冴えない炎扉型彼女の育て方
どうも皆様こんにちはえびれおと申します。
今回は新弾出てから好んで回してる冴え彼炎扉について解説していこうと思います。
記事を書こうと思った経緯
そもそもこの記事って書くかどうかかなーり悩んでまして。
何故かって言うとぶっちゃけデザイナーズデッキの一環でそこまで凝った解説出来るかって言われると微妙だったのでそのままお蔵入りかな?とは思っていましたが、書いてみようかな?と思える理由が見つかりまして。
書くキッカケになった一番の要因、それはショップに来てこのカードの値段を見た時でした。
RRです。これから紹介するデッキの主格となるカードですが……。
30円でした。
まぁ……使われてないしなぁ……とは思ったものの、わりと真剣に構築組んで回してるカードが激安だとなんかバカみたいだなーとか思ってちょっとこのデッキ回すモチベが下がることなどもあったんですけれど、逆に考えると安いカードの活用方法を掲示していくのも面白いかな? と思い記事を書く踏ん切りがついた次第でございます。
構築の変遷
そしてデッキ構築なのですが。
今の構築は比較的安定するようになりましたが、最初の方はいかんせんデッキが回らず、このデザイナーズデッキ……ダメか? と思ってたぐらいだったんですよね。
なので、今回は今の構築になった推移も併せて書いていこうと思います。
最初期段階のデッキ。
レベル0は出海移動と裏切り詩羽で誤魔化し、0の英梨々や出海4ルック効果や集中で1連動を集めます。
レベル1は4ルック連動で盤面を割りつつ、相手を見て中学生を立てます。4ルック連動では早出し詩羽&英梨々を優先的に集めます。
集中登場時効果のお陰で1連動の集めやすさは他のデッキに比べて格段に高いです。筆者はそこに魅力を感じてこのデッキを作りました。
いざカンヅメ英梨々も対面がリバース要求相手の場合立てるように意識します。
このカードパワー6000まで伸びるんですよね。スペック自体がかなり高いので、雑に出しても強い。一面立てておけば結構なリバース要求拒否にはなるので、意識しておきましょう。
レベル2は早出しを多面決めて盤面制圧。早出し効果で出す最後の1枚を多彩な衣装恵を登場させる事により、レベル2帯から回復を行い安定を作りに行きます。
また、レベル3応援の朱音を出す事により、盤面と手札の質が安定します。朱音スタートから2枚サーチして早出しに繋げられるのも潰しが効いて良いですね。
レベル3は詩羽を多面立てて適宜バーンや逆圧縮を行います。
そんな流れをぼんやりと考えつつ回してみたものの、まぁこれが全然回らない。
幾つか理由が見つかって
①懐かしい記憶英梨々のサーチが即時性がなく、1連動を打つまでの間に手札を整えられない
具体的に言うと、レベル0で出した後サーチを狙おうと思ったらサイドアタックをされてしまったり、レベル1で引いてきてもサーチしてから動く事が出来なかったりする事ですね。
②移動出海の4ルックを使う暇がない、あまり使いたい局面がやってこない
集中や英梨々の4ルックで山自体は削りやすいデッキなので、この4ルックを正直あんまり使わなかった訳ですね。後半詰める為にはストックは貯めておきたいデッキですし。
③切り取られた風景英梨々と新たなる選択肢詩羽、4積みどちらもしてるので経験達成出来ると思ったが意外と失敗する
レベル2帯の動きがいかんせん経験達成に依存してるので、もし失敗した際のケアカードがないと厳しかったですね。
④多彩な衣装恵を出してると、終盤コスト難に陥る
レベル1でリフレッシュがしやすく、早出しも安定しますが、コストを貯めるギミックも少なく新たなる選択肢詩羽で詰めるためのコストがかなり貯めにくいのを感じました。
⑤詰めが扉連動詩羽だけだと地味
強力なテキストではあるんですけど、わりと地味なんですよね。アタック回数等は増やせないので、このカードだけで大逆転を狙えるか? と言われるとちょっと微妙。
ダメージレースを終盤までトントンで進めながら、最後に地味に山札を増やしたり1点バーンによる打点調整で確率攻めした方が勝率が上がりそうに思いました。
⑥高レベルカードが多く、序盤のドロー内容次第でとことん下振れる
いかんせん頭が重いデッキなので、レベル1に上がってからプレイできるカードを全然引けないケースも多々ありました。
⑦中学生2種類もいらない
この構築だと7枚中学生互換が入っていますが、そんなに大量に入れてもテキスト喋らないタイミングも結構あったので、2種類は入れなくてもいいだろうと思いました。
とまぁ諸々問題点が出てきまして、改善しながらデッキをちらほら変えたのがこちら。
それぞれ入れ替えたカード達についての採用理由について。
高レベル帯のカードが多いのでこの相打ちを採用。
