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【書評】ULTRA JAPANの生みの親 『セカンドID - 小橋賢児』

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ULTRA JAPAN、そしてSTAR ISLANDという未知の世界を生み出した人
芸能人として地位を築き、その後はEDMイベントのクリエイティブディレクターとして新たな価値を生み出し続けている小橋賢児氏。
本書では、ここまでに至るプロセスを知ることができ、あらためてその凄さを理解することが出来る。
”勘違い”から始まった芸能人への道に始まり、芸能人生を続ける事に対して疑問を感じ、悩み、もがき苦しんだ結果、アメリカへ渡ることで新たな価値観を感じるも、帰国後に再び苦しみ…
20代から30代にかけてひたすら葛藤をした人生には、世の中で悩みを抱える同世代にとっては共感すべきことも多いのではないだろうか。

見ている景色は同じでも、捉え方次第では180度違って見える
いまあなたが見ている眼前の光景はポジティブな世界ですか?それとも絶望的な世界ですか?
同じ場所にいて、同じ時間を過ごしたとしても、人によってその景色は全く別物に見えるということが多々あるでしょう。
ネガティブな人が見る景色は、否定の世界。
どんなにポジティブな意見を投げようと本人にとっては、否定マインドのシェアが多いのだから伝わらない。
一方で、可能性しか感じていなければ、そこに広がる景色は希望そのもの。
眼前に広がる景色を見る前提として、その世界を見る上での”情報”や”未来”など期待値や改良点をふまえて見たら、ワクワクすることが少しずつ増えていくはず。

後先考えずに飛び込むことのメリット、そしてDon't Stop!
うわ、面白そう…
めっちゃ良い!
すげぇー!!
こんな感覚を得た瞬間を大切にしよう。
人生に刺激を与えるポジティブサイン。心に蓋をしてしまったら勿体ない。
でも、●●になるかもしれないし、そういえば▲▲の件もあるし、ちなみに■■に関しては…
こんなことを考え始めたらいつまで経っても何も始まらないし、一歩進んだとしても百歩ぐらい戻ってしまうかもしれません。
そんなに人生長くないんですから、思い切ってドキドキしながらもチャレンジした方が楽しいですよね。
そんな中でうまく行かなかったとしても、それは失敗とは呼ばず、次の成功へ向けた課題として捉えるマインドが醸成されることでしょう。

保証前提の人生なんてつまんないっすよね
こどもの頃の僕らは、今よりも全然アクティブで、圧倒的に笑顔の数が多くて、今ある時間をどう楽しむかを考えるチャンスで溢れていた人が大半ではないでしょうか?
でも、躊躇する瞬間が多々ある場合、まだ何かに対して心のブレーキをかけているはず。
具体的な道が見えないから、うまくいく絵が見えないから、ネガティブリスクがあるから。
挙げたらキリがありません。
考えているうちにやめたほうが良いよねっていう結論に自分自身を運んでいるだけではないでしょうか。
自分にとっての最善は心の感覚を素直に感じたほうが決断も早く、ネクストステップに進めると私は考えます。

『セカンドID - 小橋賢児』



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