1993年のオーストリア・モーツァルト №9〈ザルツブルク №1〉
1993年7月、転職のはざまに2週間の自由(失業)期間ができて、これはチャンス。リュックを背負ったエコノミーな個人旅行で、憧れのオーストリアへ行きました。
今年はちょうど30周年、当時はスマホはもちろんなく、携帯電話すら一般にはまだ普及していなかった時代。世の中随分変わりましたね。
旅行中の日記がこの『旅日記』の元ネタです。写真も交えて旅のあれこれを思い返しながらつづっていきます。そんな、よしなしごとにお付き合いいただければ幸いです。
ザルツブルク♪ №1(チューリッヒ空港~ザルツブルク空港)
1993(平成5)年7月12日(月)
A45ゲートから空港内バスに乗って962便に搭乗した。小型機で約80人乗りくらい。空いており10人程度の乗客。また朝食が出た。ハムサンド、チーズ、ジュース、コーヒー又は紅茶、それとケーキ。おいしい、おいしい。(※1)
予定より早く9時40分ごろ着陸。
雨模様のザルツブルク国際空港。
バスで空港ビルへ。
日本語で「ようこそ、ザルツブルクへ」の看板があったのが逆に作用したのかなかなか実感が湧いてこない。通関はめちゃくちゃ簡単で、やはり日本人は信用が厚いのだと思う。空港内は意外なほど閑散とした様子。(※2)
市内へどう行けばよいのかさっぱり分からないので案内所へ行った。おじさんの曰く「イッツ・プロブレム」今日はずいぶん不便らしいのだ。タクシーも2時間待ちなのでバスがよいとのこと。それで外へ出てバス停を探したけれどもこれが見つからない。(※3)
――つづく――
※1 ジャンボ機よりは相当コンパクトな大きさで、長めのバスのように感じました。乗り心地、サービスなどはよかったです。
※2 目的地に無事まで着いて安心したのもつかの間、状況が把握できるまで少し不安な思いでした。
※3 ひとり旅では自分が頼り。まして海外旅行。何か問題に出会ったら、五感をフル稼働して情報を集めなければなりません。
※標題画像は、モーツァルト生家の看板です。
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