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転落事故 まとめ 2

担当の整形外科医と話した。予測より、よくなって急性期の危機は脱したようだ。
画像上は頚椎3と5が潰れていた。
すんでのところで呼吸停止、亡くなっていた。
影響が広がるとそうなるのでステロイド大量投与を勧めた。
(私が拒否った)
その後、増悪しなかったのは幸いだ。
ただ1ヶ月は頸部固定帯をつけておいてもらいたい。

翌日、頚椎の3番と5番だったかが、潰れているという言葉にこだわったので、
問いただした。
傷んだが回復するという意味はなく
もう復元しないと言われた。
その中でリハビリと工夫で何ができるようになるかしかないらしい。
一生、手足が痺れたまま、できることをして生きるのだ。

自分で調べた。

「頚椎は1番から7番まであり、それぞれ役割を分担しています。頚椎3番(C3)は、C4以下の神経を障害する「第3頸髄損傷」の原因となります。C4以下には大脳皮質からの運動指令が伝わらないため四肢麻痺を引き起こし、C4で支配されている横隔膜が麻痺すると人工呼吸器が必要になります。
また、上部3頸椎の感覚神経が痛みを伝える僧帽筋や胸鎖乳突筋の首や肩の部分の障害でも頭痛が現れることがあります。背骨や骨盤を矯正して全体のバランスを良くすると、上部頸椎の状態が改善する可能性があります。」
(引用終わり)

つまり、C4以下の神経を障害する第3頸髄損傷が辛うじて起こらなかったので、呼吸停止しなかった。
それを起こさないため、賛否両論のあるステロイド大量投与を医者は勧めたのだ。
僕は拒否ったが、第3頸髄損傷は起こらず、全身麻痺には至らなかった。

ギリギリ。

先生は不幸中の幸いと言ったが、本当はステロイド大量投与したかったようだ。

入院が決まり、病室に移る際、明日、口腔外科に歯を見てもらえるか?聞くと、
なぜ、長澤さんは歯にこだわりますか?
治療の優先順位は、動けない体にならないことですよ。
積極的治療も断りはったし。
と言った。

「背骨や骨盤を矯正して全体のバランスを良くすると、上部頸椎の状態が改善する可能性があります。」

とあるので、これができる整体師は手を挙げるか、紹介してください。

(つづく)

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長澤靖浩
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