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中小企業診断士独立記【episode5】
決断の時は人それぞれ
僕は、勝てる戦いしかしない人生を歩んできました。
正確に言うと勝てる戦いでは無く、単に「勇気」が足りない人生です。
「石橋を叩いて渡たらない」
そんな歩みです。
しかし、会社を退職した70歳を超えた先輩に、
人生の道において「決断」の時はくるのだと教わりました。
その選択が、現状維持でも現状打破でも。
絶対に勝てる戦いなどありません。
しかし、確率を高める方法はあります。
そのために、戦略なるものはあるのでしょう。人それぞれ決断の時期。そして戦略も千差万別。
コンサルがコンサルをコンサルティング
独立を志して、一番の学びは「人に話すことで考えがまとまる」ということを知ったことを身をもって実感したことです。
「自分のことは自分じゃ分からない」
本当にそう思います。
コンサルティングの醍醐味はここにあるのかもしれません。
つまりは、「思考整理支援」こそがコンサルティングの源ではないでしょうか。
でも、誰かに聞いてもらうことは、誰でもいいって訳じゃない。
「灯台下暗し」
私は、友人の中小企業診断士に支援を頼みました。
引き受けてくれた友人の顔は、もはや友人ではなく中小企業診断士そのものでした。
その安堵感や頼もしさといったら言葉に出来ません。
これが、プロフェッショナルに依頼するという価値なのだと感じました。
小手先のテクニックや本の知識では無い価値。
付加価値とは良く聞く言葉ですが、「頼もしさ」「信頼感」はそのカテゴリそのものです。
客観的な視点は非常に貴重なもの。
コンサルがコンサルを支援してくれる。そんな仲間がいる僕は幸せです。
人に会いに行く
士業の独立(スタートアップ)にはネットワークが命です。
地盤を固めるためには時間がかかります。そのため、仲間を集うことは必要不可欠。
ドラクエで訪れた「ルイーダの酒場」の記憶が蘇ります。
まずは「ルイーダの酒場」を求めて旅しよう。
人に合いに行く。
それが、奇跡的なチャンスを生み出すと感じてやみません。
人に出会う努力、すなわち、まずは行動、冒険フィールドをぐるぐる歩く。
パーティ結成
仲間がバックアップしてくれました。
「長い間、待ってたよ。でも、思ったより早かったね。」
そんな言葉、人生でかけられることあるんですね。涙が出そうです。
そして、仲間に出会えたファンファーレが脳内を巡ります。
僕のコンサルティングをしてくれる診断士の友人。
僕に仕事を依頼してくれる診断士の友人。
これから始まるRPGの大事なパーティです。