5人で仲良く6門2枝
どうもご無沙汰しております。
今回は五等分の花嫁のデッキ紹介となります。
・安定した1連動
・スペックの高いマーカーギミック
・門連打のしやすさ
これらをコンセプトに据えて形にしたのが、上記のデッキです。
あまり綺麗には見えないレシピだと思ってらっしゃる方も多いと思いますので、今回はどのような経緯でこちらのレシピになったのかを書いていこうと思います。
三玖デッキ第一段階
今回追加された新弾により、最初に考えた三玖のデッキがこちらです。
8門を駆使しつつ、レベル2からコスパの良い連パンをする事を目指したデッキです。
序盤はマーカーの合計が3枚まで伸びずともキーパーツである「“好きを信じて” 中野三玖」を概ね拾える事や、マーカーを差し込みながら集中ないしはアタックトリガーでハンド量を確保する為にこちらの1連動を採用しました。
こちらのカードがかなり優秀で、トリガーしたCXを即座に控え室に落とせることは勿論の事、リフレッシュ前での門トリガー時、回収をすると次の山札の圧縮が弱くなってしまう故、アドは取りたいけど回収が出来ないケースでもこのカードがあれば欠損を減らす事が出来ます。
また、後列でも反応するのもかなり嬉しいポイントです。
こちらのレベル1帯2種のマーカー挟むカードを多面展開して、マーカーを貯めながら1周目のリフレッシュを狙うのが基本の動きとなります。
マーカー挟むのを失敗した場合は、こちらのカードで差し込みます。
マーカーを失敗した場合=集中のヒット確定なので、控えにこちらのカードが落ちていればリカバリー出来ます。
暇潰しで集中にマーカーを差し込めば一枚圧縮する事も出来て、名称指定は厳しいながらもかなり使い勝手の良いカードです。
レベル0帯はマーカー条件があるとはいえスペックの高いカードが揃っており、雑に殴れます。
マーカーを序盤から差し込みながら集中を捻り、山の速度を早めつつアドバンテージを稼いでいきます。早期に集中を捻ることを狙っている為、4枚入れている訳ですね。
この構築でしばらく回していたのですが、序盤中盤の安定感は非常に高く、それ故にレベル2の早出しコンボも決めやすく、思った通りの動きが出来ました。
しかし、序盤中盤の安定感からレベル2になった瞬間からあまりにも動きが荒々しく、積み上げたリソースが一挙に爆散します。
3面早出しした場合、ハンドをマックスで持ち込み、クロックも叩いた上で手札の枚数はターンエンド時に2枚くらいになります。2面の場合でも4枚くらいしか残りません。
そこからコストアンコール等も絡めつつ最終盤まで走り切るのが理想ですが、だいたい2ターン目の連パンを行った時点でリソースが苦しいです。そこで仕留め切れてれば良いのですが、そう簡単に上手くいきませんでした。
アタック回数も増える為CXトリガーで山札が暴れるケースも多く、キャラが生還出来てリソースに余裕があるケースでも、ダイレクトアタックの連パンになる為最低でも5点と言わなければならないので、それもそれで大味すぎてなかなか打点が通りません。
そんなこんなで、コンセプトを遂行出来ているのにも関わらず、非常に不安定なデッキとなったので解散となりました。
下地の安定感は充分に感じた為、基盤はそのままに3連動を変えてオーソドックスな型を試す事にしました。
第二段階
基盤はそのままに、レベル2帯以降を変えた形ですね。
詰めは初弾の連動を採用。
こちらとの選択ですが、マーカー条件は後列にマーカー2枚持ち設置&イベントorレムラム達成出来るものの、どうにもパフォーマンスの不安定さが大きいと思い採用には至りませんでした。
詰めは地味なモカ+αの詰めしか出来ない為、少なくとも相手がレベル3になってからでないと詰める事は厳しい為、中盤後半でダメージレースを頑張る必要があります。
このサポートカードも面白くはありますが、手札交換は出来るもののマーカーを挟むのにコストがかかるので、踏み倒し効果のコスパが結果的に微妙だと感じました。
という訳で、3連動は旧弾を採用。
使いやすい早出しヒールで誤魔化しつつ
突破力が高く、手アンも持ってるこのカードで相手の硬い盤面をブン殴れるようにしました。CX込みで15000で叩けるので助太刀圏外まで持っていける事も多く、かなり強いカードだと感じました。
ドキテマ互換と、トップ交換が成功すると2面に2000パンプ振れる突破力の鬼テキスト。1連動のパワーを2面10000にする事も出来て、先述した21も含めて硬い盤面に対しては滅法強いです。
コンボを狙わない分立ち回りに余裕が出来たので、こちらのイベントを採用。
このカードを採用する事により、2週目の山札でもリフレッシュ前でマーカーを盤面に溜め込み、圧縮に貢献する動きが狙いやすくなりました。
この構築で何回か回してみて安定性が高いデッキでしたがどうしても気になる点がありました。
それは、詰め火力の地味さです。
このカード、どうしても本線打点が通らない事には詰めるのに厳しく、モカあるあるの「3点目キャンセル」が一回でも起こってしまうと詰めれないケースが殆どです。
山下からCX落ちてバーンが通る
↓
上からCXを捲り落とす
↓
本線打点が通る
このパターンが一番良いですが
山下からCXが落ちない
↓
上からも落とせない
↓
だから本線が通らない
この負のパターンがどうしても起こります。
また、山下のバーンが一枚ないしは2枚ほど落ちると3-0から詰めやすいですが、一枚も落ちなかった時は本線2発通しても相手を仕留めきれないケースがあり地獄です。そもそもCXが落ちてないので本線も止まられるケースが多くてキツいです。
補助打点を他で用意出来れば良いのですが、三玖で補助打点を作れるのはヘッドホンガール三玖ぐらいで、確定打点を作れないので根本的な解決にはなってません。
正直言うと、三玖のレベル3がどれも弱いんですよね。
どうしたものかとカードリストを繰り返し眺めていたのですが、ここでとある事に気付きました。
マーカーの名称指定してるの移動だけじゃん?!
