政治家が統一教会に関わることの加害性
安倍元首相暗殺事件が原因で、現在、家庭連合(旧統一教会)と政治家の癒着が問題視されていますね。何が問題なのか整理してみましょう
統一教会問題の本質
統一教会問題の本質は、宗教を利用した、マインドコントロールによる金銭の収奪であり、カルト宗教の問題よりも、マインドコントロール詐欺問題を中心に議論するべきです。
マインドコントロールと政治家の影響
マインドコントロールにかかっていない場合
人間は、社会的な信用のある人物や企業の名前が出てくると、信用し、まともな集団だと思い込む性質があります。そのため、政治家がスピーチをしたり祝電を送ると、その集団をまともな集団だと思い込んで信用し、マインドコントロールにかかるきっかけを作る可能性があります
既にマインドコントロールにかかっている場合
政治家が、祝電を送ったりやスピーチをすることにより、政治家が支持しているのだから、自分たちの集団は正しい、自分のやっていることは正しいと思い込み、マインドコントロールがさらに強化される可能性があります。さらに、選挙活動に参加した場合、教団や自分たちは社会的に良いことをやっていると思い込み、さらにマインドコントロールが強化される可能性があります
政治家が統一教会に関わることは、詐欺の共犯
政治家が、詐欺師集団だと知っていながら、マインドコントロール詐欺集団に関わることは、この詐欺事件の共犯に等しく、社会的非難は免れません。しかも、見返りに選挙などでの応援を受けている模様。詐欺で利益を得ているわけですから、反社会的勢力の密接交際者です。
政権与党が詐欺集団と密接にかかわる異常性
マインドコントロール詐欺を前代未聞の規模で行っている集団と政権与党が癒着し、詐欺をしたり、その詐欺行為の利益を得ている者たちが国政を運営している。これは異常なことですよ。
おわりに
統一教会の暴走には、岸信介や児玉誉士夫、韓国の朴正煕やKCIAが関わっているといわれています。この教団、反共を掲げて勝共連合などの組織を結成しながら、霊感商法などの詐欺をやり、教祖は酒池肉林の生活を送っていたそうですね。この問題、かなり根が深い問題みたいです。