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新宿ピットインへ

新宿ピットイン。言わすと知れたJAZZの聖地。10月は2回ライブに行ってきた。SMTKと坂田明さんのライブ。10月1日 待ち構えての電話予約。ライブ当日は、迷惑にならぬよう厳重にコロナ感染対策をして参戦。

SMTKは人気。当日ライブ会場には女性客が多かった。店頭予約が多かったせいか、自分の順番は遥か後方、席も5列目センターがやっと。演奏は期待通り、好きな曲も演奏されて満悦だった。若い人が多く来ていたことが、演奏内容以上に嬉しかった。

坂田明 Triple Edge は女性客は指折り数える程度。年齢層高めのおじさま方が多かった。坂田さん75歳なのに演奏は全く年齢を感じさせない見事な内容、即興もさすがで、心底感動しました。そして座席は最前列センター。

演奏は年齢を重ねるほどに深みを増していく。ライブ音を聴いて改めて思った。こんな音は自宅でどれだけ高価な音響システムを構築しても再現できない。ライブは実に貴重だと。そして音楽に長年携わる方は本当に素敵だと。派手さはない。主張も強くない。それでも継続していることの強さ。それが演奏から より確かなもの として伝わってくる。

演者と観衆の距離がもっと離れていたら、その伝わり方は違うものになってしまう。だからライブは距離にこだわりたい。どれだけ観衆に響くかが勝負だと思う。そんなことを考えながら家路についた。どうやら疲れが溜まっていたようだ。翌日の仕事開始予定時刻に寝坊した。こちらも順調に老いているが、好きだったアーティストは次々と70代のおじいさんになっている。

年内 あと3回ライブに行く予定だけど、コロナ感染が増えてきている。開催されるかが心配。開催されるといいな。

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