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1993年のオーストリア・モーツァルト №22〈ザルツブルク №14〉

1993年7月、転職のはざまに2週間の自由(失業)期間ができて、これはチャンス。リュックを背負ったエコノミーな個人旅行で、憧れのオーストリアへ行きました。
今年はちょうど30周年、当時はスマホはもちろんなく、携帯電話すら一般にはまだ普及していなかった時代。世の中随分変わりましたね。
旅行中の日記がこの『旅日記』の元ネタです。写真も交えて旅のあれこれを思い返しながらつづっていきます。そんな、よしなしごとにお付き合いいただければ幸いです。

ザルツブルク♪ №14(ヘルブルン宮殿レストランで夕食を)

1993(平成5)年7月14日(水)夕方~夜

〈ザルツブルク観光 ヘルブルン宮殿〉
庭園で見つけたコスモスの花
夏とはいえ日本より気候がすずしいです

 そのうち小雨が降ってきたので土産物屋の前のベンチに座っていたら、閉店の時間らしくパラソルを畳まれた。お腹は空くし散々だ。(※1)

 結局、シュロス・ヘルブルン・レストランで食事をとることに決めた。はじめてのレストランへの挑戦だ。(※2)

〈ザルツブルク観光 ヘルブルン宮殿〉
一人になって広い庭園をブラブラしました
オーストリアと日本の時差は7時間(夏時間)
カメラの日付が変わった瞬間は現地の夕方5時だったわけです

 メニューを見たら、サラダのグループ、スープ、メインディッシュ、さらにデザートと湧けられていたので、トマトスープ、ウィンナシュニッツェルそれにコーヒーをたのんだ。(※3)

〈ザルツブルク観光 ヘルブルン宮殿〉
庭園の中の小高い丘に建つ塔
眠れる森の美女に会えるか
まだ十分明るいです

 トマトスープは、クリームとの相性がよくて大変にうまかった。シュニッツェルとは、ビフカツの兄弟だった。大きすぎたが全部食べた、がまあまあの味か。(※4)

〈ザルツブルク観光 レシート、きっぷなど〉
(左)ホテルで教えてもらったバス路線番号のメモ
BAHNHOF(バーンホーフ)鉄道駅 
MIRABELL PLATZ(ミラベル プラツ)ミラベル広場

(右)メンヒスベルクエレベーターなどのきっぷ
赤:Salzburger Stadtwerke(ザルツブルガー シュタッツヴェルケ)ザルツブルク市営
Berg-oder Talfahrt(ベルク オダー タルファート)上り又は下り
Normal-Fahrpleis(ノーマル ファープライス)普通運賃
Kapitalplatz-Hohensalzburg(キャピタルプラッツ-ホーヘンザルツブルク)キャピタル広場-城oder umgekehrt(オーダ― ウㇺゲケーァㇳ)またはその逆
ピンク:Fahrzeug(ファーツォイク)車両
Grundtarif(グルンド ターリーフ)基本料金
Zone S(ソ―ネ エス)ゾーンS
オレンジ:Ermäßigte Rückfahrkarte(エルメズィヒテ リュックファールカルテ)復路割引切符
BERG-und TALFAHRT(ベㇽク ウンㇳ タルファート)上りと下り
〈ザルツブルク観光 レシート、きっぷなど〉
(左上)自然の家レシート
Haus der Natur(ハォス デァ ナトゥア)自然の家
Inkl. 10% MWSt(インクルーズィーヴェ ツェーン プセント エム ヴェ― エス テー)
10% の付加価値税を含む

(左下)ザルツブルク城チケット
FESTUNGSBAHN(フェストゥンスバーン)城塞鉄道

(中)ヘルブルン宮殿レシート
VIELEN DANK (フィーレン ダンク)ありがとうございます
ERWACHSENE(エルバックセネ)大人
BAR 48.00(バー アハト-ウンㇳ-フィㇽツィッヒ プンクㇳ ノインノイン)現金 48.00シリングSCHLOSS WASSERSPIELE(シュロス ヴァッサーシュピーレ)水遊び宮殿

(右)ヘルブルン宮殿レストランの夕食の伝票 190シリング
ÖSTERREICHISCHE BRAU! AKTIENGESELLSCHAFT
(ウェステシュトライヒシュ ブロイ! アクツィエンゲセㇽシャフト)オーストリアのビール!「アクティエンゲセルシャフト」

 食後に水を頼んだらおいしかった。こちらの水は大阪・京都のよりおいしい。(※5)

〈ザルツブルク観光 ヘルブルン宮殿〉
ヘルブルン宮殿のかわいい前景
見学ツアー客が帰った後のようす
写真日付が15日に替わっていますが現地時間ではまだ14日です
さあ、いよいよ宮殿コンサートの始まりです!


――つづく――

※1 まあ、店も商売だし、時間も時間なのでしょうがないですね。室内に移動しましょう。

※2 売店で、何か食べ物とコーヒーでも買って食べようかとも思っていたのが、適当なものがなかったかもしれません。

※3 メニューは、日本語はなかったけれども、わかりやすかったと思います。

※4 暖かいトマトスープに、クリームが程よくミックスされて美味でした。カツは日本のほうが旨いと思いました。食事はその土地で味わうのが一番なので、慣れたら、シュニッツェルがよくなっていたかもしれません。

※5 また出ました、アルプスの天然水。京都の水道水の水源は大半びわ湖、大阪も大半はびわ湖を水源とする淀川の水です。ここアルプスの天然水に比べれば、おいしいとは中々言いがたいです。



※標題画像は、モーツァルト生家の看板です。

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