あびあと#7「きっかけ」
「あびあと」では、あびら教育プランのスタッフが日々、安平町の子どもたちやまちの方々と活動する中で、考えていることや感じていることをありのままお伝えします。
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年末ですね。いかがお過ごしですか?今回はれみれみから投稿させていただきます!
今年安平町に来て、もう2024年を締めくくると思うと、とても早い!まだまだ秋くらいなんじゃないかと思っています(北海道に秋はなかった…)
4月に安平町に来てから、いろんなことがありました!せっかくの年末なので、いろいろ振り返りながら、12/21(土)に行われたクリスマスフェスのお話しをしようと思います。
小さな経験を大事にしたい
実はれみれみ、趣味で演劇をやっています。12月の頭にとある劇団の公演に公募として出演させていただいたりしてました!
そこでとても素敵な役をいただいて、最後には主演の方とタップダンスを踏むパートをいただきました!大学の頃ダンスをやっていて、その時「タップダンスもやっておこうかな〜」と少しだけ教わっていた経験が、社会人になってからいきるとは思っていなかったです!
そのことをさらに遡ると、5歳から新体操をやっていて、動いたり踊ったりが大好きでダンスの道に進みました。そして新体操やり始めたきっかけを考えると、某教育番組を見て踊っていたことなんじゃないかなと思っています。弟がいたので、お母さんは弟につきっきり、私は必然的に先生と一緒に踊ってお手本にされていたのですが、そこで褒められてからずーっとどこでも踊っていたそうです(笑)
マンションのエレベーターの中でブリッジして怒られていた記憶はありますね…
わたしの生い立ちの話をしましたが、有名な俳優さんとタップダンスを踏むきっかけが「テレビの前で踊っていた」なの、自分でいうのもあれですが、とてもすごいと思ってるんです。
今だとただの小さい経験、経験ともよべないようなことが、いつかの何かに繋がっているんじゃないかと思って、こういう小さなことを大切にしていきたいと思っています。
そもそも大学院で建築の勉強をしていて、「なんで安平に?」「なんで教育やってるの?」と言われることもとても多いです。自分としては、新体操を初めていろいろなことを経験したこと、大学でまちづくりという分野にであったこと、全部がつながって今あびら教育プランのスタッフをやっています!そこらへんの話は、またの機会に!笑
「やってみたい万博」
そんなわたしが、企画したクリスマスフェス!無事に終了しました!
イベントの様子はインスタをご確認ください!
今回、「やってみたい万博」をテーマに、やってみたいに挑戦したり、やってみたいに触れられるような空間にしたいと思っていました。子どもの”好き”を形にする「ゆういくマルシェ」は過去1の出店者数で実施、ミニステージで演劇や演奏を披露する機会も作りました!
大人の出展もあったのですが、それぞれにわたしがお願いしたのは「子どもたちが何かにちょっと触れたり体験できるブースを」ということ。大人が楽しんで出していることに、子どもも混ざっていくという風景がとても素敵で、お願いして引き受けていただけて本当によかったと思っています。
「ゆういくマルシェ」という文化
先ほど簡単に触れましたが、ゆういくマルシェとは、
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小さな「やってみたい」に挑戦する。
そして、「できた」という達成感を味わう。
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というイベントです。中学生以下の子どもがお店やさんになり、それぞれが自分の「好き」をみんなに披露しています。個人的にゆういくマルシェ大好きで、安平へ来ることが決まった時から気になっていました。
何で大好きかって考えた時に、2つあるかなと考えています。
①自分の想いが認められる
一番はここに尽きるかなと思います。そもそも、わたし自身「楽しい!」と思い続けながら生きていきたいと思っていて、その楽しいを生み出しているのは心だから、感じたこととか感情変化が人生の中で大事だよなと思っている人間です。(だから、演劇大好きだし、映画鑑賞や表現スポーツも大好きです)
なので、ちょっとだとしても心が動いたなということを大切にして、見つけて、素敵だねをいえる世界を作りたいって思っています!
ゆういくマルシェは「好き」に挑戦して、何かしら対価をもらえる。それが、継続して行われているから「好き」に対していろんなことを考えるきっかけになると思っています。
②まちの中に存在している
大学でまちづくりの分野を学んでいたわたしとしては、まちの中にゆういくマルシェがありひらかれているという環境がとても素敵だと思っています。
限られたコミュニティでやるのではなく、まちの知らない人もお客さんとして来る。〇〇ちゃんのお母さんや学校の先生じゃない人とコミュニケーションを取れる場が存在しているのはとても重要だよなと思っています。
お店やさんをやる子にとっては非日常の中で活躍できたという体験になるし、お客さんにとっても重要なことかと思います。
最近わたしたちは「文化伝播」という言葉を使っているのですが、マルシェの場でもマルシェで輝いている人をみて子どもも大人も「憧れ」をもってくれていたら嬉しいなと思ってます!
子どもたちの「新しいポイント」
以前にもマルシェ出店をしていた子には今回、「新しいポイント考えてきてね!」と伝えていました。みんなそれぞれに前回の反省や自分の「好き」という気持ちに向き合って考えてきてくれました。その中でも2人、とても印象に残った新しいポイントがあります。
自分で課題を考えて、こうしたらいいかもを実施していっているのすごいなと思っています。そして、自分の「好き」をより尖らせているのも素敵ですよね〜
また、今年度の遊育で、いろんな人を巻き込んでやっていこうと思っていました。そこに参加してくれていた子が、親を巻き込んだり当日のお客さんを巻き込んでお店やさんをやっているのが単純に嬉しかった!!
改めてやってよかったと思います。
いろんなところにいろんなものが転がっているまち
「好き!」「それ素敵!」が溢れた世界にしたいと思い続けて走ってきた2024年でした!
(ちょうど今、保護者の方に「たくさん走ってましたね〜(笑)」といっていただきました)
本当は素敵なものや興味引くものがたくさんあるはずなのに、それに出会えない・触れられないのはもったいないよなと…だから、ちょっとしたきっかけをまちに広げていきたいと、なんとなくですが、ずーっと考えています。
こんな世界観素敵だよねを目指し続けて、いろんな壁もありましたが走り続けたなと思っています。年末年始、ゆったり過ごしてまた走り回りたいなと思っています!
ちなみに最近、裏MBTIというものを知り、再び自己診断にハマりそうになっております。れみれみのMBTIは提唱者です。裏MBTIは教祖?でした(笑)分析読んでまさにその通りだなと思ってます。気になる方はやってみてね!
それでは、良いお年を〜