第13話 4月(10)

校門そばでだべりながら、日が落ちていく。
ハルナが「じゃあ」というのが合図だ。

「じゃっ!」
「うん」

 彼女は女帝になれるのだろうか。
 彼女に背を向けて帰ろうとする。

 「明日、帝国部、第一回の活動するから忘れないでね!」

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