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香りの正体


こんにちは
40代からのアロマについて書いているチカです。



突然ですが、森林浴は好きですか?

マイナスイオンを感じたい!
と木々の中に出かけたことがある方は多いと思います。

あのなんともいえない清々しい香り、気持ちいいですよね。


芳香分子という名の香りの正体


実は、香りの正体は、植物が出している芳香分子(香り成分)なのです。


では、植物はなぜ香り成分を持っているのかというと、それは自身が成育・生存するため。


植物にとっては、種を落として生まれた地が生涯の地。わたし達人間のように移動したり転居したりできないので、与えられた環境で生き延びるために、害虫やウイルス、天候から身を守るために必要なのが香り成分なんです。


すべての植物が香り成分を持っているわけではなくて、地球に存在する約3000種のうち200種と言われています。

香り成分の働き

多岐にわたる香り成分には、抗菌・抗ウイルス作用、抗炎症作用、鎮静作用、強壮作用、鎮痛作用などなど豊富な働きがあり、古くからは薬草というかたちで人間の暮らしに取り入れられてきました。

香り成分は油分なので、この成分のみを抽出(採取、のほうが近い?)したものが、アロマテラピーで使う精油(英語ではエッセンシャルオイル)というわけなんです。


これが前回の記事で触れた、天然植物の香りは使い方次第で、心身のメンテナンスができる、という所以です。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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