第一効果がデッキの配分的に概ね二回に一回は自身がストックに飛んでくれます。後半ストックがあるに越した事はないデッキなのでかなり有り難いですね。
また相打ちを採用したのでそれに併せて相性のいい場持ちする純移動を取り入れました。
・4ルック効果を使う機会が少ない事
・必ず移動できる
・3パンされた際出海はほぼ生還が期待できないが、恵は生還出来る可能性があること
これらの点を鑑みて、出海ではなく恵を採用にしてみました。
懐かしい記憶英梨々ではなく、サーチしたカードをそのまま使用したい為みちるフィレスを採用。
手札事故が怖かった事と、集中や1連動、中学生など手札に来て欲しいカードが多数ある事、また登場時効果も序盤中盤後半腐らない為4枚強気に採用してみました。
経験失敗時のリカバリー手段の為rouge朱音を採用。
返しの面を固くしたい事から、早出しメタ助太刀の採用。
条件達成でコストが安く済むので、レベル2帯で早出し相手と殴り合った時アドバンテージを取りやすくなります。
レベル2帯はこちらの擬似リフ助太刀も意識して構えつつ、盤面を取られすぎないようにしましょう。レベル2帯で殴り合いに負けすぎると後半厳しくなるので、丁寧に立ち回るようにしましょう。
単騎でアタック回数を稼げるクリエイター詩羽の採用。
連動と合わせて使うのもよし、ラスト詰めるのに対応CXを引けない時致し方なくこちらを使うのもよしと非常に便利なカード。朱音の応援込みで13500までパワーも伸びるので、比較的踏みに行きやすいです。
格段に回りやすくはなったものの、しばらく回した感覚で厳しかった点が幾つか見えまして。
①1連動のパワーラインが7500の為、電源でよく対面する117500ラインを上から踏めずキツくなる
117500出された時に、対面が電源の場合だとフロントしてダイレクト枠が出来るのもサイドアタックして打点が減るのも結構美味しくない状況なので、改善出来るカードが必要だと感じました。
②レベル0で変に停滞するケースの時、ロクなアタッカーを用意できず事故に繋がる
相打ちが山札を2枚削る影響からか、レベル0で必要以上にキャンセルして停滞するケースが多く発生したので、5止めのリカバリー手段が欲しいと感じました。
③早出しメタ助太刀のコストが重く殆ど使わない。また、上位後列に打っても効果が薄い
早出しメタを打ちたい時、終盤に利用したいストックが減るのがイマイチ気に入らず打たないプランを取るケースが多かったんですよね。
上位後列に打つパターンで使いたい時も、コストアンコールで誤魔化せる選択肢を相手に与えてしまいますし、それなら別のメタ助太刀にしようと思いました。
④多彩な衣装恵を出すより、レベル3で詩羽を展開してヒール耐久する方が後半の爆発力が強く戦いやすい(そもそも1枚なら無くてよくね? と思ったのもある)
たまに出してましたが、レベル3で展開する為にコスト割いて動く方が良くね? みたいな結論になりました。
⑤メインバウンスが入ってないのでキツイ対面がある
どっちかて言うと、あった方が嬉しいって言う方が正しいですかね。問題点というより願望。
そんな問題点を鑑みつつなんやかんやで出来上がったのがこちらの現状回してるレシピ。
レベル0で停滞する時あまりにも脆弱な為、純移動の採用は一旦見送り、クロック増やせるカードや場持ちの良いアタッカーを探した所
擬似クロックアンコールを持った詩羽がいたので採用したところ、貧弱なレベル0帯を誤魔化せるケースが多く便利だったのでそのまま採用。一枚でも引ければいいので採用を3枚にして枠に余裕を作りました。
パワー底上げ要因として不調の原因英梨々を採用。
これにより、今まで相打ちかサイドアタックするしかなかった117500ラインを上からフロントしに行きやすくなりました。
また、経験達成の1ドロー1ディス効果も使ってみるとかなり便利。特にみちるフィレスとの相性が良く、デッキトップ2枚を操作した後1ドロー効果を使う事でCXが必要な時に手札に加えやすくなります。集中の効果でCX入れ替えも行えますし、詰めの安定性がかなり向上しました。メインバウンス持ちのみちるとも同じく相性良好ですね。
早出しメタ助太刀を英梨々に変更。
早出し相手を潰すのにストックの節約にもなり、電源を相手した時に上位後列を消して盤面制圧出来るようになるので電源対面に多少楽できるようになりました。
青のカードを数枚入れてるのでメインバウンスも採用。
厄介なキャラをバウンス出来る手段も獲得。ゴブスレや青ブタ辺りにちょっと楽出来るようになりました。詰めの打点調整もキレイに行えるようになるので、潰しが効きやすくなりましたね。
