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シビックにRSが登場!新フェイスや装備充実のマイナーチェンジでノーマルモデルもより魅力的な1台に

暑いとばかり言っていたらもう8月、そんな8月の始めに発表されたのはHONDAシビックのマイナーチェンジモデルだ。今回は新たに6速MTに走りに特化したRSグレードの登場に加え、新フェイスデザイン、安全・快適装備の充実などより魅力的な1台となった。RSに注目が行きがちだが、今回は検討している方も多いであろうe:HEVのMCモデルを中心にシビックの新旧比較や詳細について解説していく。なおこのマイナーチェンジは2024年秋頃を予定している。


新しくなったフロントフェイス

上がマイナーチェンジ前、下がマイナーチェンジ後

マイナーチェンジ(MC)で変更が施されたフロントフェイス、今回は先行ページで写真が掲載されていたe:HEVモデル同士で比較していく。

🟥赤色で示した部分はMC前ではフロントライトにかけてグリルが巻き込むような形状になっていた。MC後は新たにパーツが用意されグリルとは別に羽のような形状のものがライト下部からグリルへ繋がる。
※なおこのパーツはボディ同色かブラックで選択可能(オプション)

🟨黄色で示した下部のグリル周辺は大きく形状が異なり、MC前は低重心を演出するため下への広がりが強調さた台形にグリルも横ライン状。対してMC後は枠が台形から六角形となりよりワイド感強調になった。グリル下部も樹脂パーツだけでなく下からボディ同色パーツがせり出しボディサイドへの繋がりも異なる。更にはグリル内部も横ライン状から六角形となり上部のグリルのデザインと同じになった。

🟩緑色で示した部分が最も変化にわかりやすい部分だろう。MC前のフォグライトを中心にした大きな樹脂パーツからエアインテークのような細身の形状に変化。MC後では樹脂のパーツは小さくなり全体のラインも尻下がりから、よりスタイリッシュな上向きのラインに。下部からヘッドライトにかけての弧を描くラインもMCで逆向きとなった。
なおフォグライトは廃止されたわけではなく下部の隙間に移動しオプションで選択可能だ。

このように今回のMCでは全体で低重心感を演出していた以前のフロントフェイスよりもワイド感強調にに切り替わりより端正な印象となった。個人的には欧州車感さえ感じる凛としたフェイス。

ホイールデザインの変更

左MC前 右MC後

ホイールデザインも今回のMCで変更される。MC前のe:HEVモデルではシンプルでスポーティ感のあるブラックでホイールだったがMC後は18インチアルミホイール(シャークグレー・メタリック+マット切削)となる。

新ボディカラー&新インテリアカラー

新色のシーベッドブルー・パール

選択できるカラーは全5種類、既存のプレミアムクリスタルブルー・メタリックに代わりシーベッドブルー・パールが追加される。先日MCモデルが発表されたヴェゼルに追加されたカラーと同様のものだ。廃止されるクリスタルブルーがいいな!という方は注文を急いだ方が良い。

新たに追加されたグレー内装

更にインテリアも新たなカラーが設定される。MC前モデルではブラック内装一択であったが今回は新たにグレー内装を追加。スポーティなモデルではタンカラーやブラックが主流の今、明るい内装色は珍しい。ファミリー層を意識しリビングのような内装を多く展開しているHONDAらしいチョイスと言える。(e:HEV EXはブラック・グレースエード選択可 e:HEV LXはコンビネーショングレー1色)
また地味に嬉しい進化として全ての充電端子がUSBtypeAからtypeCに変更された。

更に快適、更に爽快

今回のMCでエアコンのオートモード選択時にヒートシーターも連動して機能する装備が追加。これは国産車で見るとLEXUSクラスの機能、この価格帯ではあまりみない装備といえるだろう。

電動パノラミックサンルーフ

登場当初の頃から“爽快シビック”を謳うこのモデルに相応しい進化といえるのが電動パノラミックサンルーフの新採用だ。走りの爽快さそのままに景色まで更に爽快になることを予感させる。(e:HEV EXに標準装備)

Google搭載でスマートなドライブを

HONDAConnectにGoogle搭載

先進的な進化としては車載システムにGoogleが搭載された。音声による電話やメールのやりとり、音楽操作、エアコンの調整まで行う。またGooglePlayを搭載し様々なアプリをクルマで操作できる。もちろん皆さんお馴染みのGoogleマップも使用可能だ。HONDA ConnectにAndroid端末が追加されたと考えても間違いではない。
なお新型アコードで採用されたメーター内にGoogleマップを表示させるような機能は搭載していないよう。この点は今後の進化に期待したい。

運転支援“HONDA SENSING”も賢く進化

衝突被害軽減ブレーキは右折時に対向から来る自動車やバイク、自転車も検知可能になった。またアダプティブクルーズコントロールの制御がより細やかに、車線中央維持機能も道路勾配による外乱などによる認識精度の向上、トラフィックジャムアシスト作動中の車線逸脱警報も警報音からハンドルの振動へと変更された。そしてニュースでもよく見かける踏み間違いによる事故を防止する販売店オプションとして“急アクセル抑制機能”が選択可能に。

急アクセル抑制機能

まとめ

今回はマイナーチェンジによってより魅力的な1台となったHONDAシビックについて紹介しました。更にスポーティーな爽快さに磨きがかかったシビック、装備はグレードによって差がある場合もあるので詳しく見たい方は先行情報サイトをご確認ください。

最後に

アボカドカーライフでは今後もカーライフが少し楽しくなる知識や情報を発信していく予定です。また制作者が気になったマニアックなクルマ情報もお届けしていきます。他の記事もみたい!と感じた方がいましたらフォローして頂けると嬉しいです!!
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂


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