息子の誕生日とケーキ屋さん。
先週末、息子の誕生日を祝いました。
19歳の誕生日。
3歳の夏に離婚劇が始まり、
4歳の誕生日から母子2人で祝ってきました。
2人で16回目のささやかな誕生会。
8歳くらいの誕生日から、いつもここのハロウィンケーキを購入しています。
ハロウィンの時期の誕生日で、小さな頃はホールケーキだと食べきれないので、小さなハロウィンケーキの単品を毎年選んで、お誕生日プレートをつけてもらい、年齢のろうそくを小さなケーキに点す。
それがもう10年以上の習慣です。
今年、息子は他県の大学へ進学し、その寮に住んでいます。
いつもここのケーキ屋さんに私が予約していて、
店員さんも私がまた予約しにくることを喜んでくれてます。
しかし今年は息子は他県だし、一緒に食べられないからせめてネットで注文して息子に届けようかなと予定していましたが、
息子に、「誕生日の日の週末は帰ってこれないよね?」と特に期待なしにさらっと聞いたのですが、
「じゃぁ帰るよ」と言ってくれたので今年も店員さんも喜んでくれました。
19歳なのにこんな可愛いハロウィンケーキです。
ケーキ屋さんの店員さん
一昨年、17歳の誕生日のハロウィンケーキを予約しに行った時に、
「きたきた!今年もきてくれた!○くんのお母さん!」
といつものS店員さんが言いました。
ん?と思うとSさんは、
「もう何年前かな?○くんがこんなちっちゃい時にここにお誕生日ケーキ買いにきてくれて、名前のプレートも注文して、年齢のキャンドル買って印象的でね。それから毎年この時期になるとまだかなぁって楽しみにしてるんですよ!」
と言ってくれました。
後々フォトで調べたら、もうこちらのお店の誕生日用のハロウィンケーキを8歳の時にはお世話になっていました。
私はSさんのその言葉と喜んだ表情がとてもとても嬉しくて、逆にこちらがお礼をしたいくらいの気持ちになりました。
私たち母子家庭の毎年の節目をSさんも何年も何年も喜んでいてくれたなんて…。
Sさんもとても長くそこで働いているので私たちがこのお店に買い始めた頃からずっとそうやって思ってくれてたのですね。
恐らくその一番最初に息子と買いに来てからSさんは息子の成長を見ていない。
大きくなったんだろうなーって言っていました。
息子の姿を見せたいなと思いました。
昨年は受験真っ只中でしたので、息子と取りにいくことが出来ませんでした。
Sさんと息子のご対面
今年は息子が帰省してくれたので、そのお店で予約してまたいつものように可愛いハロウィンケーキを食べて、いつもの葡萄ジュースも飲んでお祝いできました。
しかし夜に息子が帰宅したので一緒にお店に行くことは出来ませんでした。
なので私は翌日の昼前に息子が早々に大学の寮に戻る前にお店に連れて行こうと思っていました。
けれどただ連れていくのもおかしいですし、
言葉に出来ないくらいの感謝の気持ちがあったので、前日にSさんに気兼ねしないくらいの雑貨のプレゼントを買って、一言添えたものを準備していました。
息子に説明して、それを持ってケーキ屋さんのSさんに会いに行きました。
「Sさんこんにちは!○です!」
ジャーンと言わんばかりの紹介の仕方にSさんも大喜びと感動の再会。
「わー!大きくなったのねー!想像と違う!(笑)」
と言いました。
私はSさんにプレゼントを渡しました。
「私、嬉しかったんです!一昨年○くんのお母さんだ!こんな小さい頃から~~って話してくれて。
なんて言葉にしていいかわからないけど、とても嬉しくてお礼をしたかったんです!」と。
無口な息子も、
「お久しぶりです」とか言っちゃって。
とても嬉しく和やかなひとときでした。
誕生日プレゼント
今年の息子への誕生日プレゼントは、
息子が将来の夢である職業に関係するもの。
それは化石です。
化石があるであろう石板のセット。
それを道具でトントンして化石を見つけるというものです。
そしてバースデーカードも添えました。
そのバースデーカードは小学生の恐竜好きの男の子が喜ぶような立体的的な恐竜のカード。
とても子ども染みてますが、敢えて19歳になり夢に向かい続けてほしいので、堅苦しくなく子どもっぽくしました。
表情もクールな息子ですが、とっても喜んでくれてたら嬉しいな。
息子、おめでとう。
母さんはいつまでも応援しています。
PSコーナー
大学進学、
あの時の夢の一歩叶えたね♬
畏。
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