血液型(ABO)視点でスポーツ観戦してみよう!
フィギアスケート選手にB型がすこぶる多いのはなぜ?
冬季オリンピックが始まりますね。これを機会にABOセンターならではのスポーツ観戦記をご紹介したいと思います。
ABO血液型の視点でスポーツ観戦すると、血液型が、いかに体質気質に関係しているかというのが分かります。といっても、何のことかサッパリという方もいらっしゃると思うので、人気のフィギュアスケートを例にしてご紹介しようと思います。
まずは今回の出場選手たちの血液型を見てみましょう。
男子
羽生結弦(B型)/宇野昌磨(B型)/鍵山優真(O型)
[補欠]三浦佳生(A型)/友野一希(B型)/三宅星南(A型)
女子
坂本花織(B型)/樋口新葉(A型)/河辺愛菜(O型)
[補欠]三原舞依(A型)/宮原知子(B型)/松生理乃(B型)
ペア
三浦璃来(O型)/木原龍一(A型)
アイスダンス
小松原美里(B型)/小松原尊(O型)
男女、ペア、合計10名(補欠を除く)の選手が選ばれました。そのうちの4名がB型です。これは日本人の血液型分布からすると多いということがいえます。補欠選手たちも数えると、合計16名のうち、なんと半分近い7名がB型なのです。日本人のB型分布は2割ほどであることを考えると、断トツでB型が占めていることが分ります。そして過去の選手たちの成績を見ても、フィギュアスケートはB型の活躍が非常に目立つのです。
なぜでしょう?スポーツ工学というところまでは、当センターで調査できておりませんが、血液型の気質体質の視点でB型をみたとき、言えることがいくつかあります。
1.身体に柔軟性がある。
2.個人競技が得意。
3.ミスしても立ち直りが早い。
4.記録や技に挑戦するのが好き。
このなかでも、「柔軟性がある」ということが、B型がフィギュア界を独占する大きな要因ではないかとわたしは考えています。そして「ミスしても立ち直りが早い」というのも、B型の大きな強みでしょう。
もちろん、他の血液型たちもがんばっています。これまで活躍してきた選手たちを振り返ると、それぞれ、血液型の体質気質を活かしながら、その人らしい演技を見せてくれていたことが分かります。日本の選手たちが世界舞台に続々と進出し始めた当時のコラムを、こちらに再掲載してみたいと思います。
4つのタイプの氷上の女王たち
冬季オリンピックが開催されるたび、日本の選手たちが素敵な演技や勇気、感動を見せてくれるのは、ほんとうに私たち日本人の誇りです。中でもフィギアスケートは、華もあり、やはり注目の的になります。世界中の観衆が見守るなか、氷の上でたった独り、自分の全てを表現するなんて、その緊迫感といったら大変なものではないかと想像すると、わたしなんて、とても無理だと足がすくみます。
それにしても興味深いのは、それぞれの血液型のカラーが、その演技や取り組みに実によく表れていることなのです。そこで、4人の各血液型代表選手を私が勝手に選んで、血液型視点で解析させていただきます。
♥O型はアピール力が魅力
少し前になりますが、トリノオリンピックでみごと金メダルを獲得したO型の荒川静香さん。あの時の彼女の演技は、得意のイナバウアーに全てのエネルギーが注がれたという感じで、彼女のびのびとした動きの中、大胆かつ、優雅なイナバウアーの美しさは、ひと際インパクトがありました。それはまさに、O型の大らかさ、そして一点集中性で、「私の魅力はこれよ!」と言わんばかりに、自分をみごとにアピールし、潔くもありました。
♥ダンスセンスが光るAB型
AB型の村主章枝さんは、選曲も演技も、どこか神秘性を帯びていて、一風変わったセンスを感じさせました。村主さんの演技は、自分の世界で好きに踊っている、という感じもします。彼女のスケートが、競技の勝敗目的ではないショーイベントトなどの方が、断然魅力的に観えるのはわたしだけでしょうか。そういうところが実にAB型らしいのです。AB型はそもそも、「競う争う」ということが苦手だったり勝負への執着の薄い人が多いのです。
そして興味深いのは、A型とB型は、気質体質的にその対照性が鮮やかに出ます。A型安藤美姫さんとB型浅田真央さんの演技はそれを如実に見せてくれていました。
♥シャープな演技がカッコイイA型
A型安藤美姫さんは、前日の練習でさえ、演技から精神状態までを本番と全く同じ状態にして、完璧に取り組むと聞きます。A型は完璧主義。そのため少々心配性になりがちで、ほんの小さな不安でも取り除いておきたいという気持ちが強いのです。彼女の演技は繊細で、ひとつひとつを丁寧にピシッツと決めていきます。ひたすら完全を目指している感じがしますね。張りつめた緊張感―。それが結果的に、彼女の魅力にもなっているのです。
♥心も身体もしなやかなB型
一方のB型浅田真央さん。彼女の身体は本当にしなやかで、不思議なくらいくねくねよく動きます。B型さんの柔軟さが動きに表れていますね。そしてA型安藤さんのような、ピキーンとした緊張感というのは感じられず、転んだってへっちゃら(のように見える)で、楽しんで演技をしている雰囲気です。まだ少女だった彼女のデビュー当時は、まるで氷の妖精が踊っているのかと思いました。もちろん彼女だって緊張していると思うのですが、体の動きは自然体そのもの。むしろ力が抜け過ぎていて、緊張感やキメが足りなくてマイナスになるのでは、とさえ感じるぐらいです。とにかく"自由で楽しそう”というのは、B型の最大の魅力であり、強みなのです。
4人の氷の女王たち。それぞれが個性的で素敵です。そして血液型特性の魅力がみごと鮮やかに出ているのです。血液型の特性は、究極の場面で色濃く出るという、不思議な面があります。それは、血液型物質が体質の芯の部分で働いているからだと考えます。そうした素の部分をさらけだして見せているとき、その人の本当の素敵さが見えるのだと、つくづく思います。だから私たちは、アスリートの演技や競技に深く感動するのでしょう。
いかがでしょうか。選手の血液型を知っていると、これまでとは少し異なる視点で観察できることが分かっていただけたら嬉しいです。
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