聞き取りにくかった
よって、話す場合はマイクに近づいて話すか、SHOWROOM側のマイク音量をあらかじめ100%にしておいて、AG03mk2側でボリュームを調整した方がいいのかもしれない
Androidアプリでは音の返しを設定できるが(iOSアプリにはない)、AG03mk2の場合は機械そのもので返しがあるので不要
なお、伴奏はどうしても配信時に小さめになるようで、実際ヘッドフォンで聴いている音量と配信されている音量は違うようだ
音の遅延について
音が微妙に遅延するらしい
以前iPadで配信したときはかなり遅延していたが、Androidでも微妙に遅延するので、速いテンポの曲の場合は違和感を覚える可能性がある
下手に聞こえてしまうので、その点だけ注意
もしかしたらSHOWROOMアプリの不具合かもしれない
なお、以前iPad+ZOOM VocalProcessor V3+AG03mk2(V3からキーボード端子入力)で配信したときは遅延はなかった
よって、AG03mk2のマイク処理速度が遅延を引き起こしている可能性はある
COMP/EQとREVERBを切れば問題なしだろうか
こちらは再検証の必要あり
検証方法
PCやもう1台のスマートフォンを使って、別アカウントでログインし、録画や録音をする
リアルタイムで確認するのは難しいが、配信後に確認はできる
結論
iOS(iPhone/iPad)とAndroid、どちらがいい?
音の遅延がなければiOSの方が使いやすそう
遅延を引き起こす原因はアプリの不具合によるものもありそうなので、再検証する必要がある
Androidしか持っていない場合は今回の方法で行なうといい
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