はちここさんのブログ記事添削
初心者ブロガー応援企画、追加当選者1人目ははちここさんです!企画に応募いただきありがとうございましたー!当選者3名の方と同じテンション?ボリューム?でがっつり添削させていただきますねー!それではさっそく行ってみましょうー!
<添削記事>
ピジョンのベビーカー『ビングルBA9』は使いやすい?購入者の口コミ
https://www.hachi-koko.com/babycarbingle
<記事の感想>
今回の記事はピジョンベビーカーのアフィリエイト記事。実際にはちここさんが使ってみてよかった点や悪かった点を写真や動画を付けて解説しているので、非常に読みやすく、レベルの高い記事だと感じました!!
なので感想はこれぐらいにして、添削を頑張らせていただきます!!笑
<記事の添削>
1.レスポンシブデザインを意識する
はちここさんはレスポンシブデザインという言葉を聞いたことはありますか?
レスポンシブデザインは、スマホやPC、タブレット等、どのデバイスを使用してもユーザが見やすいデザインで表示されるようなサイトデザインのことです。要するにパソコンでは見やすいけどスマホで見ると見にくい、みたいなことが無いようにしようというのがレスポンシブデザインの基本です。
で、はちここさんのサイトのトップ画像が、スマホの場合は気になりませんが、パソコンで表示してみると若干気になる見え方をしています。
上図の赤枠の箇所です。この部分って表示サイズが小さくないですか?もしパソコンをお持ちでしたら一度見ていただければ一目で違和感を覚えると思います。せっかく素敵なトップ画像なので、適切なサイズで表示するようにしましょう。
こういったちょっとしたところをGoogleや読者は意外と見ています。
2.タイトルと記事の内容を一致させる
はちここさんの記事のタイトルは
「ピジョンのベビーカー『ビングルBA9』は使いやすい?購入者の口コミ」
となっています。どうでしょうか?このタイトルと本文の内容はあっていると思いますか??
はちここさんの記事って実はレビューがメインで口コミはおまけみたいなものなんですよ!かつ、このレビュー部分が、ユーザ目線で知りたいところが伝えられているし、独自の動画(youtube)を取り入れていてかなり分かりやすくまとまっている印象です!
それなのにせっかく良い本文(レビュー)がタイトル(口コミ)によって薄まってしまっています。
ここでのポイントはレビューと口コミは全く異なるものだということ。
では何が違うのでしょうか?
レビュー:英語で、評論、批評、見直し、検証などのニュアンスを持つ語
口コミ:物事の評判などに関する噂のこと。
"引用元:Wikipediaより"
どうでしょうかね?このニュアンスの違いが伝わりますかね?
レビューは実際に実物を見て、触れて、使って、検証して評価することであり、口コミはどこの誰かも分からない人が言っているという噂程度の情報となります。
で、はちここさんの記事を見てみると、、、どうでしょうか?この本文の内容からすると明らかにレビューがメインとなっていて、タイトルに口コミを持ってくるのは、タイトルと本文の内容が一致しません。
そもそも口コミって誰でも集めようと思ったら集められるんですよね。口コミの記事は、はちここさんじゃなくても誰が書いても同じような内容になるんですよー。だってネットで
「○○〇 口コミ」
で調べた情報をまとめているだけなんで。それだと記事の独自性はなかなか出ず、結局SEOの評価もあまり上がらない結果になります。
そうではなくて、はちここさんにしか書けないことを書いて記事に独自性を持たせることがSEO的には重要になります。そのためには絶対に口コミ記事ではなくレビュー記事にするべきです。
もう少し補足します。よく、製品の公式サイトや製品HPには"口コミ"の情報がメインに掲載されていると思います。
が、あれはあれで正しいんですよ!!
なぜなら、企業が自社の製品に対して「これは大変すばらしいものです!」なんてレビューしたところで全く信憑性がないからです。
「そりゃー商品を売るために良いレビューになるでしょう!」って誰でも思いますよね。それならばどこの誰だか分からなくても第三者の口コミの情報のほうがよっぽど信憑性が高まります。
もちろんレビューの最後に、そのレビューの信憑性を高める目的で口コミを参考情報として載せる分には良いと思います!
なので今の記事の構成で十分よいと思うので、タイトルはレビューに変更してはどうでしょうか。
3.ターゲットを明確に
今回、はちここさんに最も伝えたい部分です!!
はちここさんはこの記事の読者はどんな人を想定していますか?この記事は誰に向けての文章でしょうか?
実はその答えはすでにリード文の中に書いてあります。
黄色の箇所が答えですが、「ベビーカーについて悩んでいるあなた」に向けてはちここさんはこの記事を書いています。
「ほら!ターゲットを明確にしているじゃないか!」と言われてしまいそうですが、、、実はこれはターゲットを明確にしている"気"になっているだけで、全然明確にできていないんです!
もう少し具体的に解説します。
ベビーカーについての悩みってどんなものがありますかね?
