自然機械ドラゴン6コスト論争 母君vs波濤
どうもドラゴン勝利数だけが強みのピュートーンのエサです。
自然機械ドラゴンのおおまかな構築論などは
他の方がたくさん書いてくださってるようなので
今回は自分の中でも永遠のテーマになりつつある
「母なる君(以下、母)と波濤のプレシオサウルス(以下、プレシオ)の枚数比」
について、落書きメモのように書いていきたいと思います。
1.それぞれの役割と強み
母の明確な役割と強みは主に2つ
●2面「確定」除去
●守護
プレシオの役割と強みは主に4つ
●ランダム2面除去
●ドロー
●ダメージソース
●スタッツ
であることはまあ使ってる皆さんならだいたい理解してらっしゃると思います。
では、この役割が今の環境デッキに対してどう刺さるか刺さらないか
それによって何枚を今はそれぞれ採用すべきなのかってのを結論にしていこうと思います。
2.それぞれ一方だけがかなり刺さる対面
母→機械ネメシス(機械エイラB)
選択不可2/4守護裏、選択強制4/2裏のベルフォメットを処理できるのは、ドラゴンでは母(かゴッコロ)しかありません。
もちろん、盤面ロックを誘って侵食の打点で勝てそうならそれでもいいのですが、基本的にベルフォメットを出してきたターンに勝てる算段がないと、一旦処理するしかありません。
また機械エイラBの大型多面除去も担えるときがあります。(6/6以上に育てられることが多く、役割としてかけるかは怪しいところがありますが)
これらはプレシオにはできない芸当です。
プレシオ→自然ネクロ
プレシオの高スタッツ自体は、面処理に長けたネクロには処理されやすいものの、束の間の幸福の存在により、刻んだ打点を要求されることが多々あります。
ティラノや、採用していればアンキロなど、ディスカギミックでダメージを与えられるこのリーダー付与が生きる場面はあるかなと思います。
母は打点を出せないので、自然Wの禁約や、少ないですがアザゼルバリアなどにも生きますね。
(母2回攻撃で進化できればかなり打点が出ますが、上手い人は、後述しますがコアの存在をきちんと認識するはずなので、成功率は高くないです。)
あと細かいところでは
プレシオから、相手の強力なフォロワーの前に7/7を立てて相手の行動や進化権を制限したり、神へのアクセスをしたり、腐った0コアを活かす、邪魔な託宣や機械を捨ててドローしてティラノの打点を増やすのを試みたり
母なら、上述したように手札が悪めなときに2回攻撃の母を投げてワンチャンス狙ったり、進化権が切れたところに出して油断させて、エンハコアをだして8点パンチ、何より守護なので、リノセウスやモノ、ライリーを止められる可能性がある
などそれぞれにしかできない動きはありますね。
3.個人的な枚数比結論
今の環境なら
母:プレシオ=2:1 or 3:0 だと思ってます。
そもそも、6コスは4枚以上積むとかなり事故るというのが個人的な感覚なので、限度は3枚までだと思っています。(ただ、これは個人のプレイスタイルによるところもあると思います。)
上に挙げた強みの多さはプレシオの方が上ですが「あれば勝てたのに」という場面の多さでは母に軍配が挙がります。
相手がリソースを注ぎ込みに注ぎ込んだ大量展開を返して侵食で粘り勝ちをする
守護で相手の疾走を1ターン耐えればワンチャンス生まれるなど
一方でプレシオはないと困る場面は皆無です。
打点刻みに関してもローラやダークジェイルで替えは効きます
要は生き残って7点カオに叩き込めた時以外は、勝敗を左右することがあまりないです。
とはいえ、デッキの潤滑剤としての能力は高いです。また、無いと困る場面が無いことから、ピン採用でも気兼ねなく神の融合素材にできます。
なので、ピン採用は非常に強いカードだと思っています。
逆に母をピンにしてしまうと、対面によっては素引きした時が本当にきつい
融合素材にはできないし、ベルフォメットやエイラの展開を返すには3コスになっていることが結構大事になってきます(母+7神をしたりなど)
なので神からドローできる期待値をあげるために、機械ネメシスが増えている今のランクマッチ環境ならプレシオ抜いて3投もありかなと思っています。BO3でもコンエルや機械ヴァンプなどが多いなら守護が欲しいですし、ミラーでも相手の神展開を返すのは母の方が上です。
ただし、刺さらない場面でもとりあえず投げて強いのはプレシオの方なので、2:1がベストという結論に落ち着きました。
4.小話
同様の論争は案内人vs極炎の2/2/2論争にも成り立つのではと最近思っています。(さらにこれにフロボやアンキロ、はたまたデュアルやパキケなども混ざって自然ドラの2コスは群雄割拠状態..)
にも関わらず絶対的位置を確立している自然2/2/2のヴェロキ様と、論争にもあがってこない機械2/2/2のバイロン様..
どこで差がついたのだろう..
おしまい