コワすぎの思い出
それは大学2年の冬だった。
というくだりで始めようとしたが、私の大学卒業は2011年。
コワすぎ1話がでたのは、2012年とある(コワすぎパンフレットより)。
え、カッパの組合いとか大学時代の友人とみてた記憶があるぞ。。
記憶違いなんでしょうか。
……
前置きはさておき。
そんな記憶違い?で文章を書いたので、それはそのまま活かしてはじめる。
大学時代の話。
それは驚くべきことに10年以上、下手したら15年にわたる話なのである。。
あの頃は、毎週のようにレンタルショップに行き、DVDやCDを借りていた。
5本ぐらい借りてきて、3本ぶっ続けに映画を見る日とかがあった。
B級ホラーをわざと借りて、どれくらいひどいかみたりしていた。
そんななかでみつけたのが、コワすぎだった。
偶然の出会いを装いたいが、その時点でノロイ、オカルトも履修済みだったように思う。
そのときにはすでに期待感しかなかった。
どこまでこのシリーズが続くのかな。
レンタルショップでは2本ずつ作品が出ているような感じだった記憶だ。
くちさけ女の時点で、このシリーズきっとすごいところまでいくぞという予感があった。
二話の震える幽霊で、このシリーズのスケールがどこまで遠くに行けるのか期待を感じたのを覚えている。
そして三話のカッパは言わずもがな。この話でこのシリーズの大当たりが予感した。
言うまでもない四話。これで向こう側までいっちゃったという思いだった。
当時は、この話は百合っぽさありのループものだったので、まどマギ感ある!とは、私も思っていた。
ループものにしろ、百合にしろ、バトル演出においても、白石監督作品は映えるので、アニメでもいけると思う(本人SNSでそんな発言をみたような)。
四谷怪談、劇場版、最終章はこの作品の一つのエンドストーリーまで持っていたのだなと、今では感じている。
その後の超や、ワールドのエンドの描かなさは、最終章にきちんと1つのエンドがあったからではないか。
それがわたしの雑感だ。
見返す暇がないので、そこはまだ確認てきない。
そして超コワすぎの二話。
この二話の立ち位置、見方で、コワすぎワールドの見方が変わるのかなとは感じている。
個人的に、この2話の立ち位置があったからこそのワールドへの転換もあったのかなとは思う。
もう少し考察できるようではあるが。。
で今回のワールドである。
大学時代(勘違い?)から考えても、10年以上である。
そのあいだに、ニコ生でのコラボ作品もあったりして、楽しくみさせてもらっていた。
現段階では、これで終わりの可能性もあるという。
未見の方はぜひみてほしい。
白石監督作品には、ノロイ、オカルト、カルト、貞子vs伽椰子といった素晴らしい作品がいくつもある。
そちらもみてほしいが、時間があるなら、ぜひこのコワすぎもと思う。
ホラーの体裁を保ちながら、様々なエンターテイメントを提供するのがこのシリーズの良さである。
役者の方々も、これからという方々がいらっしゃるので、そういう発掘も個人的には楽しかった。
ワールドにでてきた桑名氏も、4話花子さんのときに、気になっていたが、超コワすぎ2に出演、今回ワールドでシショー役である。
シショーはまさに白石監督の手腕ならではのキャラである。マジでキター感あった。
そういう楽しみもある。
コワすぎを待ちながら、様々な白石監督作品に出会えた(個人的にはパラノーマルフェノミナンのラブホテル的なのはめちゃ好きだった)。
きっとこれからもコワすぎの新作が出る世界線にいるのだという気持ちで今はいる。