チバユウスケ 献花の会
2024.01.19
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18日から前乗りして東京。
格好は自由でいいって言うから、死ぬほど憧れたチバがいつも纏ってるRUDE GALLERYと、ロックバンド観に行く時に履くDr.Martensで。
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新幹線でのトラブルありつつ、無事東京着。
タワレコ新宿で、追悼ブースを見た。
#チバの10曲 てのが今流行ってる。俺もやろうかななんて思いつつ、選べないなーと後回し。
たくさんのチバに囲まれて記念写真を撮った。場所を空けてくれた他のお客さん、ありがとうございます。
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夜は鶯谷のロックバー"叫び"さんで爆音でチバを流してもらおうと思ったけど、まさかの臨時休業。機材トラブルらしい。
せっかくの前乗りが…と思いながら、コンビニでバドワイザーを買って、ホステルにチェックイン。
ホステル、安くて良かったんだけど、チェックインに手こずった。手こずる俺を助けてくれた人が酒田在住の方で、出会いに感謝。その他北海道、高知の人とそのまま共有スペースで飲んだ。テッパンの方言話で酒田の方とタッグを組み、盛り上げた。音楽に詳しい人もいたから、自分が東京に来た理由も話した。テレビでYouTubeが見れたから、その人と朝4時くらいまで音楽流しながら音楽の話をした。
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次の日に残さないようにと水をがぶ飲みして寝たけど、結局二日酔い。
再びRUDE GALLERYを着てお台場を目指す。
新橋で乗り換え、徐々に黒い人たちが増えてくる。みんなカッコいい。そんなカッコいい人たちの頂点にチバユウスケはいる。
黒い人たちについてくとZepp Diver Cityに到着。
整列の30分以上前には着いたのに、たくさんの人。これみんなチバファン。ライブ前のあのワクワクは、ない。
一緒に並ぶ友人もフォロワーもいないので、1人で並ぶ。
そしてこの日は素晴らしい晴れ模様。青空が広がっていた。チバは本当に晴れ男だな。山形から来た人間としては、ちょっと暑いくらい。
イヤホンぶっ刺し、黙って並ぶ。
"SHINE"がランダムで流れてきて、急に涙が止まらなくなった。整然が保たれた列の中で1人カバンをゴソゴソと、バンドタオルを取り出して涙と鼻水を拭った。ハンカチもティッシュもないじゃん、と気づく。
12:00丁度、ライブハウスのロビーに降り、デジタルチケットで入場し、オレンジのガーベラを一輪貰う。ロビーにはSixteen candlesが流れている。先ほど拭った涙がまた溢れてくる。今度は周りの人も泣いてる、みんな泣いてる。
ロビーを歩くと掲示板の広告が全て外されていて、たくさんのチバの写真でいっぱいになっていた。1枚ずつゆっくり眺めたかったけど、このあと21時まで続くこの献花の会の進行の妨げをしてはならないと、足は止めずにホールの中へ。
幸い12時入場だったから、祭壇の写真のネタバレをくらうことなく、この目で初めて実物を見た。
美しかった。
真ん中に大きくチバの写真、たくさんの花。星はひとつだけ。16のキャンドル。そしてライブ仕様の絨毯とギター、スタンドマイク。そこにチバがいないことを除いてはいつも通りのステージ。
ホール内は"I was walkin' & sleepin'"が流れていた。歌詞の全てがチバに話しかけられているようだった。
自分の番が来て、献花。花を添え手を合わせた。作法もよくわからなかったけど、チバはきっとそんなこと気にしないはず。色んな感情がぐるぐると渦巻いて、ひとつも整理できなかったから、しばらく手を合わせたあと、いつものライブみたいに「チバ！！！」と叫んだ。ライブハウスでチバの名を叫ぶのは、もはや当たり前で、別に反応が欲しいとかじゃなく、当たり前だったんだけど、多分これが最後。いつも通り、もちろん返事はないけど、美しいステージに立つ写真の中のチバにはきっと届いたと思ってる。名前を叫んで、渦巻く感情を一蹴させ、最後に「ありがとう」と「だいすき」と「バイバイ」と言った。
退場しながら何度も振り返り祭壇を見た。
チバとお別れをした。
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外に出ると、まだまだすごい列で、でもよく見渡すと、献花終わりの人が隅々で泣いてた。
ダイバーシティのフードコートに座り荷物を整理してると、女性が1人相席してきた。同じく献花終わりの人で、その方はビールを持ってたから、自分も飲もうと銀だこからビールだけを買い、初めましてと共に献杯した。
チバの思い出話をたくさんして、とても楽しかった。普段のライブなら、またどこかのライブで。と別れるんだけど、多分、この人とも会うことはないんだなと思った。それがちょっと嫌だったから、Twitter交換した。
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その日の夜はもう仕事だったから、新幹線に乗って鶴岡に帰ってきた。
余韻もなく仕事が始まる俺らしい日常がすぐ始まった。
モチベーションを失ってたけど、The Birthdayは春に新曲を3曲出してくれるらしい。とっても嬉しかった。
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いただいたメモリアルフォトブックはまだ開けてない。もちろん転売する気はないけど、これどうしたらいいかな。
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一区切り、とは結局ならなかった。昨日も仕事前にYouTube見ながら泣いたし、これからもたくさん泣くと思う。チバが俺の人生だったから、自分の真ん中を通る筋が無くなっちゃったから、仕方ない。
チバのThe Birthday10周年のインタビュー記事を久しぶりに読んだ。
地続きで、毎日が何かしらのアニバーサリーで、それをやってきただけだと、10年に特にこだわりはないと。もう俺は次のアルバムをみている、と。
ちょっとだけ救われた。チバに救われ続けている。
チバにもらったたくさんの愛はまだまだ全然咀嚼しきれてないし、これから死ぬまでそれは続けていくと思う。正直聴いてない曲だってまだあるし。笑
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区切りはないね。献花は形。バイバイとは言っちゃったけど、言っちゃったけど、やっぱなし。
一生チバが好き。あなたに出会えて本当に良かった。あ、違う…、お前に会えて良かったよ心底。
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これからも俺は愛でぬりつぶすぞ。
俺の未来は青空だろ？
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I need your heart.
I love you baby.
ROLLIN’ BABY IT’S ALRIGHT!!!!!!
ありがとう チバユウスケ。
#チバユウスケ