
④スーパーファンタジック似非陰陽師彼氏~~悪妄退散~
④~悪妄退散の巻き~
トゥルルル… トゥルルル…
すーからの着信でした。
す
「…」
ぶ
「…もしもし?
…どうしたの?どこにいるの?」
す
…(涙を堪えるような音?すすり泣きのような声?息の音…)
ぶ
「すっちゃん!
…どうしたの?どこにいるの?!」
す
…(泣きながら)…
「秋田…」(私は関東です汗)
ぶ
「えっ!!!!!
秋田?!!!Σ(゚∀゚ノ)ノ
なんでっ?!!!!
す
「ぶるーす……
俺…
蕎麦職人になる……」
ぶ
絶句・・・・・(゚Д゚;)・・・・・
「何それ?!!!」
す
………(泣きながら)
「俺が立派な蕎麦職人になったら結婚してほしい……!!!!」
ぶ
!!!!\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/
…!!!怖っ(心の中の声)
「よくわからないよ!すっちゃん!
とりあえず会いに行くから!場所教えて!」
す
「…言えないんだ君には…
こうするしかないんだ…
すごく好きだから...」(すすり泣き)
ぶ
「…意味がわからないよ、困るでしょそれじゃー!
す
「言っても信じてもらえないんだ…。」
ぶ
「大丈夫だよ!
本当のこと話してよ!」
す
…
「…君の…
… お墓…」
…
ぶ
「えっ!?∑(°∀°)今なんて?」
す
「…いいんだ…。
君には幸せになってほしいんだ…」
… …… … …。
私はこの時、耳には聴こえないけど、
確かに何か嫌なことが始まるゴングの音が…
頭に響きました……
………。
続く。
PS余談のブルース
人それぞれの人生に、みんなクセツヨさんているのでしょうか。
私は約半世紀生きてきて、クセツヨさんが多すぎるのでこのnoteで纏めてみようと思ったわけですが汗
私、この似非陰陽師彼氏を皮切りに(あ、否両親が最初か)けっこうファンタジックな思想が強いお方が寄ってくる体質?になっていって、私の周りがクセツヨだらけになって行くんですよ。
霊が見えるっていう人もそうですが、
緑のおじさんが屋根に登ってるのー!って電話してくる人とか、
白目向いたら人格が変わる人とか、そんなんばっかりで、そんな中に居る私は、周囲からすると逆に変人のように扱われました(爆
今は笑えますが当時は逆に私が精神が病みそうでした。この似非彼氏以降、目眩発作が起きてしまうのですが、その発作は結婚してからも続きました。
人との出会いって、人生を左右するのでとても大切ですね。
今の私なら闇雲に全ての人を平等にオールオッケーマンなんかにならないできちんと選択して関わりますね。
やっと私は大人になれた気がします。