家で独りごとを言う理由が分かった
私はフリーランスとして映像関係のお仕事をしている身なのですが、
今月は特に、夏に撮りためた映像を編集するため、一日中ずーっと家に缶詰で、もくもくもく仕事をしているのです。
そんな中、私気づいたのです。
めっちゃ独りごと言ってる。
しかも結構長文で。The無意識。
でも、なぜ独りごとを言う自分に気づけたかというと……ある日、お茶を飲もうと思ってキッチンに行き
「このお茶は本当に美味しい。箱買いしよう。だけど、2㍑のペットボトルを箱買いするのは、重たいし嫌だなぁ〜やめよう。ね、しゅうちゃん……あれ、?」
ね、しゅうちゃん??
飼っていた犬の名前。
わかったんだ。私はしゅうちゃんに話しかけていたんだと。家にいるのは、私1人ではなく、ヨークシャテリアのしゅうちゃんも入れて2人だった。
要するに私の独りごとは、独りごとではなく会話だった。
でも、しゅうちゃんは、先月末に17才で亡くなってしまいました。話しかけてももう存在しないしゅうちゃんから反応は返ってこない。寂しい。
この寂しさを実感するとともに、会話は独りごとになってしまったんだという事に気がついたんです。これまた寂しい。
だって、ひとりごとっておじさんみたいじゃん?
前勤めていた会社の上司が独りごとめちゃデカイ人で、いちいち自分が「そうですね〜」などと反応してたの恥ずかしかったなぁ〜なんて事を思い出した。
自分がもうちょっと年取ったら、年下に同じ思いさせちゃったら可哀想だなぁ。なんて思ったりもした。
独りごと…最近読んでる「風の谷のナウシカ」のナウシカだってめっちゃ言うし、ネガティブな捉え方だけじゃ無いんだけども、私は自分の思考が間違ってたりひねくれてたりする事が多く、それをまるごと聞かれてしまうのは、大変恥ずかしいので、気をつけようと思った。
でも、他人の独りごとを聞くのは楽しかったりする。だからみんな、独りごとをやめないで!
私はやめるけどな!(やめれるか不安)