#023 ABookBizのマーケティング戦略について解説します
こんにちは、クシビキです。
去年の10月から投稿を始めたABook推進部ですが、ふと気づけば開始から8カ月という月日が経過していました。あっという間ですね。時の流れが速すぎて怖いくらいです😅
noteを始めた目的はABook製品の認知度アップです。モノを売る為に様々な戦略が必要となった昨今、本格的にコンテンツマーケティングを始めようと思ったのがきっかけでした。
noteに限らずエージェンテックのマーケティング部では、今現在も様々な施策を行っています。
上手く軌道に乗りそうなものもあれば、全然効果が出てないものもありますが、様々なことにチャレンジしていく中で、見えてきたものがたくさんあります。
ということで今回は、私たちが今現在行っているマーケティング戦略について、マーケター目線で感じたことをお話ししようと思います。
ChatGPTが提案するマーケティング戦略
新たなマーケティング戦略を模索しようとしていた去年の秋、私はまずChatGPTに質問してみました。
「ABookのマーケティング戦略では具体的に何を行えばいいですか?」
返ってきた回答が下記のスクショです。
※文字が小さくて見にくいので拡大してご覧ください
一つ一つの戦略に対してどんなアクションを起こすべきか?ということを部内メンバーと協議し、対応した施策の一部をご紹介します。
1.ターゲット市場の特定
ABookシリーズには沢山の製品があります。ABookBiz、ABookCheck、ABookSmartLinkなどなど。全ての製品に対して同じリソースを割くのは不可能なので、主力製品である「ABookBiz」のマーケティング業務に注力することにしました。
次はABookBizのターゲット選定です。ABookBizは多機能なゆえ、業界を問わず様々なお客様にご利用いただいています。そこでお客様の現状を整理してみました。利用目的と業種・業界・職種は以下の通りです。
①ペーパーレス化アプリ:運輸業
②社内マニュアルアプリ:製造業
③営業支援アプリ:営業職
そこで私たちはABookBizを「③営業支援アプリ」として利用していただけるお客様への拡販を目的とし、営業担当者様(決裁権を持った管理職クラス)をメインターゲットに設定しました。
業界を問わず、ほとんどの企業が営業部隊を持っているので、特定の業界に縛られることなく新規顧客を獲得できると考えたのが③を選んだ理由です。
営業支援アプリとしてご利用いただいているお客様はこちら↓↓↓
2.製品のポジショニング
様々なマーケティング戦略を遂行する上で、ABookBizが他のアプリと比較してどのように優れているかを明確にする必要がありました。
ABookBizはドキュメントや動画などをまとめて管理し、それらのコンテンツを瞬時につなぐことでスムーズな商談を実現するアプリです。
AI機能を搭載しているので、知りたいことをピンポイントで膨大な資料から導き出してくれます。他にも様々な特長があるので、その辺りの強みを改めて整理することでABookBizのポジショニングを打ち出しました。
3.デジタルマーケティング戦術
ここが戦略の核となる部分ですね。デジタルマーケティング戦略といっても手法は様々です。デジタルマーケティングの中でもコンテンツマーケティングと呼ばれるYoutubeやブログは数年前から始めていたのですが、これを機にもう一度方向性を見直しました。
■YouTube
AI機能を搭載したABookBizの拡販に向け、これまで「VRに関する動画投稿」がメインだったのを「AI関連の動画投稿」に変更しました。さらにAI動画制作ツールを使って作業を効率化することで毎日投稿を実現しました。
■ブログ
ブログの投稿内容もYoutube同様にVRからAIや営業関連にシフトチェンジしました。「AI・営業」というキーワードとABookBizの関連性を強化するのが目的です。
■note
ABook推進部としてABookに関する様々な情報を発信。現在、4名体制で毎週投稿を目指しています。お陰さまで徐々にフォロワー様も増えてきて、モチベーションアップにつながっています。
noteに関しては、他のコンテンツと違ってABookBizだけではなく、ABook全体にまつわる話題や会社全体に関する情報発信をしたいと考えています。
■新たなオウンドメディア
新たな施策として「営業テック」という名のウェブサイトを起ち上げました。営業・AIに関する情報、過去に開催したウェビナー動画のアーカイブ、お役立ち資料などを閲覧することができるウェブサイトです。このサイトを通じ、営業に関心のある方のリード獲得を目指していきます。
4.リードジェネレーション
■ランディングページ
ABookBizの強みを明確化し、それを訴求する為の新たなランディングページを作成しました。
また過去に作成したランディングページの改修にも取り組んだところ、昨年比でリード獲得のCVR(成約率)が約2倍にアップしました。
■メールマーケティング
毎週、ハウスリストに対して製品情報・ケーススタディなどの情報を通じてリードナーチャリングを行っています。メルマガがトリガーとなり、契約に結び付いたお客様もおられます。
5.インフルエンサーマーケティング
製品の特長などを踏まえて、この施策は見送りました。しかし、最近は弊社と同じSaaS企業が、インフルエンサーやタレントを起用した広告を積極的に打つようになっているので、将来的にはこの施策も視野に入れています。
細かい施策を入れるとまだまだありますが、上記に記した内容が主なマーケティング戦略となります。
今後の展望
如何でしょうか?マーケティング戦略というと派手で華やかな業務をイメージしがちですが、実際はライティング・動画編集・データ分析など地味な作業が大半を占めています。しかも結果が出るまでにかなりの時間を要するので、正直途中で心が折れてしまいそうになることもあります。
しかし、短期間で結果が出るほどマーケティングは甘くありません。他人が途中で挫折しそうなことを、諦めずにやり続けた人だけが結果を出すのです。
石の上にも三年という言葉がある通り、辛抱強く業務を続けていけば、私たちの施策は必ず好転すると思っています。
企業におけるマーケティング活動は、顧客獲得と維持に不可欠です。効果的なデジタルマーケティング戦略を通じてブランド認知度を向上させ、新規顧客を引き付け、既存顧客との関係を強化することができます。
近い将来大きな成果を得る為に、明日からも地味な業務をコツコツやっていこうと思います。
マーケティング業務に携わっているマーケターの皆さん、これからも共に頑張っていきましょう!最後まで読んでいただきありがとうございました。