百花繚乱 2021年4月25日
#百花繚乱 #華麗なる花の世界 #開館55周年記念
#山種美術館 #2021年4月25日 #牧進 #荒木十畝 #四季花鳥
何と・・・、3回目の緊急事態宣言の初日に行くという・・・。もちろん日時指定で予約していましたが、きっと休館になるだろうと諦めていたら、山種美術館は4月27日から休館とのこと。通常ならば運が良かったと言うべきですが、時節柄何とも言えませんね。
今回足を運ぶのは広尾に移転してからまだ2回目。前回は2018年の年末でした(「皇室ゆかりの美術」)。(私はJR恵比寿駅から歩くので広尾と言ってもピンときません。) 思ったよりお客さんがいらっしゃいました。他の美術館・博物館は軒並み休館ですからこちらに来られたのかな? と言うより、27日から休館だから急いで来た、というところでしょうか。
↓ 私の右手が写ってる。
改めて・・・、しみじみ・・・、日本画ですなぁ~、という感想。バカみたいですが正直な気持ち。日本家屋に飾ってピッタリ、そんな家に住みたいなぁ~、としみじみ。
美術展に行って知らない画家さんを発見するのも楽しみの一つ。今回の発見は牧進。全然知らなかった。
「初夏の頃」 牧進、1984年 紙本・彩色
「明り障子」 牧進、2004年 紙本・彩色
2作品共にメッチャ気に入りました。昔からある所謂日本画とは趣きが異なります。一見すると少し洋風な印象も持ちますが、よく見るとやっぱり日本画。色遣いにメリハリが利いていて目を惹き付けますが、くどい感じはありません。今まで見逃していたのか? 所有する図録をひっくり返して探してみようと思います。
さて、写真撮影が一作品だけ許可されていました。
「四季花鳥」 荒木十畝、1917年 絹本・彩色
4幅並ぶと壮観です。
個人的にはお花よりも美人画の方が好きです。両方並べるのがより好ましいのは言わずもがなです。今回の展覧会はテレビで紹介されたかな? 気が付かなかったらゴメンナサイ。
東京の美術館・博物館がほぼ休館となると、折角のGWどうしましょ!? 昨年に引き続きですからね。ガッカリ。
最後に、お花がテーマなので近所で咲くお花の写真を載せておきます。
「ラバテラ」(ハナアオイ、アオイ科)