(株)オリエンタルランドの決算書

はい、本日は依頼を受けていた会社を分析します。
東京ディズニーランドでおなじみの(株)オリエンタルランドです。

コロナ禍により定員制にして来客数が減ったけど、
今年は40周年ということで波に乗っているオリエンタルランド。

入場券も増額したとか!?

昨日紹介した九州電力は値上げタイミングがズレて赤字転落から、財政も歪み自己資本比率危険水域が近づいているため増資を行うという話でした。

九州電力増資分析2|北村 悠|note

値上げの重要性を感じます。

それを行ったというオリエンタルランドはどんな財政状況になっているのでしょうか?

『夢の国』デズニーランドの『現実』を見ていきましょう(笑)

まずはいつも通り資産の部からいきます!



資産が1千2百億円増
内訳は
流動資産が8百億円増
固定資産が4百億円増
です。

ディズニーランドの流動資産ってなんでしょうね?
現金商売ってやつで資金化はすぐにされるので売掛はなさそうです。

と、見ていくと有価証券が5百億円増えています。

後でチェックしてみましょう!

固定資産はどうでしょうか?

先日ディズニーランドに行った時は、遠くの方にアナと雪の女王を作っていました。
2年ほど前、同じくオリエンタルランドの財務分析をしたときに、駐車場に新たなアトラクションを作ることが有価証券報告書に記載されていました。

その分は増えてそうです。

実際に有形固定資産は5百億円ほど増えていますね。
遊具を増やして『夢の国』に対する『現実的な』投資姿勢が見えますね!

次に負債に行ってみましょう!


負債の部は4.6百億円ほど増えました。
内訳は、
流動負債が7百億円増
固定負債が4百億円減
です。

社債を3百億円償還していますね!

続いて純資産。

7千億円増!

素晴らしいですね!

これはキャッシュフロー計算書も期待できそうです!


1千6百億円を捻出していますね!

そして次の投資活動が重要そうです!


投資活動CFは

アトラクションなどの有形固定資産への投資は昨対で減少していますね。
有価証券の取得と償還が目立っています!

やはりここは気になるところです。

続いて財務活動CF。

お金を返しましたね!

なんだか好調な気配が漂っています。

明日の分析が楽しみですね

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