勉強なんかしないで遊びなさい!
勉強なんかしないで遊びなさい!
確か息子が高校2年生の時にそう怒鳴りました爆
これはうちでは伝説のケンカです笑
まず最初に私は勉強が大嫌いです笑
コロナ禍の異常
高校になると受験を気にして勉強をするのは当たり前なんですけど、
コロナ禍になってしまって、インドアばかり。
こんなんじゃもやしっこになっちゃう!
陽を浴びてめ健康維持しなくちゃだよ!
そんな時に私は尚更遊んでほしくてイライラしてました笑
でも世の中は感染とかで遊べない。
ならば外でマラソンとかしてきたらどう?って。
息子も走ったりするけどあのコロナ禍のストレスは異様でしたねみんな。
息子は結局勉強ばかり(当たり前か汗)
そんな息子に言ってしまったのが、
私
「あんたさー、
勉強ばっかしないで
いい加減遊びなさいよーーーーーっ!」
(╬ ಠ 益ಠ)
でした笑 すごく怒鳴りました爆
これ本気なんですよ(爆)私ブチキレたんです。
そして息子も受験のイライラもコロナ禍のイライラも限界で
初めて私にブチキレて言いました。
息子
「勉強 させて くださいよーーーーー!!!!!」
(💢ಠ益ಠ)
歯ぎしりみたいのしながら
最初小声でだんだん大きくなっていった笑
本気で殴られるかの勢いでした笑
しかも敬語で!笑
お互いブチキレておきながら気づきました。
あれ?
これってなんかおもしろくね? と。笑
なんかちょっと笑っちゃいました。
そうだよね、
受験生が勉強したいって言ってるんだからえらいじゃんね、って。笑
この話を仲の良い友人に話すと、
ぶるさん、それはとても嬉しいことよ?何怒ってるのよ!笑
と言われます。
そりゃそーだ。
仲の良い友人以外に言ったら、きっとイヤミみたくなるだろうから言わないけども。
本当にシンプルに受け止めてもらえたら幸いです。
でもほんと、うちの息子は私という片親を見て、
しっかりと反面教師で育ってます
(¯﹀¯٥)
大切なのは肩書ではなく心の豊かさ
高学歴とかまぁ必要かもしれないけど、
それよりももっともっと人生で大切なことは、
人との関わり方や繋がりだと思っています。
だから友達と沢山遊んで人間関係をたくさん学んでこそ、
歳を重ねるにつれて、人で心が豊かになっていくからだ。
そりゃお金の豊かさも必要だけれど、
お金に偏ると人が去ってゆく。
最後は物質面より心に価値をおくからだ。
人生後半に大切なのは心の豊かさだということを息子にも解っていってほしいからです。
まぁまだ早いけど笑
うちの家系の人たちは学歴厨の集まりで私が人間的魅力を一切感じないのも大きな理由の一つです。
だから私は息子には勉強なんかしないで遊びを推奨しているのです。
あくまでうちの場合
エピソード①
勉強も遊びも大切。でも選ぶのは本人。
母子家庭になり、ピカピカの小学一年生になった春の日。
帰宅した息子が私にもじもじ言ってきた。
息子
「母ちゃん、宿題っていうのが出た。
でもさっきお友達とすぐ遊ぶ約束もしたけどどうしよう。」
私
「そーかそーか!
お友達待ってるんじゃない?
宿題はね!やらなかったら廊下でバケツ持って立たされるだけだから大丈夫!(^-^)←冗談でね
あと、お友達は大切にね!
お友達はね、大切にすると大人になってもタカラモノなるから!」
息子
悩んだ挙げ句急いで宿題やって急いで待ち合わせの場所へ行ったけど、居なかったらしくすぐ戻ってきた。
息子
「いなかった。」
私
「そうか~。
どこかでもう遊んでるよ!
また今度遊べばいい!
だけど出来ない約束はしないこと!」
息子
「うん」
息子はそれ以来宿題を先に終わらせてから待ち合わせに行くようにお友達に伝えてから遊んだ。
まぁ性格もありですが。
宿題を絶対やりなさい!
って絶対言わないことにしました。
自分(親の私)が勉強嫌いだからと言って、
嫌いなのに宿題やりなさい!って言うのは子どもの見本として恥ずかしいですし、
やれやれ言うから嫌がるわけですから。
やらなくていい!って言ったらどうなるのか?
