1993年のオーストリア・モーツァルト №30〈ザルツカンマ―グート №3〉
1993年7月、転職のはざまに2週間の自由(失業)期間ができて、これはチャンス。リュックを背負ったエコノミーな個人旅行で、憧れのオーストリアへ行きました。
今年はちょうど30周年、当時はスマホはもちろんなく、携帯電話すら一般にはまだ普及していなかった時代。世の中随分変わりましたね。
旅行中の日記がこの『旅日記』の元ネタです。写真も交えて旅のあれこれを思い返しながらつづっていきます。そんな、よしなしごとにお付き合いいただければ幸いです。
ザルツカンマ―グート♪ №3(ザンクト・ギルゲンをめぐる)(※3)
1993(平成5)年7月16日(金)午後
貴重品とカメラだけ持ってさっきバスの窓からも見えたロープウェイの方へ歩き出した。15,6分も乗って山頂に着いたらそこからのながめは壮大なものだった。(※1)
山々が連なり重なり、見下ろせばそれぞれが周囲何キロもあるような大きな湖がこんなに小さく見えてあちこちに点在している。両親と一緒の16,7歳の男の子に写真を撮ってもらった。(※2)
山を降りてウォルフガンク湖岸へいく途中にモーツァルトのお母さんの生家があって一室だけが博物館になっていた。(※3)
係のおばさんがしきりに僕に話しかけてきて、ビデオや本は要らんかね云々。そこを出て岸へ行った。
――つづく――
※1 こんな手軽に山頂まで登れるロープウェイ。ヨーロッパ中、世界中から観光客が訪れる人気スポットというのもうなづけます。
※2 観光客同士、お互い親切が第一ですね。
※3 モーツァルトの母アンナ・マリアの生家には、その後姉ナンネル夫妻が暮らしました。
※標題画像は、湖畔の街ハルシュタットです。
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