別に移動こいつでいいじゃん?
それなら、好きな3連動使えるじゃん!!!
三玖の五つ子カップに出るのを検討していた訳ではなかったので、3連動を別の姉妹をする事に抵抗はありせんでした。
そうして採用した3連動は、こちらです。
キャンセル誘発で逆圧縮とバーンを行います。
キャンセル誘発故に不発のケースなどが気になる所ですが、このカードとベストマッチなカードがあります。
このカード一枚でソウルを2面増やす事が出来ます。
この2種を合わせて出す事により
一花3面
4-4-3
で殴り出す事が可能となり、充分に殺しやすい火力を出せるようになりました。手札の要求数は増えましたが、ストック要求は変わらないですし、元々手札には困ってないデッキなのでそこまで気になりません。
3面とバウンス絡めたケースの殺傷力は高く、甘えた山札の残し方をすると確殺を取れるケースもあり、対面に動きの制約をかける事が出来ます。
正味どの3連動を使うかは好みだと思いますが、回復を持ってる事とコストが安い事、敵に山札ケアをほぼ強要出来る事からこちらの連動を採用しました。
また、起動バウンスをスムーズに入れた為、不意に出てくるソウル減等の対面にも強くなってるのがオマケながらも強いポイントの一つです。
そうして下地の細かい所をカスタマイズしつつ、仕上がったのが最初に挙げたレシピです。
完成形?
以下、細かい部分の採用理由について。
門でしか反応しない集中は使えないので汎用集中に変える必要があった為、こちらを採用。
両断やオカ研を採用し、集中を山サーチにするのも試しましたが三つほど微妙な理由がありました。
順番に述べていくと
①元々のレベル0査定でマーカーギミックカードを減らしてオカ研等を入れた時、結構回す感覚が変わった
自傷やダイレ枠により、1リフの不安定さ等に繋がったのだと思います。
そもそもオカ研でストックを使うより、マーカーキャラ多面→集中の流れでストックを使う方が有意義になりやすいと感じたこもあります。
トップチェック効果で確実にマーカーを挟める て相性が良いとも思いましたが、結局CXをトップで見た際、集中しにいくのは変わらないと思うので、使ってみるとそこまでトップチェックは有意義ではなかったです。それよりも一点が重いと感じましたね。
両断も悪くはなかっつのですが、アタッカーの枠は事足りてますし、ダイレ枠貰うのが痛いと感じたので採用は見送りました。
②山サーチが若干微妙
サーチが少ないデッキなのでそこまで悪くはないんですけれども……。
マーカーキャラを並べて連動を多面した後、1リフをするのがこのデッキの理想的なムーブになるのですが、リフレッシュ前に連動でめぼしい使いたいキャラって概ね控え室から回収しちゃってるので、2週目の集中が微妙になるんですよね。それよりも、再度の連動を狙う為に踏まれた1連動の回収や、元々クロックに刺さってて触れなかったカード達を回収する方が有意義なんですよね。
③あまりクロックを叩かないので、アラームが機能しない
門を連打してるケースの時は、マーカーも差しつつ集中を捻り手札を稼ぎにいってるので、手札の枚数はだいたい余裕があります。CXも門トリガーで引っ張ってきてる事が多いので、クロックを叩かずに済む場合が多いんですよね。わざわざアラームを使う為に不必要なクロックを叩き、過剰にCXを引いて事故の原因になるケースもあったので、アラームが有り難く思うケースは少なかったですね。
以上の理由で、黄色派生要因として一花の集中を採用しました。アタック時トップチェック能力は一花の詰めを使う際、打点の確定やここぞと言う時に打点を伸ばすチャンスがある分噛み合ってるので、忘れず活用したいポイントですね。
あとは門と枝の枚数ですが、好みで配分は変えて良いと思います。
僕は上記のカードを結構信用していて、ならべく活かしていきたい気持ちがあったので6門2枝という構成にしました。4門4枝にするならコイツは不採用にしてまた違うアタッカーを入れる方が良いと思います。
余談ですが、門を増やす場合は連パン連動のCXにする方がオススメです。存在感はそれなりにあるCXだとは思いますので、対面がする必要のないケアをしてくれる可能性があります。
あとは細かい枠でフィレスや、アンコール持ちを蹴る為に真互換を入れました。この辺は自由枠です。僕はせっかくなら5人入れようと思い、この2種を選択しました。
ここも自由枠ですね。手札の邪魔になったCXを捌きたいので入れてます。レベル0の方だと三玖しか回収出来ないので、こちらも入れてます。
収録中でも良いっちゃ良いのですが、盤面に出したいカードが割と多く、仕事を終えたカードは違うカードに変身する方が勝手が良いのでこちらを採用してます。
CX交換はどれにするかはお好みです。僕は0のレムラムで引っ張れる事や、3落下で枝を落として回収する動きなどが出来る事からこちらを採用にしました。
そんなこんなで出来上がったレシピになります。オーソドックスながらもアドバンテージを継続して確保しやすく、行きのパワーも充分あるので想像以上に戦いやすいデッキです。
終わりに
三玖デッキとして考えていたものが、何やらグッドスタッフに近い構築になり、正直驚いています。
少しずつ改善点を見つけて、順当に強化出来たので、かなりお気に入りのデッキとなっています。
皆様も一度、回してみては如何でしょうか?
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