という私的好奇心もありました笑
エピソード②
本当は勉強って楽しいこと。
そもそも勉強って楽しいってことを言いました。
私は大嫌いなのに(爆)
でもその大嫌いは、
大人であるうちの親がかけた暗示。
親は宿題やりなさい、勉強やりなさい、
立派な人になりなさい、
そんなつまらないことばかり言っていたから勉強が大嫌いになって、教科書読んだらすぐ眠たくなるわの私笑
勉強って嫌なことだという概念を子どもに教えたのは私の周りの大人じゃないのかな。
正直、大人になってから勉強がやりたくなったり楽しいと思ったりするのは、押しつける大人(世の中の勉強への圧)がもういないからだと私は思った。
勉強って本当は楽しいんですよ。
好きで楽しかったらやらないわけがない。
今の子どもたちは昔ほど勉強は嫌いじゃなくて寧ろ好きな子の方が多いですし。
大人になってから私は民間だけど心理士の資格を取りました。
楽しいと思うことだったからテストもいい感じでしたよ。
そういうことなんですよね学問て。
だから私は息子に、
勉強って楽しいでしょ!って1年生になった時に言っていました。
そしてそれからというか、
今まで私は息子に、
勉強しなさい!
と一言も言ったことがないどころか、
なんで宿題先にやるのかなー、
ってずっと気になっていた笑
中学も勉強は嫌いではなさそうだけど別に出来るわけでもない。
それでいいんです。
エピソード③
勉強ができるからすごいんじゃない。夢に向かっているからすごいんです。
「勉強」が出来ると妙に大人がすごいって言うのはなんか違う。
サッカーが大好きでサッカーを頑張って、サッカーが上手な子。
野球が大好きで野球を頑張っている子。
と同じく、
その子の将来の夢の途中に「勉強」という努力が必要だから
頑張って成績を上げてる子は上記の子と変わらずえらいと思う。
けれど、
自分の意思ではなく、親がとにかく東大行きなさいって言ってるような
夢のない勉強は成績なんて上がらない。
それ故上がらないのに親は怒る。
この悪循環で子どもは逆に夢を見つけられなくなります。
↑これは塾の先生が言っていて、激しく同意しました。
勉強ができる子もサッカーが出来る子も、
夢に向かっていればみんなすごいんです!
人生を楽しく生きるってことは東大受かるより難しいんです。
ちなみに、
息子の小学4年生の頃、1/2成人式(10歳)というのがあって、
4年生のみんなが夢とか趣味とか書いてあるプロフィール用紙を体育館に貼ってあるのを親が見に行くイベントがあったのですが、
ある男の子の夢がね、
「おでん屋さん」だったんです。
理由がね、
「コンビニで食べたおでんが美味しすぎたから」(略)
素晴らしいと思いましたよ!
個性溢れる夢で!
私がその子の親だったら、
それを知ったら日本中のおでん屋さん巡り旅行に連れていきますよ!
そうやって親は子どもの夢を見極めてあげることが一番重要なんじゃないかと思いました。
エピソード④
将来の夢に必要なことだけやれば良い。
そう、
なので、教育費に色々お金かかるよねーなんて思いますが、
その子が何になりたいかをアンテナ張って、
その子の進んだら楽しくなる道しるべを然り気無く創ってあげることが親の最大の仕事かなって思います。
息子の小学生の頃の同級生の男の子の話。
つい最近の話なんですけど、
その子はね、
なんかいつもボーーっとしてて勉強も運動も出来ないし不安で困ってるのよ…ってお母さん。
ただ昔から車のことはすごく好きだったらしいです。
でね、
確かにボーっとしてる子なんですけど笑
最近アマチュアのレーサーになったそうです。
F1とか全然詳しくないのでわからないですけど、
アマチュアのレーサーで、お金は特にそんなに稼げてないからバイトしながらレーサーやってるって。
すごく嬉しかったですよ!
自分で夢に向かってたんだなって!
レーサーになりたいのに予備校行かせたって何の役にも立ちませんからね。
自分で夢を見つけて叶えようとするチカラを持つために、
親があーだこーだ言うのは、
私は自分がそれで何も出来なくなったので、
私は息子の自由にと思って育てています。
あーだこーだ言うから本音を言えなくなってる子はいましたよ。
勉強と遊びのお話からかなり広がりましたが、
このお話は綴っておきたかったので書きました。
長文お付き合いいただきありがとうございました。
PS
あくまで私の価値観ですので、
正しいとか違うとかではないです。
こんな親子もいるよっていう記事です。
人生楽しくいきまっしょい。
畏。