多彩な衣装恵がいなくなった事によりヒールの本数が少なくなってしまいましたが、コストはかかるものの切り取られた風景英梨々を登場からレベル3詩羽を釣ってくることでヒールは出来るので、その部分で誤魔化していく事にしました。
ぶっちゃけ弱いカードだと思います←
でも経験達成する為には入れなければならないカードですし、でもこのカードに何かしら役割持たせないとデッキにゴミがいるだけになっちゃいますし、半ば自分に言い聞かせる形でこのカードを擬似的なヒールで扱う事にしました()
雑に上からキャラを踏みたい局面では便利なカードではあるので、腐らさず有効活用していきたいですね。
まぁそんなこんなで紆余曲折ありつつ比較的安定して回してて楽しいデッキになったので、引き続き好んで回してます。
このデッキを回す時注意してる事
デッキの採用カードについての説明はだいたい済んでいるので、自分が回してる時に意識してる事をメモ感覚で載っけていきます。
マリガン時は経験達成させる為に切り取られた風景英梨々はキープで動きます。レベル1にアップ時は切り取られた風景英梨々、レベル2に上がった時は新たなる選択肢詩羽を置くのが理想ですが、場合によっては置き方が逆になっても構わないです。ただ、カンヅメの効果と不調の原因の効果が使えなくなってるのを忘れないようにしてください。
あとはお好みでマリガンですね。筆者は1連動と炎CX、レベル0キャラ、切り取られた風景英梨々以外を切る事が多いです。
相打ちが山札落下効果を持ってるので、相打ちがハンドにあればたまにマリガンなしもします。1パン目に扉噛む時もあるのであんまりしませんが。
経験達成は基本的に手札からクロックに置きますが、もし手札から置けなかった時、ダメージで経験条件のカードが落ちてくるのも狙います。もちろん運が絡みますが、余計なコストを使って経験達成しても恩恵は薄いので上振れを狙っていきましょう。
もし失敗した場合、上位応援の朱音や4枚入ってるフィレスを利用して魔女を探しにいくようにしましょう。フィレス4投がこういう時に生きてきます。早出し仕掛けに行く時はだいたいリフレッシュ後にはなるはずなので、ピン差しの朱音も触りにいきやすい筈です。
基本は
レベル0帯
→邂逅の回想詩羽や相打ちで誤魔化しつつ、みちるフィレス等で1連動、対面次第でカンヅメを集める。
レベル1帯
1連動英梨々で盤面を割りながら1リフを狙う。対面次第でカンヅメを立てる。
山に残CXが多い時や、割りたい盤面が少なく、次のターンに盤面を触りにいきたい時などはCX打ち渋る時もあります。手札に炎CX2枚抱えてる場合なら
1連動2枚&カンヅメ
みたいな盤面にして、次ターンに集中等も駆使して1連動英梨々を回収し、引き続き連動を狙う動きも出来るように意識しましょう。
レベル2帯
3面早出し&上位応援朱音
を狙います。最悪でも2面早出し&上位応援朱音。
行きのパワーは13500あるので大体の盤面は上から踏みに行けると思います。
朱音の登場時効果は手札の質は上がりますが、手札枚数は減りますのでデッキや手札の状況に応じて使っていきます。
手札のCXは打たないと上から踏めない時は打ちますが、デッキにドラが多い関係上打点が大きくなりすぎるケースも多いので、あまり打たない方が良いです。キープしておいて詰めに使う方が良いでしょう。どちらのCXを引いた場合でも、集中登場させればCX交換に持ち込めるのはありがたい点の一つですね。
レベル3帯
新たなる選択肢詩羽でヒールしながら、連動で詰めていきます。
経験条件が自身をレベル置き場に置く関係上、どうしてもヒールの本数は少なくなってしまうので、長期戦は避けるようにしましょう。
新たなる選択肢3面が理想ですが、3枚しかないカードな以上集まらないケースもあるので、クリエイター詩羽も詰めで立てられるようにしましょう。
早出し詩羽&英梨々が生還出来ている場合、後列に控えさせておけば新たなる選択肢詩羽を①で残す動きも出来るので覚えておきましょう。
また、ストック不足で打点が欲しい時は、早出し詩羽&英梨々がいれば2ストックでソウル2のキャラを2面立てれるのも忘れないようにしましょう。詰めの時、打点が足りない状況になりづらいのは明確な強みですね。
ザックリとこんな流れをベースに、あとはケースバイケースで動いていく感じですね。
終わりに
通販の値段でも6000円で組めるこのデッキ。細かく立ち回らなければならない面もありつつも、安定性は高いデッキなのでストレスなく戦えるのがウリです。このデッキタイプは組んでないという方も、組んだはみたもののあまり回らないから使わなくなったという方も、この記事を読んだのを機に回してみるのは如何でしょうか?
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。