・値段
・重さ
・大きさ
・お手入れのしやすさ
・使いやすさ
・耐久性
・安全性
・デザイン性
・走行音
いくつか思いつく観点を上げてみましたが、パッと考えついたものだけでも9個出てきました。で、それぞれの観点で具体的な悩みとしては
値段の観点で言えば、
「予算は3万円以内に収めたいな~」 とか
重さの観点で言えば
「メインで使うのは夫じゃなくて私だから女性でも軽々と持てるものがいいな~」とか
大きさの観点で言えば
「車での持ち運びが多いから我が家の軽自動車に簡単に乗せられるものがいいな~」とか
そんな感じで悩みなんて考えれば考えるほどいっぱい出てくると思いますし、世の中にベビーカーの悩みはきっと腐るほどあると思います!
そう考えると「ベビーカーについて悩んでいるあなた」というのは実はターゲットが広すぎるんです。はちここさんがせっかく実際にビングルベビーカーを使って丁寧なレビューまでしているのに、ターゲットが曖昧なままだと読者にはその想いが届きません。なので本当にこのベビーカーをお勧めしたい人にもっと具体的に絞って記事を書いた方がいいです。
その時に、もしかしたら
「え?そんなことしてターゲット絞ったら、ターゲットから外れた人からは記事が読んでもらえなくなるんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
その疑問は大正解です!
ターゲットを絞るということは記事を読んでくれる人が減るということです。ただ、今回の記事はあくまでアフィリエイト記事です。アフィリエイト記事の場合、アドセンス記事と違って、100人に読んでもらって1人に購入してもらうより、50人に読んでもらって2人に購入してもらうことのほうが重要なんです。(なぜなら成果報酬型で購入者数に応じて報酬がもらえるから。)
で、さらにはターゲットを絞れば絞るほどアフィリエイトを購入してもらう確率や記事を最後まで読んでもらえる確率は確実に上がります。
例えば私のこのnote。はちここさん1人にターゲットを絞って記事(厳密にはnote)を書いています。はちここさん、どうですか?記事の内容ってめちゃくちゃ心に届いていませんか?そして最後に500円の記事購入しそうになっていませんか?笑
私の今回の初心者ブロガー応援企画もそうです。「初心者」という言葉はかなり範囲が広くて定義も曖昧です。この定義のままだと、きっと参加人数自体は多く集まるでしょうが、多分誰も500円を払ってくれていないと思います。
・アドセンス合格している人
・本気で収益化に取り組みたい人
・毎月収益が5桁未満の人
・有料note企画に賛同いただける人
少なくともこんな感じでターゲットはかなり絞っていたので、参加者自体は6名と少ない人数でしたが、記事の購入は多くの方にご支援いただけている状況です。
で、今回のはちここさんの場合で言えば
我が子が1歳の誕生日を迎えたお母さんに向けて。
A型だと持ち運びが重いし、マイカーの軽自動車への出し入れも不便。
かといって2台目を買うにも予算が上限3万円と制約付き。
みたいなより具体的な読者を想定して、その人に向けての記事であることをリード文で宣言してみてはいかがでしょうか。
4.キーワードの連発はやめよう
今回のはちここさんの記事の見出しは下図の通りになっています。
「ピジョン ベビーカー ビングル」の箇所を分かりやすく黄色にしてみました!どうでしょうか?明らかに不自然にキーワード入れすぎじゃないですか?すべてのh2タグの見出しの中に先ほどの3つのキーワードが含まれています。
これっておそらく
「SEOで上位表示するためにはキーワードをタイトルと見出しにとにかくいれなければ!!!」
みたいな情報からこういう見出しのつけ方をされていると思いますが、、、読み手からすると明らかに読みづらいです!笑
最近のGoogleの傾向を見てもキーワードがたくさん入っていることよりも読者がちゃんと記事の中に滞在しているか、そのあとの行動に繋がっているか、というほうが重視されているように感じます。(このあたりのアルゴリズムは公開されていないのであくまで推測ですが。。)
今の検索順位があまり良くなければこのあたりの見出しも改善する余地があるかもしれません!
5.H2タグ見出しはその下の階層を表す表現に
はちここさんの記事の1つめの見出しですが、
「買ってよかったピジョンのB型ベビーカー『ビングル』」
となっています。
さて問題です。このH2タグ見出しの中にはどんな内容の3タグ見出し、もしくは文章が続くでしょうか?!
、、、はい、超難問ですね!!笑
「使いやすい理由」とか「残念なポイント」という見出しであれば、その下に来る文章はどんなものか想像できますよね?「買ってよかったベビーカー」という見出しは何を伝えたいのかが分からないので、結局その下のH3タグ見出しを表す表現になっていません。
なので、H2タグ見だしにつける言葉は必ずH3タグ見出しとリンクが取れる内容にした方がよいです。今のH3タグ見出しはざっくり言うと、
・製品仕様
・販売場所
・想定ユーザー
の3つになっているので、それをまとめるH2タグは「ビングルの基本情報」というぐらいの見出しがいいかもしれませんね。
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