【書評】僕らの分かれ道。 『ハッタリの流儀 - 堀江貴文』
ザ・ホリエモンマインド
「価格自由」で1億円以上の”お気持ち”を集めている本書は、まさに堀江貴文氏の考え方をストレートに語るシンプルなメッセージを集約しています。
本書に書かれていることは、堀江氏が常々ありとあらゆるメディアを通じて発信している、いわばあまりにも当たり前で日常的なことでありますが、おそらく地で行ける人はまだまだ少数派のはずです。
わたし自身も日々、刺激を受けながら実践を繰り返す日々ですが、あまりにも真似るべきことが多いので、中でも特に注力中の項目を挙げてみました。
これをやりたいという「旗」を立てる
SNSで情報をダダモレさせて、人間性をさらして、心を奪い、共感を得る。
これからの時代の価値は「お金持ち」より「共感持ち」の方が高くなるというのが堀江氏の見込みである。
遊びが仕事になる時代、仕事の価値がこれから5年、10年の間に大きく変わる時代に組織の一部のAさん、Bさんのままでは益々存在感が希薄になっていると言えるのではないかと個人的には感じています。
社会全体の流れが大きく変化のうねりを上げ、技術革新による僕らの生活が目に見えて変わりつつある中で、これまでの人生設計モデルに沿って安穏と生きていたらヲワコンだよなぁと思うと同時に、感覚的にそんな人生は面白くないと感じるのであれば、躊躇している暇なんか少しもないでしょう!
ハッタリをかましながら相手の心をつかむ
商談やプレゼンの場において、相手の事前情報や相手が求めているであろうことを想定しなら調べることは鉄則である。
その上で、実際に先方と話を進める上で何かを得るために、ついつい私たちは自分たちが関わることのメリットや他との比較からみた優位な点を語りがちではないでしょうか?
とくに、事前準備の段階では資料づくりを熱心にしてしまいがち、というのは非常にあるあるなことかと思います。
しかし、一番重要なのはクロージングに持っていくために、相手の心を動かすきっかけを作ること。
我々がどのような存在で、誰とどのようなことをしていて、事例としてはこのようなことがきっかけからあんなことが発見できて…
というような、ハッタリをかましながら得た情報を提供していくことで、相手にとって付き合うべき人たちだ、という認識に切り替えるためのトークが必要なのです。
豆知識の数だけ雑談トークが磨かれる
豆知識と言っても、役にも立たない小ネタを延々と語られてしまってはたまったものではありません。
商談において、こいつは面白い人間だ、と思ってもらえるようなきっかけをどれだけ散りばめることができるか、そのために普段からあらゆることに興味を持ち、情報のシャワーを浴びることでアウトプット出来る下地づくりと、SNS等やリアルの場を活用したアウトプット慣れをすることが大切でしょう。
『ハッタリの流儀 - 堀江貴文』
このマガジンは、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の会員による、ホリエモン万博およびホリエモン祭の活動をお伝えします。