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加藤純一は何故女性関係で炎上しないのか

はいどうも今日はあべしんです。今日はタイトルにある通り、加藤純一さんがなぜ女性関係で炎上しないのかという理由について考察していこうと思います。

加藤純一の女性関係

加藤さんは、少し前まで複数の女性関係を匂わせる発言をしていました。直近のわかりやすい出来事でいえば、

『4日間配信無かった理由【2020/09/12』

こちらの「掃除の女を全員追い出した」といった発言が有名です。

他にも、度々雑談配信などで自分の浮気をネタにしたり等など。現在は女性関係を断ったとおっしゃられているため、加藤純一は性に少し奔放というイメージを持つ人も少なくないはず。

皆さんは、ここで一つ気になった事ないでしょうか。加藤純一が全く女性関係で炎上していないという事に。最近では、アン〇ャッシュの〇部さんが不倫で謹慎になったり、過去には同じくYoutuberのはじめ〇ゃちょ―が不倫ではないにしても3股で炎上していました。

しかし、加藤純一は炎上の気配ナシ。一体、彼らと加藤純一は何が違うのでしょうか。


ロマンティック・ラブ・イデオロギー

 僕が思うに、加藤純一と他の人に違うのは「生きている価値観が違う」という事にあります。例を挙げれば、前の動画でも紹介した障害者マインクラフトです。

一般社会では障害者と扱われる人間も、加藤純一の配信では個性豊かなキャラクターに大変身します。普通の価値観では、障害者には配慮して優しくしよう!となるところですが、加藤純一の配信ではそんなことお構いなしです。一般社会とは違う空気が、加藤純一の配信では流れています。

ではこれが、何故女性関係で炎上しないのかという話になるのでしょうか。それは、いま日本で主流の、「結婚と肉体関係と恋愛は全て同じ相手としなければならない」考え方が実は単なる価値観のうちの一つに過ぎないという事につながってきます。

結婚前でも彼女がいるのに他の女性とデートしたら浮気だし、そもそも女性と付き合うという行為は必ず結婚を意識する関係ですよね。

この、結婚と肉体関係と恋愛は同一の相手のみと結ばれるべきという価値観の事を「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」と言います。この価値観は、実は近代以降に現れてきたものです。

近代以前は、必ずしも恋愛結婚ではなかったし、性行為も結婚相手とするものでは無かったりします。日本もちょっと前は、好き同士でなくともお見合い結婚をするのが当たり前でしたよね。

僕が一番言いたいのは、価値観は人によって違う、と言うように、実はこうした不貞行為についての考え方は時代や環境によってコロコロ変わりうるものなんですよね。

はじめ〇ゃちょーやアン〇ャッシュ渡〇さんは、メディア出演も多数の国民的存在です。そのため、彼らを応援している人々も当然日本における多数派の存在であり、「恋愛と結婚と性行為は同一の人と行われるべき」という普通の価値観を色濃く受けています。そのため、その価値観から逸脱するとみんなの反感を買って、大炎上してしまう事になります。

一方で加藤純一を応援する人々は、「加藤純一」という個人の下に集まってきた人たちばかりです。その人々が求めているのは、良いも悪いも加藤純一が自分のすべてをさらけ出した姿そのものです。だからこそ、「障害者も面白い」「お互い本気じゃなければ多少性に奔放でも良い」といった、加藤純一の斬新で面白い価値観が許されているのです。


性に対する考え方ひとつでも、場所が違えば何もかも変わるという事を知っておけば、人生が少し豊かになるんじゃないでしょうか。それでは。

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あべしん
いつもありがとうございます。