母がしんだあとの約束
昨日、息子と母に会いに行きました。
母が会いたいから来てほしいと言ったからです。
子どもの頃の私を裸にしてたくさんひっぱたいていた毒親が都合よくそんなことが言えたもんだ。
まあいい。
その分こちらも都合よくさせて頂こう。
会いに行った際に、母に常々伝えたかったことを話しました。
｢お母さんて霊界を信じてるんでしょ？
そしたらさ、お母さんがしんだあとにさ、
ここの2人に確実にわかるように何かになって現れてみてよ｣
母は昔からある概念に属していて、
しんだあとは霊界があるという。
私はそんな迷信が大嫌いだった。
罪も罰も他力本願で見えないものばかりのせいにするからだ。
だから私は科学が好きになった。
見えるもの、自分で経験したことしか信じないようになった。
しかし一昨年父があっという間に他界してから、
ショックすぎて色んなそっち系の動画を見たりしてなんか少しはそういうのあるのかな、
否、あってほしいなと思うようにはなりました。
命とか魂とか5次元とかそんな動画ばかり見てしっくりこなくもない。
そして何より個人的にあれ？と思ったのは、
今までそんなに虫が部屋に入ったことがないのに、父が他界してからアシダカグモが枕元に居て触っても逃げなかったりとか、ネットがかかってるベランダなのに何故か蝉がそれを抜けて？入ってきてたりとか、それも触っても逃げないし、なんならブローチのように胸元にくっつけても飛んだりしないとか、
お線香をろうそくの火に着けると炎が縦にボヨンホヨン動いたり、
今までの私の経験にはないことが起きた。
けれどやはりそんなのは霊がいる確証ではなく他の人からすれば
｢だから何？｣と言う人もいると思う。
本当は父の時に約束が出来ればよかったけど急すぎてできなかった。
なので母に切り出してみたのです。
嫌いな人だからこそ切り出せたことです。
母は
｢霊界はあるよ！
いつも思ってるの、しんだらぶるーすと○(私の息子)を絶対に守るって！｣
… …
母は毒親です。
虐待どころじゃないことも受けてきました。
私の希望はいつも無視して彼女自身の価値観の下で守られるなんて｢守り｣ではなく｢押しつけ｣だし本当に迷惑で断りたかった。
むしろしんでからは関わってほしくないし、なんなら来世があるなら今後一切家族とも知人ともすれ違う人だとしても関わってほしくない。
なので息子と2人で無言になってしまいました。
そして話を切り返した。
｢あそう。
それよりさ、私たちが提示したことをしんだあとにやってもらえない？
そしたら霊界を信じるよ。
本当にあるのか知りたくなったんだ。
だけど中途半端な出来事だと、身内は信じても他人は信じないでしょ？
だから生前から約束しておくのよ。どう？
なんか虫にでもなって確実に現れてほしいんだよね。カブトムシとか。｣
母はやる気満々。
これはおやとも思ってないから言えることだろう。
私もね、
科学をとても信じてるが故に、
非科学ではなく未科学なだけだと思っています。
だからこの実験を実現させたいのです。
まだ何になるかは具体的には決めてないけど、
あまりにも無理すぎることはやりにくいだろうと思うので息子と考えることにします。
父が他界してから信頼できる友人に｢親のし｣に対するショックな気持ちを乗り越えたいと思い色々話しました。
色々聞いて色々話してくれました。
その中でちょっと面白い話がありました。
しんだ人があっちの世界からこっちの世界の生きてる人に対して姿を見せたり物を動かしたりすることってものすっっごく体力(笑)みたいなパワーみたいなのがいるんだって。
だから虫になって出てくるとかもけっこう大変らしいよ。夢も大変みたいだけど出来る人は出来るみたい。
と。
なかなか面白い話だなと思いました。
そしてあくまでそれも想像なだけだけど、
なんとなく利に叶うような気もしました。
そして彼女は本当に本当に生き霊が出てるんじゃないかくらいしつこい人なので実験には最適だと思いました。
いつ他界するかはわかりませんが、わからないからこそ早めに約束をしました。
父が他界してから約1ヶ月後に、
初めて私の夢に父が登場しました。
夢で父は、
｢あと5年という契約でここにいられる契約をした｣
と言いました。
夢から覚めたあとなんとなくその5年ていうのは、
母の寿命なんじゃないかと思いました。
なのでそのことも母に当時すぐ言いました。
母は父が他界してからいつも
｢私もお父さんのところに行きたい｣なんて言ってて本当にすぐ心筋梗塞になった。
これは確実に父が他界したストレスなんですけどね。
母はね、
この、あと5年の寿命なんじゃないかの夢の話をしたことをすぐ忘れます。
認知もそろそろきたのかな。
進行する前にちゃんとしんだあとの約束を決めてはなさなきゃ。
ps 写真集
5月27日に父の夢を見た。その日は49日の集まりの日でした。
その3日後にマンションの8階に住んでる姉のベランダの植木鉢にも蝉さんご訪問。
一旦終わり。