スタイリッシュなゴリラもいるかもしれない件
先日、友人の女の子と恋バナをしたんですよ。
この時点で、大半の読者の皆さんは、「お前は何を言っているんだ」と、ミルコ・クロコップさんのような感覚になったと思います。
まあ、わかりますよ。30代も後半に入ったおっさんが何を女の子と恋バナなんてしてるんだという気持ちはわかります。しかし、確かに僕は30代後半のおっさんですが、僕を構成する物質の半分はOLで出来ているので恋バナくらいしますよ。
なんなら、「頑張った自分へのご褒美」とかよくわからない事をほざきながら、オシャレなだけで食材の原価率のめちゃくちゃ低いお店でインスタ映えを意識したパンケーキを食べながら恋バナしますよ。僕の構成要素の半分はOLですから。
そんなわけで恋バナをしまして、好みのタイプの話になったんですよ。どんな人が好きとか、どんな人が無理とかって話になったんですが、その友人が言うには・・・。
「運が悪い人が無理」
なんだそうです。
「言葉遣いが悪い人が無理」とかなら全然わかるんですが、「運が悪い人が無理」。この友人と恋愛関係になれるかは運次第です。
そして友人が言うには、「運が悪い人が無理」だったエピソードがあるそうなので聞いてみました。過去、友人に「この人、ちょっといいな。」と思うイケメンの男性が居たそうです。
そのイケメン君も友人の事を良く思ってたらしく、2人で食事に行き、すごく良いムードになったものの、最終的にその日は結そのまま解散する流れになったとの事。
ただ、お互いを良く思ってたので、その後に付き合うのだろうなと予感しつつも、良いムードでお店を出ようとした時・・・。イケメン君がお店の自動ドアに挟まってしまったそうです。
それを見た友人は、「ダサっ!」と思い、一気に冷めてしまい、その後、恋愛関係に発展する事はなかったとの事です。
・・・・・。
え⁉︎それだけで・・・⁉︎
自動ドアに挟まっただけで・・・⁉︎
一気に冷めたの・・・⁉︎
「運」のハードルが高すぎだと思いました。というか、自動ドアに挟まるのは運の良さは関係あるのか。
なんなら僕なんか、便座のフタが自動で開閉するタイプのトイレでよく便座のフタに挟まれます。便座のフタによく挟まれる僕からしたら、自動ドアに挟まれるなんて全然ダサくないですよ。むしろスタイリッシュと呼べるアクシデントです。
もうゴリラから見たキムタクくらいスタイリッシュです。
逆に自動ドアに挟まったイケメン君が、便座のフタに挟まった僕を見たらゴリラだと認識するくらい、はるかに僕の方がダサいと思います。
というか、なんなら便座も僕の事をゴリラだと認識してるんじゃないかと思います。「使用中だけど、使ってるのゴリラだしいいや、フタ閉めたれ。」みたいな。
友人には何を言われるかわからないので、僕が便座のフタによく挟まれる事は言わないでおきました。
そして今日、書きながら思いました。
ゴリラに失礼。