#021 ABookBizを使ってアプリを動かそう!WebRTC編
「ABookBizを使ってアプリを動かそう!」の第4弾です。
過去の記事のまとめはこちらです。
それにしても、ABookBizの活用方法は尽きないですね。
ABookBiz単体でも営業活動をサポートする様々な機能がありますが、プラスアルファで無限大になりますw
それでは本題です。
今回はWebRTC編ということで、ABookBizを利用して通話アプリとの連携について紹介していこうと思います。
ぜひこの記事を読んでABookBizの新たな活用方法をお試しください。
WebRTCとは
WebRTC(Web Real-Time Communication)は、ブラウザ間でのリアルタイム通信を実現するための技術のことです。
これにより、専用のプラグインやソフトウェアを必要とせず、音声通話、ビデオ通話、およびP2P(ピアツーピア)データ転送が可能になります。
WebRTCを利用すれば、
などを開発することができます。
WebRTCのメリットは、高い互換性と低レイテンシーにあります。ブラウザが直接通信を行うため、中継サーバーを経由せず、遅延が少なくなります。
また、暗号化された通信を標準でサポートし、安全性が高いのも特徴です。
総じて、WebRTCはインターネット上でのリアルタイムコミュニケーションを大幅に簡素化し、多くの新しいアプリケーションの可能性を広げています。
商談における通話アプリの活用
客先に訪問した際の商談では、訪問した営業マンがあらかじめ準備しておいた資料を使ってプレゼンするのが一般的です。
商談中に即答できない内容については、電話を使って上司に確認する、なんて場面はあると思いますが、ビデオ通話をするのは少ないのではないでしょうか。
すぐに確認したいから、手軽に通話できる電話を利用するわけですが
手軽にビデオ通話ができればどうでしょうか?
ビデオ通話では、音声はもちろん、リアルタイムな映像も共有できるので相手に伝わる情報量が桁違いです。
もしかしたら、ABookBizと通話アプリを掛け合わせることで、新しい営業スタイルが見つかるかもしれません。
例えば、こんな活用が可能です。
ツッコミどころはあると思いますが、
ABookBizを使えばこんなこともできるんだよという紹介ですので、あくまで参考例と考えてください。
ということで、実際に試してみたいと思います。
使用するビデオ通話サービス
今回使用するWebRTCの技術を使ったビデオ通話サービスは
「LiveTaskyell(ライブタスケル)」
です。
エージェンテックのWebRTCといえばこれですよね。
ライブタスケルは ブラウザ版のビデオ通話サービス で、
などで活用されています。
今回はライブタスケルの機能の一つである「通話用リンクの共有」を使ってみます。このリンクを使うことで、ABookBiz上でビデオ通話ができるようになります。
ライブタスケルの説明はこのくらいにして、ABookBizで使うとどんな感じになるのかをお見せしましょう。
ABookBiz上で動かしてみよう
手順は非常に単純です。
①ライブタスケルで通話リンクを用意
ライブタスケルで作成したポータルサイトのカテゴリーページをリンクにしてみます。
詳細はライブタスケルの製品ページからお問い合わせください。
②ABookBizでコンテンツを作成(リンクを埋め込む)
管理画面上で簡単にリンクを設定することができます。
これまでの記事ではhtmlファイルを作成するものでしたが、今回は完全にノーコードです。
ノーコードでも別のサービスと連携できるのがABookBizの強みの一つですね。
③リンクをタップして通話開始
作成したアプリでリンクをタップするだけで通話ができちゃいます。
まず、管理画面で作成したページをアプリで開きます。
ボタンをタップすると、オペレーターに接続します。
応答したらビデオ通話がスタートです。
ABookBiz上でビデオ通話ができました!
オペレーター側も同じ画面を共有するので円滑なコミュニケーションが可能になります。
さいごに
いかがでしたか?
今回はABookBizを使って、WebRTCの技術を使ったビデオ通話アプリを動かしてみました。
ABookBizは拡張性に富んだアプリなので、営業ツールとして利用するならまず最初に使ってみてください。