第48話 4月(45)

 何とか日の目を見た。
 自分たちが作った部活動紹介の正規のほうは無事顧問の先生に受理してもらえた。

 あまり細かな直しは入らないらしい。
 それを聞いておれと夕月先輩はほっと息をついた。

 高宮のほうは、各部活一部しか配らない「部活動誌EX」をサクサク作っていっていた。
 このペースを維持できるなら一人でできるんじゃ。 

 夕月先輩と部室に戻ったとき。 
 高宮には自分から切り出して、月曜までの締め切りを今できている分までと命令した。

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