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60年代、流行った洋楽。1

『70年代、流行った洋楽』の60年代版です。
60年代の初頭は、私自身がまだ少年時代。音楽に目覚める以前のことでした。そのうち、ラジオのAM放送やテレビなどから流れる音楽に意識が向くようになりました。そんななか、記憶に残る曲にもめぐり逢いました。今、あらためてYou Tubeで聴くと思い出がよみがえるだけでなく、半世紀よりもさらに前の曲とは思えない新鮮さと輝きにおどろきます。

60年代にはこんなことがありました。


アイ・ウィル・フォロー・ヒム/リトル・ペギー・マーチ1963年)

 少年の記憶にも残るだけの、このやさし気なメロディー。下のポール・モーリアのエピソードは、今回初めて知りました。さすがの才能に驚きます。

1963年発売 リトル・ペギー・マーチ(後のペギー・マーチ)の曲。原曲はかの有名なポール・モーリアが偽名(デル・ローマ)を使いフランク・プゥルセルと共作したフレンチ・インストルメンタルで1961年に発売されています。その翌年ノーマン・ギンベルがフランス語で作詞して「恋のシャリオ」のタイトルでペトゥラ・クラークが歌いました。それを英訳しカバーしたペギーは当時14才。その曲は全米シングルチャートでNo1となりました。

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映画 『太陽はひとりぼっち(L'Eclipse)』 original sound track 1962.

 わたしがこの映画を観たのは、少し後のテレビ放送でだったと思います。筋はあまり覚えていません。それよりもやはり、アラン・ドロンの存在感とテーマ音楽が強烈な印象として残りました。

音楽はジョヴァンニ・フスコが担当した。主題曲は、海外ではモーリス・ルクレール楽団版、ヌーベル・マリーエ楽団版、ベンチャーズ版がある。国内ではコレット・テンピア楽団版が有名である。またミーナが歌った歌詞付きのバージョンもある。

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 つぎに、ほかの演奏でどうぞ。

太陽はひとりぽっち/モーリス・ルクレール楽団(1962年)

 ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「愛の不毛三部作」と呼ばれる作品群の『夜』に続くこの作品は、大人の愛の不毛を描いた第三作で、1962年度のカンヌ映画祭審査員特別賞を受賞しました。

婚約者と別れたばかりのヴィットリア(モニカ・ヴィッティ)。……女友達のアパートでふざけたり、その夫の操縦するセスナに乗ったりと気分転換を図るも、別離の後の倦怠感は消える様子を見せない。……そんな中ヴィットリアは、以前からたびたび見かけていた仲買所に勤めるピエロ(アラン・ドロン)と親密になり、新しい愛を始めようとする。しかし、実は何も変化が起こっていないように、無常に日々は流れていくのだった。

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子供じゃないの/ヘレン・シャピロ(1961年)

 弘田三枝子さんがカバーしていたので耳に覚えがあります。オリジナルについて知識がなかったのですが、ヘレン・シャピロのデビュー曲とのことでスッキリしました。下の記事、共に14歳のデビューとはすごい。

1961年2月に発表されたヘレン・シャピロのデビュー曲。
日本では弘田三枝子が「子供ぢゃないの」のタイトルで
カバーしてデビュー。因みにデビューは共に14歳だった。

YouTube crossking24

子供ぢゃないの/弘田三枝子(1961年)




※素晴木あい subarasikiai さんの画像をお借りしました。


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