大事にされたい。

大事にされたい。

誰だって少しはそう思うのかな。

幼い頃は母から桁外れた虐待を受けたし、
小学生の頃は先生から性被害受けたし、親戚からも受けて、それを親は見て見ぬふりをしていた。

・母

それを40年以上経った昨年母に言ったら、

｢私だって色々忙しくてそれどころじゃなかったんだよ｣と怒鳴られた。
｢そういうと思った｣と私は返した。
触れられたくたかったんだろうな。
そんなんは親としても人としても無しなことだ。

・性被害者と担任
性被害を受けてた時の女性担任は、一昨年の同窓会でこう言った。
｢あおいろさんが受けてたのは噂で聞いたことがあったの。助けられなくて本当にごめんね。
でもあおいろさんてすごく強いね！それに昔からい傍にいるとなんかホッとする人ね。｣
って。
｢いいっすよ！乗り越えましたから！｣
と答えた。

そうか…知ってたのに見て見ぬ振りをしたのか。
だから苦しかったのか。
他にもされた人はいたみたいだった。

その加害者は私が中学に入学すると同時にその中学に来て英語の教師をし始めた。
ゾッとした。
うちのクラスの英語を担当した。
暴力教師として有名だった。
翌年中学からいなくなった。

・父
父は自分がした借金で家族が崩れていったことを自分のせいではなく他概念のせいにして、それから私が不幸の大元だと言って明らかな自分の罪の責任転嫁を私にした。

・姉
姉はお金がない中、医者を目指して医者になれた。
給料もよく昇進して今はセレブで会社で権力もある立場になった。
低収入で母子家庭、貞操の悪い妹の私をとても下に見るし被災した時も一円も助けてくれなかった。

自分が医者になれるために、私が進学を諦めて働いたことも何も有り難うと思ってないところか、何故だろう、｢お前は何も苦労してない｣と言われてきた。
幼少の頃は姉から｢キスさせろ｣と言われたこともあり姉のことは昔からなんだか気持ち悪いイメージがついている。

・彼氏
一番最初にお付き合いした男性は10歳年上で、人生の中でとびきり一番良い恋愛をした。
その時だけは幸せだったと思う。
しかし高２の時に結婚してほしいから九州の実家の仕事をするために一緒に来てほしいと言われ、(当時関東在住)やりたいのとだらけの私はそんなことは出来ず断ったら、少し遠距離恋愛になったけど、相手はすぐに結婚したいから嫁を探すとのことでお別れした。
17歳で結婚するために高校中退しなきゃ行けなかったりを彼は私の人生をどう考えていたのだろう。

それ後19歳の時に彼氏が出来、10年付き合うがずっとDV。
やっと別れる。

・だんな
その後ようやく素敵な人と出会い結婚する。
子供も授かる。
今までになく良い相手で幸せだったが束の間。
育児奮闘中に浮気していたことにも気づかず相手が妊娠し離婚調停。
何故か調停。
私が育児放棄していて、精神疾患もちという調停。

夫の浮気相手との新生活に私の息子の親権を獲得するための調停だった。
育児放棄どころか息子に愛情をたくさんかけた育児でした。
周囲の証言で育児放棄などしてないとてもきちんとした母であるという証言がかなり集まり私が親権を獲得できましたが…。
この人だと思ったのにそこからまた更に一生が狂う。
無責任なものですよ。
浮気なんて。

その後母子家庭生活。
婚活してみたけど、やはりDV気質の人が多め。

そして被災する。
これは誰かに大事にされてないわけではないが。

・息子

母子家庭生活の中、息子には不自由かけたくない、
息子には夢を叶えてほしい、と私なりに必死でした。
小4の時に息子の夢を知り、それは大学に行かせなきゃなれないものでしたので、息子ときちんと話し合い、塾も行きたいというので学童がてら塾にも行けるよう働きました。
中学受験をしたいと言うので出来るよう頑張りました。
結果公立は落ちて私立の中高一貫校に行かせました。
お金が大変でした。
けれどその学校で息子はとても貴重で大切な仲間たちと先生と出会い6年間とても有意義な生活を過ごせました。

息子には何度も伝えてました。

母さん、もうお金がいつ尽きるかわからないから、きっと50歳以降になったら年齢的にも仕事が見つかりにくくなってお金がなくなると思う。
だからその時だけは助けてね。
って。
そんなお願いをずっと言ってきた。
被災して既にお金はヤバかった。
コロナ禍になり更に貧しくなる。
税金と物価が高くなりより貧しくなる。
不景気と50歳以降になり仕事がなかなか決まらない。
息子の大学費用のため、給付型奨学金を受けたいので非課税生活で直厳しい。
そもそも頑張って働いてもたかがパートでは非課税ちょっと過ぎるくらいの収入。
ならはみ出すまいと節約もする。
更に苦しくなる。
寮に住んでる息子に大学院は家から通ってほしいことを打診する。
家賃を半分負担してほしいと伝える。
そもそも家から通ってもらうところを受験した。
でも少し遠いかなと思って最初は寮に住まわせた。
でも困ったら戻って来てねとは常々言っていた。

もう本当に生活が厳しい。

息子にやはり大学院からは一緒に住んでほしいと伝えるも、
院に行ったら考えます。
と冷たい返事。

私はこんなに愛と情熱をかけて、優しくあたたかく育てあげたつもりが、
互いにたった一人の家族なのにこんなに粗末に扱われないといけないのかと、
いつも見返りなんて人に求めてなかったけど、この子には人としての思いやりはないのかと。
そんな無責任な子に育てていたのかと自分に失望している。

私は息子が宇宙一大好きだ。
いいこだと思っている。
思っていたかった。
いつもそう思いたかった。
本当はいいこじゃないことも知ってた。

私は息子にまで見放されるのか。

私は人生で誰かに大切にされたのだろうか。

なかなか思い出せない。

大事にされたい。